藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

4月20日の石津浜

2008-04-20 16:48:45 | Weblog
今日は初夏を思わせるような暑さで、ドライスーツでの陸上歩行は汗だくとなってしまいました。
海のほうは、昨日より表層の濁りが強くなりましたが、-10mからは意外なほどに澄んだ潮が差していて、雲の下を泳ぐような感じです。

今日はタカクラタツを探しに行きましたが、既に姿は無し。
最大水深のところでシュスツヅミを撮ってきました。


魚の姿は少なかったのですが、スナイソギンチャクのすぐ横でこのメイタガレイを発見。ちなみに目の前のひも状のものはイソギンチャクではなくクモヒトデです。


これは小さくてうまく撮れませんでしたが、サクラミノウミウシと思われます。


浮上途中でこれまた小さなサンゴタツを発見。ビデオライトが気に入らなくて逃げていきました・・・。


ミズヒキガニはまだ多数いますが、サギフエは最近見かけません。
水温が上がってきましたのでこれから何が現れるか楽しみです。

Log data

Entry 10:28
Max. depth 20.0m
Ave. depth 14.5m
Dive time 43min
Water temp. 18℃
Visibility 0~10m:1m,-10m~:8m
Wave hight 1.0m

4月19日の石津浜

2008-04-20 06:35:18 | Weblog
低気圧通過翌日で、雨の濁りとうねりが心配でしたが、意外なほどに透視度が良く、「潜ってよかった」と思う海でした。本日は4名がエントリー。

春の大潮のせいか、少し流れがありましたが、今日はハタ類の稚魚を多く見かけました。
これは久々のイヤゴハタです。越冬できずに死んでしまったと思っていましたが、石の間でじっとしていたのだろうと思います。

他にはマハタの幼魚を多く見かけましたが、オオモンハタの稚魚は極端に少ない様です。オオモンハタのほうが南方系ということなのでしょう。

石津浜名物?マトウダイの幼魚です。動かなければゴミだと思って見過ごしてしまうところでした。


砂泥底をゆっくり動いていたのはカラスキセワタです。
ここで見るのは初めてかも知れません。ウミウシ系の少ない石津浜では貴重な存在です。


他には、ボラの大群、マツカサウオ、タツノイトコ、カエルアンコウ黄色チビ、ミズクラゲとハナビラウオ?らしき魚などでした。
ミズクラゲに頭突きを食らわせたところ、なぜかオデコがひりひりしてきました。
やっぱりそれなりの刺胞毒は持っているのだろうか。

Log data

Entry 10:30
Max. depth 22.4m
Ave. depth 14.6m
Dive time 45min
Water temp. 16℃
Visibility 5m
Wave hight 1.0m



4月12日 大瀬崎レポート

2008-04-13 17:18:06 | Weblog
今日は3名でこぢんまりと大瀬崎に行ってきました。

全国的に春の穏やかな日和、なのに沼津は局地的な前線の影響とやらで曇り。到着前には雨まで降り出す始末です。誰かの行いが???。

暗い空の下、1本目は外海に入りました。
いつもの春の光景ですが、-15mあたりまではヒロメやフクロノリといった海藻が生い茂り、1月とは違った光景になっています。
ゴロタ石が絶えず動く石津浜では海藻が定着しないので、こんな光景はお目にかかれません。


海藻の生えない-20mではいつもの光景が広がっていました。
プランクトン状の浮遊物が多く、透視度は大瀬にしてはイマイチ。


マクロ系でガラスハゼやウミウシを探しながらゆっくり移動。
これはトラフケボリダカラガイ。他には、テンロクケボリガイ等も。


浮上してくるといつの間にか晴れてきて、浅場はきれいに光が差していました。



Log data

Entry 10:17
Max. depth 23.3m
Ave. depth 14.4m
Dive time 43min
Water temp. 15℃
Visibility 8m
Wave hight 0.5m


2本目は先端へ。
いつもとはエントリーポイントを先端の一番先に替えてみました。
人の入りが少ないためか、トサカやウミウチワの類が多く残っている様です。

今日一番のネタはこれ。カサゴ eats イソカサゴ。イソカサゴの方は観念した様子ですが、まだ口をパクパクさせていました。
カサゴの方も獲物を逃がしてはなるものか、と近寄っても逃げようとしません。


頭上を何度か春の魚、キビナゴの群が通過しました。お土産屋に子持ちの干物が並ぶ頃です。


ミヤコウミウシ、サラサウミウシ、ガーベラミノウミウシ等、ウミウシもいくつか。


魚系では、ウイゴンベ(ビデオ撮影失敗)、クロダイ、ウミスズメ、オオモンハタ等。

Log data

Entry 13:59
Max. depth 20.6
Ave. depth 14.3
Dive time 42
Water temp. 15
Visibility 10
Wave hight 0.3

4月6日の石津浜

2008-04-06 22:48:24 | Weblog
本日は恒例の海開き、オープンザシー(社長のギャグ、さむっ!)。

タンクはサービスだったのですが、エントリーは4名の寂しい海開きとなりました。

海のほうは、昨日以上の春にごりで、-20mではライトが必要な位に暗くなりました。

暗いせいなのか、いつもは上手に逃げ回るサギフエがいいモデルになってくれました。サギフエのシーズンもそろそろ終わりです。


こちらは冬を越したオオモンハタ。かなり大きくなりました。
秋に沢山見かけたハタ類の稚魚はほとんどいなくなりましたが、このサイズになると越冬できるようです。


ヤリイカの卵は大分発生が進んで、目がはっきり見えています。ハッチアウト間近のようです。
そういえば、今日は今シーズン生まれたと思われるコウイカのチビも見かけました。


その他は、ホシヨウジ、ヒフキヨウジ、タツノイトコ、サンゴタツの白バージョン、マゴチ、メイタガレイ、ミズヒキガニ、スジコウイカなどでした。
しばらくはこの濁り、覚悟せねばなりませんね。

4月5日の石津浜

2008-04-05 22:56:37 | Weblog
春の陽気に誘われて・・・って、でもまだドライスーツじゃないと耐えられない水温(14℃)なので、なかなか参加人数が増えません。
今日は波は無かったものの透視度はいまいちの3m程度でした。

生き物は、大分にぎやかになってきました。
今日のスターは、妙に人なつっこいマトウダイ。
どんなに近寄っても噛み付きませんよー。


タカクラタツはまだ健在です。スタイルも居場所も抜群。


ヒドロ虫に付いているウミウシは、フジエラミノウミウシ?、小さすぎて判別はできませんけど。


他には、コウイカの♂♀、シマイサキがのどに詰まって死んだ?ダイナンウミヘビ、パフパフ動き回るミノガイなどでした。

Log data
Entry 10:19
Max depth 20.0m
Ave. depth 13.9m
dive time 55min(decomp 6-3m 5min)
Water temp. 14℃
Visibility 3m
Wave hight 0.5m