藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

2月21日の石津浜・・・小潮、満潮、??流れ

2010-02-21 16:37:05 | Weblog
昨日より日差しは弱くなりましたが、引き続きおだやかな海でした。
透視度は少し落ちましたが、小潮の潮どまり時刻なのに予想外の流れがあり、目的地を変更したほどです。
流れに乗ると、ゆるやかなドリフトダイビングが楽しめました。


流れの陰に隠れてゆらゆら揺れていたセスジミノウミウシ。


ちょっと深かったですが、大きめのコウイカがペアで現れました。
今日はこれだけで十分満足かも。
テナガコウイカも現れましたが、そそくさと逃げてゆきました。


今冬はちらほら出現しているアカタマガシラです。
先週はメイチダイと仲良く泳いでいましたが、今日は単独。
流れがきついのか、一生懸命泳いでいました。

流れのせいなのか、ガラスハゼが全く見当たりませんでした。
隠れる場所があるのでしょうか?
他には、オキゴンベ、メイタガレイ、ヒフキヨウジ、シュスツヅミガイ、波打ち際のシラスアユなどでした。
5m付近でワカメ等の海藻が成長しています。
大荒れしなければ、海藻の林程度になるはず、です。

Log note

Entry 10:16
Max depth. 24.8m
Ave. depth 15.3m
Dive time 42min
Water temp. 14℃
Visibility 10m
Wave 0.8m

2月20日の石津浜・・・透視度抜群なれど

2010-02-21 16:17:21 | Weblog
今日は風もなく日差しもあって穏やかな日和になりました。
全装備での陸上移動は汗が出るほどです。

透視度は15m以上、石津浜としては最高レベル。
小潮回りのせいもあって、残念ながら生き物の姿はさみしい限り。



そんな中で唯一元気だったのが小型のコウイカ類です。
スジコウイカ、ヒメコウイカ?、テナガコウイカが混合で群れていました。
左の2杯がテナガコウイカ、右はスジコウイカと思われます。
テナガコウイカは遠目にも腕の長さが際立っています。
人間に例えると、六尺ふんどしを流して泳いでる様なもの。



目立ちすぎるメイタガレイの稚魚。
別に白化個体というわけでもなく、たいていはこの色です。
体表の色素はごくわずかに点になって散らばっているだけ。
こんなのでよくぞ食われずに生きながらえているものだと感心させられます。


ホソウミヤッコ、今日はドアップで狙ってみました。
ゴロタで見かけることが多いのですが、今日は砂の上。


他には、ボラの群れ、オオモンハタ、アカハタ、キンギョハナダイ、サクラダイ、イソバナカクレエビ、オキゴンベ、生まれたばかりのヤリイカなどでした。


Log note

Entry 10:18
Max depth. 22.8m
Ave. depth 14.4m
Dive time 50min
Water temp. 14℃
Visibility 15m
Wave 0.5m

2月14日の石津浜・・・サギフエ最盛期

2010-02-14 15:52:58 | Weblog

今日は少し東風がありましたが、天気は上々。
大潮周りの干潮なので、普段より少し深いところへ行ってみました。
その割に成果はありませんでしたが・・・。



サギフエは複数見つけることができました。
年によっては群れになっていることもあるのですが、今シーズンは単独でバラけて、のパターンです。
同じヤギのそばにサギフエ、ヤギの上にはガラスハゼというパターンも。


久しぶりにタツノイトコを発見できました。
これから流れ藻が増えるともっと数が増えると思います。


今日は他の生き物がイマイチ。コウイカ類もちっこいの2杯を見かけただけです。
水温をみるとなんと12℃。
元気のいい生き物はいないわけだねー。


他には、シュスツヅミガイ、イソギンチャクマルガザミ、スジコウイカ、小アオリイカ、エソといったところ。
キアンコウやーい、です。

Log note

Entry 10:16
Max depth. 23.9m
Ave. depth 15.7m
Dive time 44min
Water temp. 12℃
Visibility 5m
Wave hight 0.8m

2月13日・・・雨と湯けむりの富戸

2010-02-14 15:16:18 | Weblog
今日はスキューバプロショップ富戸店のカナさんにお願いして、東伊豆・富戸の海を案内していただきました。
タイトルは土曜サスペンス劇場、でもなんでもなく、気温の低い雨の中で温泉丸から上がる湯気が印象に残ったためです。

昨日、富戸は東風のため全面潜水禁止だったため、波が心配されましたが、今日は多少穏やかになり、港の防波堤の影になるヨコバマになんとかエントリーすることができました。

1本目は、岩礁伝いに東南方向へ。



これから案内しまーす、の図。

波の割には比較的透視度が良く、ライトに浮かび上がるキンギョハナダイの群れをを見ながら移動。



岩のカイメンと化していたベニカエルアンコウです。
ガイドがないと見つかりそうもありませんな。


ハナオトメウミウシやガラスハゼを見ながら、フリソデエビポイントへ・・・・残念、いなかったようです。


復路はキミシグレカクレエビ、キイロイボウミウシ、アオリイカの編隊、イセエビ、イタチウオの背中、カザリイソギンチャクエビを見ながら浅場へ。


いまどきにしては珍しいミナミハコフグが岩の陰でちょこまか動き回っていました。

波にちょっとビビりながらも手すりとスロープのおかげで無事Exit.。


Log note

Entry 10:16
Max depth. 27.2m
Ave. depth 14.5m
Dive time 51min
Water temp. 14℃
Visibility 13m~20m
Wave hight 1.5m


2本目は、砂地をたどってミジンベニハゼポイントへ。


砂地のハナアナゴにちょっかいを出し、大勢の人にに囲まれる小さなサギフエを見つつ移動。
うーん、石津浜では最近遭遇率100%。結構ありがたい事なんですねー。


ヨコバマでこんな大きいのは珍しい、というセミホウボウを発見。
動きはのっそりとしていました。


お目当てのミジンちゃんは小瓶の中にペア。
石津浜でたまーに見るものよりだいぶサイズが大きく、きちんとハゼしてます。
これから産卵???


復路は、アカホシカクレエビ、ウミスズメ×2、小さいコウイカの仲間、など。


Exit直前にはオオサルパらしきものが中層を漂っていました。

富戸は2度目となりますが、こんな時期にもいろいろな生き物がいて、砂地と岩場が同時に楽しめるポイントです。
また行きましょう。


Log note

Entry 12:22
Max depth. 25.9m
Ave. depth 14.5m
Dive time 50min
Water temp. 14℃
Visibility 15m~20m
Wave hight 1.5m

2月7日の石津浜・・・イカ天

2010-02-07 18:15:19 | Weblog
昨日の強風は少し収まりましたが、依然として真冬状態の海です。
今日も波もなく、コンディションは上々、エントリー2名の寂しさ。


陸上も視界抜群となり、対岸伊豆半島・西天城高原牧場の積雪が見えます。
遠くには神津島まで見えていました。


「キアンコウキアンコウ」と念仏を唱えながら昨日とは違うコースを移動しましたが、そう簡単に出てくれるものではありませんねー。



昨日は素早く逃げられたサギフエ、今日はきちんとモデルになってくれました。



それにしても、小型のコウイカ類が多いです。
スジコウイカ、ヒメコウイカ、ボウズコウイカ、サガミコウイカなどがいるものと思うのですが、イカタコガイドブックを見てもなかなか判別ができません。
テナガコウイカらしき個体も見かけました。


これだけ集まっているのですから当然卵を産んでます。
こんな卵塊をあちこちに見ることができます。
で、お母さんはどなた???

先週ハクセンアカホシカクレエビの情報がありましたが、今日はどこかに移動していました。
他には、ボラの群れ、ミズヒキガニ、フウセンウミウシ多数、オキゴンベ、オオモンハタ、モンガラドオシ、イソバナカクレエビなどでした。


Log note
Entry 10:15
Max. depth -25.3m
Ave. depth -15.5m
Dive time 40min
Visibility 12m
Water temp. 13℃


2月6日の石津浜・・・真冬に戻りました

2010-02-07 12:31:01 | Weblog
温かい静岡県とはいえ、今日は西風が猛烈に吹き、さすがに浜には我々ダイバーしかいません。
石津浜のセオリーどうり、透視度はこの冬一番となりました。

今日はガラスハゼとサギフエに会いに、ミーチーグーポイントに。
サギフエは残念ながら1尾のみ。



ガラスハゼはあちこちのヤギについています。


ここでは成魚もあまり見ませんが、タカッパの幼魚を見つけました。


最近多いのがコウイカの仲間。
これはヒメコウイカ??。


いまいち生物の種類がすくなかったですが、きれいな海を楽しんできました。