藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

残念なニュースです

2007-01-28 17:20:00 | Weblog
タツウミヤッコと思われたヨウジウオは、スタンダード種のホシヨウジであることが確認されました。
レア系の記録と期待しましたが、残念。トホホ。
ホシヨウジは腹に白い点があるのか特徴なのですが、砂地の写真では隠れて写りにくいため、写真だけでの判定が難しい様です。
ま、次の発見に期待しましょう。

1月28日の石津浜

2007-01-28 16:50:21 | Weblog
今日はうす曇りの天気でしたが、昨日の強風も大分収まり、おだやかな海です。
透視度も引き続き良好で、動き回る魚こそ少ないのですが、マクロ系に徹すると結構色々なものが見えてきます。
今日はちょっと深場の生き物を探しに行きました。

-21mに沈んでいるテトラポットに生えたヤギの上には、美しい貝類が付いています。

タイガースカラーのトラフケボリタカラガイ。


黄色い突起がきれいなベニキヌヅツミ。


極小サイズのツグチガイ。


なお、この色は、殻を覆っている薄い外套膜(平たく言うと貝の肉)の色です。綺麗だからといって、つついたりすると殻の中に引きこもります。くれぐれも持ち帰ろうなどと思わない様に。

砂地から生えているヤギには、大きめ(といっても3cm程度)のガラスハゼが。昨年秋にも同じ場所で見かけていますので、同じものが成長したのだろうと思います。


砂地ではコウイカが砂化けしていました。自分の居場所を作るため、砂を少し掘っていた様子です。


その他には、シロギス(水中では地味で目立ちません)、イザリウオ、タツノイトコ、サンゴタツ(マックロでかわいくないヤツ)、ホシヨウジ、ヒラメ、マエソ、コウベダルマガレイ、スナダコ、ヒメコウイカ(多分)、ハコフグなど。
コウイカの卵塊は依然として無い様です。

Log data
潜水開始 10:21
最大水深 21.6m
平均水深 14.7m
潜水時間 42min
水温 16℃
透視度 15m
波高 0.3m




1月27日の石津浜

2007-01-27 17:49:29 | Weblog
今日は南西の強風が吹いていましたが、ここの海は比較的おだやかでした。
日差しが明るく、透視度も良いので、気分上々でダイビングを楽しめました。

エントリーしたのは5名。冬の海はそれだけの価値がありますよ。

エントリー直後、アオヤガラがいました。大きくはありませんが、人なれしている??珍しくじっくりと撮影させてくれました。


先週に引き続き、タツウミヤッコが居ついてくれています。
どうやら3匹いる模様。
今日は思いっきり拡大してみました。


そしてまたまたセミホウボウ。光ってるのは***さん、じゃなくて、スレーブ発光のストロボですよ。


これは小さなコウイカ、と思ってましたが、後で調べるとボウズコウイカの様です。
これで大人のサイズだとか。(イカ・タコガイドブック参考)

ウデボソコウイカらしきコウイカもいましたが、写真は失敗。証拠なしでした。

魚はそのほかシロギス、ウツボ、マツカサウオ、コウベダルマガレイなど。
浮上間際のボラの群れもなかなかきれいでした。
Binさんがダイビング中のウミウを見かけた様です。写真に撮りたかったな。
ま、下ばっかり向いている我々の視線には入ってこなかったでしょうが。


log data
潜水開始 10:24
最大水深 20.0m
平均水深 14.2m
潜水時間 43min
水温 16℃
透視度 15m
波高 1m




1月21の石津浜

2007-01-21 17:31:31 | Weblog
今日は北東の風が結構強く、白波が立ち始めていました。
うねりではないので、底まで行けば落ち着くのですが、ドライスーツ初講習のH君にはポーター&見学にまわっていただき、3名がエントリーしました。

透視度は-5mからは10mあったのですが、曇り+表層の濁りにより、かなり暗い感じの海中散歩になりました。

生き物はどういうわけか不作です。暗くて見つからなかったため?

オオモンハタがホンソメにクリーニングしてもらっていました。
秋にはハタタテがクリーニングしていましたが、人気の美人?エステティシャンはいなくなりましたので、地味な店員さんで我慢です。

ちなみにハタはでっかい頭からいいスープが出ますよ。

撮るものないのでうーちゃんを撮ってます。
焼津港外港にうつぼのてんぷらを出す店があるそうですね。この姿ではなかなか食欲は湧きませんが。


浮上際に遠くにアオリイカが群れていました。写真ではこの程度がせいいっぱい。


他には、タツノイトコ(細すぎて魚にピントが合いません)、キンチャクダイ幼魚、オキゴンベ、キンギョハナダイ、セスジミノウミウシ、ボラの群れなど。

Exit時は波にもまれて結構大変そうな人もいましたが、なんとか無事に上陸しました。

Log data
潜水開始 10:16
最大水深 21.6m
平均水深 14.1m
潜水時間 36min
水温 16℃
透視度 10m
波高 1.5m


1月14日の石津浜

2007-01-14 18:07:55 | Weblog
晴天、無風、ぽかぽか陽気、昨日のうちに千島海溝の大地震による津波注意報は解除、コンディションは上々です。今日は7名がエントリーしました。
透視度は昨日より少し落ちて10m位ですが、水温はまたもや17℃に上昇しました。今年はどうなってんの?

また今日も、と言われそうですが、ここのところヨウジウオ科にはまってます。
黒くて30cm位あるのはヒフキヨウジ。


昨日のタツウミヤッコ?は今日もいました。顔はこんなんです。
でも、アマクサヨウジとの違いがいまいちわかりません。


そして、多分先週のものとは違うウミテング。色も少し茶色っぽく、胸鰭は欠けていません。


セスジミノウミウシはまだペアでいます。産卵は終わった?


他には、キンチャクダイ幼魚、昨日と同じセミホウボウ、コウイカ(私は見損なった!)、スジコウイカ、イザリウオ、サンゴタツ、ノコギリヨウジ、etc.

来週はガラスハゼでも探しに行きますか!

log data

潜水開始 10:37
最大水深 21.5m
平均水深 14.6m
潜水時間 48min
水温 17℃
透視度 10m
波高 0.5m




1月13日の石津浜

2007-01-13 18:50:22 | Weblog
今日は気持ちのよい冬晴れ、風も比較的おだやかで絶好の日和。
透視度も10mを超え、6人がドライスーツで快適に楽しみました。

海中は動き回る魚は少なく、マクロ系を重点的に探しました。

まず、証拠写真程度のデキですが、ノコギリヨウジ。
すぐに物陰に隠れてしまうので、写真はなかなか撮れません。


そして真っ黒なサンゴタツと思われるたっちゃん。コケの様なものまで被っていて、ほとんどゴミです。それから、きれいに撮ろうとしているのに、すぐに寝るな!


ヨウジウオ科が続きますが、多分、ちょっと珍しいタツウミヤッコ・・・って肝心の頭にピントが合ってないじゃん。明日撮り直せるかな。
ヨウジウオ系は、写真だけでの種の判定は難しいです。


浮上直前には立派なセミホウボウが。こいつはきれいでした。


その他には、マトウダイ、イザリウオ、スジコウイカ、コウイカ、などなど。
オキハギは何処へ?

Log data
潜水開始 10:23
最大水深 21.3m
平均水深 13.7m
潜水時間 44min
水温 16℃
透視度 12m
波高 0.8m



1月8日の石津浜

2007-01-08 16:42:39 | Weblog
今日は昨日に引き続き、潮回りも良く絶好のコンデイション、のはずだったのですが・・・・。
-10mまで入って、あれ?。昨日より濁ってるし流れも無い。
水温は何と17℃にまで上昇しましたが、肝心の生き物の姿がないじゃん
昨日たくさん見かけたコウイカ、アオリイカ、オキハギ、マトウダイはどこへやら。

とりあえずはヤドカリイソギンチャクを撮りました。ヤドカリは殻の奥にいるので種類は不明です。貝殻が結構大きなヤドカリでした。



昨日みかけたウミテング、今日も同じ所にいました。というより、左のヒレが欠けていてあまり移動できない様です。


そして定番のイザリウオ。「イザリ」の名称は良くないということから、新しい標準和名に変わるそうですね。今度は何になるのやら。


他にはオオモンハタ、オキゴンベ、キンギョハナダイ、マツカサウオ等がいましたが、昨日のログから今日いない生き物を消すだけでログになってしまいそうです。
コウイカが居ないのは水温が上がりすぎかも知れません。
1日でこんなに変わるもの?。海は奥深いですね。

log data
潜降開始:10:22
最大深度:21.0m
平均水深:13.7m
潜水時間:38min
水温:17℃
透視度:8m
波高:0.5m


1月7日の石津浜

2007-01-07 14:14:27 | Weblog
昨日通過した爆弾低気圧のため今日はダメ?と思いきや、強い西風のおかげで波はほとんど無くなりました。東向きに開けた海のおかげです。
強風波浪警報の中で、安心して潜りました。
しかも低気圧のおかげ?、潮回りも良くなり水温は2℃も上昇。透視度も15mあって快適に楽しめました。
ただし天気はときどきの舞う程の冬型。あがってからが寒いです。

少し流れがありましたが、おかげで生物は豊富です。

まずは、でかっ てな感じでオオウミウマ。
15cm位あるでしょう。


その横にはオニオコゼ。この姿を見ておいしそうと思うのは私だけ?
石化けしているので、手を着かないように気をつけましょう。


マトウダイは流れに逆らって泳ぐのが苦手そう。今日はくっつく位に近寄って写真が撮れました。


そしてHIROにいさんがウミテングを発見。


他には、ずっと居着いているオキハギ、コウイカが3杯、スジコウイカ、アオリイカの群れ、"ボラ"クーダ、ワカヨウジ、マツカサウオ、ミノカサゴ、キンギョハナダイ、ソラスズメ、セスジミノウミウシ、水面下ではアユの稚魚の群れ、など多数。
明日も期待できます。

log data
潜降開始:10:23
最大水深:22.1m
平均水深:14.3m
潜水時間:43min
水温:16℃
透視度:15m
波高:0.8m




1月4日の石津浜

2007-01-04 15:37:53 | Weblog
今日は北東の風が吹きも1~1.5mの波がありましたが、なんとかエントリーできました。
表層は波のせいで少し濁っていましたが、5m以下では透視度8m程度ありました。ただし水温は14℃です。

魚の数はずいぶん減りましたが、水がきれいな分きれいに見えて得した気分になれます。

ミノカサゴはあまり動きませんが、低水温で参っている様子はありません。


ついにコウイカが現れました。石化けを決め込んでいましたが、見つかるとゆっくりと逃げていきました。


モミジガイが増えてきましたが、よくよく見るとヒトデヤドリニナが付いています。虫眼鏡で拡大してやっと写る程度の大きさですよ。


そして、小さなハオコゼかと思ったら、フサカサゴの幼魚の様です。


そのほかには、真っ黒いサンゴタツ、タツノイトコ、カワヨウジ、セスジミノウミウシ、キンギョハナダイ等を見る事ができました。
ハタタテは全滅した様です。オオモンハタもどこかへ移動?

次回はコウイカの卵塊でも探しましょうかね。