藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

9月17日の石津浜

2007-09-17 16:52:40 | Weblog
9月中旬というのに猛暑です。
今日は8名がエントリーしました。

台風後、ネタが少なくて困っていますが、それでも少しずつ生き物がもどってきている様です。

台風の置き土産、ハタタテはこのように大群となりました。
もう少し透視度が良くなってきたら、ワイドレンズで狙ってみたい被写体です。
小さい群も何かしらの障害物があると付いています。


小さいながらハナアナゴも戻ってきました。


そして、ゴミの中から久しぶりにサンゴタツを発見しました。
被写体としての立ち姿は良かったのですが、バックがいかにもゴミで汚らしいのが残念。


他には、コウイカ、カンパチ、マトウダイ、カエルアンコウ、イラ、マゴチ、モンガラドオシ、ミノカサゴ多数、などです。

これ以上の台風直撃はやめていただきたいものです。

9月15日の石津浜

2007-09-15 20:06:24 | Weblog
先週に引き続き台風その後レポート第二段です。

11号のうねりが少し入り始めていましたが、とりあえず3人がエントリーしました。
基本的にきれいな潮が差しているのだと思いますが、-10mあたりから透視度は良くなります。

今日は少し沖に沈んでいる3つのテトラポットを目指しましたが・・・・。
一つ目は完全に砂に埋没し、目印のブイだけが中層に浮いています。
二つ目はなんとか見えていますが、かなり埋まってしまいました。
そして三つ目、-22mにもかかわらず、上に生えているヤギが出ているだけになってしまいました。
こんな深さまで海底が動いたのですねぇ。-20mでも大きな波紋が残っています。

ガラスハゼ&トガリモエビの付いていたヤギは跡形もなく無くなっていました。残念。

海底砂漠状態で生き物の姿は少ないのですが、このムレハタタテダイの群は台風のおみやげです。


珍しく、夏場にコウイカがいました。冬に現れるものと違ってサイズは小ぶりです。


あとは、大型のアカエイ、モンガラドオシ、ホタテウミヘビ、ハナアナゴ、ミノカサゴ多数、イサキ、ネンブツダイ稚魚の群。
海底が落ち着いてもう少し生物が戻ってくる事を期待するしかありませんね。



9月9日の石津浜

2007-09-09 20:43:01 | Weblog
台風直撃後、はじめての石津浜です。今日は8名がエントリーしました。

台風の波はハンパじゃなかった様で、波打ち際から堤防までの約200mの海岸が全部洗われてしまった様で、とんでもなく奥の陸上にに流木が集まっていました。

海中は、透視度が極端に悪くなっている事を心配しましたが、なんとか3m程度見えていました。
しかし、海中は-15m位までむちゃくちゃにかき回された様です。魚の居場所となっていたものは、ほとんど砂利に埋まってしまいました。
ゴロタ石も磨かれてツルツルの状態。
海藻の姿はほとんどなく、魚の数も非常に少ない状態で、海底砂漠とはまさにこの事です。

魚は相当腹が減っているのでしょう、ヒメジはエサを漁るのに夢中な様子。
そしてヒラメがネズッポに襲いかかる瞬間をキャッチ!
結局は逃げられた様ですけど。




その先で小さなアカエイが。なかなか逃げなかったのですが、やはり台風の波でお疲れ様だったのでしょうか?


浮上前には単独犯のカンパチが何度か現れました。


その他には、アオヤガラ、マダイ、モンガラドオシ、オオモンハタ、クロサギ、コンズイ、ウツボ、ネンブツダイ稚魚の群れなど。

今日は確認できませんでしたが、トガリモエビやガラスハゼはどうなったのでしょうか?来週じっくり探しに行きましょう。
元通りに生き物が戻って来るには、かなり時間がかかりそうです。

Log data
Entry 10:24
Max depth 24.1m
Ave. depth 14.6m
Dive time 45min
Visibility 3m
Wave hight 0.8m


---番外編---

昨日、焼津新港のウツボ料理が名物という「いっぷく茶屋」に行ってきました。
ウツボメニューは、タタキ、てんぷら、柳川、寿司など。
ウツボは、素人料理ではハモ以上に小骨が多くてなんともなりませんが、企業秘密だという方法で完璧に小骨を抜いてありました。(骨切りにあらず!)
味の方はさすがウナギ目の魚。アナゴにもう少し歯ごたえを加えた様な感じ。
皮のぷるぷる感がなんともいえない食感と、いい味を出しています。
こいつはオススメです!


多良間島

2007-09-06 08:51:38 | Weblog
8/24から8/27の3泊4日で多良間島に行ってきました。

朝晩の天候はでしたが、ダイビングの時間には

1日2ダイブで計4ダイブしました。



ダイビングポイントは1本目:ディープブルー 2本目:海人君のヨスジ 3本目:パナリグー 4本目:パナダイぬグー

魚は種類も豊富で、数も半端じゃなく・・・
イシガキカエルウオやミナミハコフグ、ヨスジフエダイ、ノコギリダイ、オラウータンクラブ、イソギンチャクカクレエビ、フタイロカエルウオ、クビアカハゼ、3本目にナポレオンに遭遇
あまりにも遠すぎて、見ているだけ・・・



最後にニシキリュウグウウミウシとハタタテハゼ


今回の多良間島は芸能人遭遇ツアーでもありましたよ。「舘 ひろし」さんに「安 めぐみ」さん。

本当に多良間島は最高でした、ダイビングショップの方達もとても楽しく笑いっぱなしの楽しいツアーでした。




9月2日の石津浜

2007-09-02 22:45:28 | Weblog
今日は野郎ばかりで5名がエントリーしました。
東風の波に加え、台風9号のうねりも少し入ってきて、-20mでも揺れていました。透視度も大分落ちて、5m程度しかありません。

エントリーしてすぐ、カミソリウオのペアを発見。
うねりにゆらゆらと揺られて、見事にゴミ化けしていましたよ。


今日のダイビングはこれだけで十分満足の感がありましたが、一応お決まりのコースを探索してきました。

今年のトガリモエビは人(エビ)口密度が高い様です。この写真には5尾が写っています。わかりますかねぇ。昨年はほとんど見かけなかったのですよ。


こいつはメイタガレイですが、緑色の眼がなんだかトンボの様な昆虫の複眼を思わせます。これじゃぁまるでシャコの眼です。


アオリイカの産卵床にイサキの稚魚が群れていました。その上にはネンブツダイの群れ。
濁った海中の景色としては結構良かったと思います。


他には、オオモンハタ、ムレハタタテダイ、マゴチ、ミノカサゴ、タツノイトコ、サンゴタツ(白色)、マダイ稚魚、マツダイ幼魚(水面のゴミ直下)など。

来週もカミソリウオは居てくれるでしょうか?


Log data
Entry 10:12
Max.depth 21.7m
Ave. depth 13.9m
Dive time 53min (Inclueding decompression time)
Water temp. 23℃
Visibility 3-5m
Wave hight 1.2m

9月1日の石津浜

2007-09-01 22:23:28 | Weblog
朝晩はずいぶん涼しくなりましたが、海の中は-12mまではまだまだ夏です。
しかし、Entryはたったの3名。
-12mあたりから冷たくきれいな潮が差していて、気持ち良く楽しめました。

Entryしてすぐに、最近目撃例が相次いでいる大型のアカエイに遭遇。
大迫力で我々の目前を泳ぎ去りました。


平べったい系の魚で表側(正式には有眼側と言うそうです)にひとつ目玉模様はガンゾウヒラメです。
ちなみに5つ目模様がタマガンゾウヒラメ、2-3目模様がメガレイです。



ゴミの中にタツノイトコがペアで。わかりますか?



もうひとつ、異種ペアということで、トガリモエビとガラスハゼの2shot。
最近ヤギの上はにぎやかですねえ。



その他には、タツノイトコ、マゴチ、マダイ、ムレハタタテダイ、クロサギ、オキエソ、アオヤガラ、オオモンハタ、ホシヨウジなど。
明日はうねりと東風でちょっと厳しそうです。

Log data
Entry 10:26m
Max. depth 21.4m
Ave. depth 14.2m
Dive time 52min
Vsibility 3-8m
Water temp. 21℃
Wave hight 1.2m