藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

2008年11月29日の石津浜

2008-11-30 22:14:52 | Weblog
今日はFMD創業以来の珍事、何と伊東(富戸)からのお客様が7名も!

んなわけで、がんばって殺風景な海底を何とか面白く、を心がけて皆様をご案内することになりました。

エントリーしてすぐ、皆様モンガラドウシが気に入られた様子。
我々は写真にも撮らない生き物ですが、お客様のホームグラウンドである富戸にはあんまりいないんでしょうか?

正しく?ウツボについているクリアクリーナーシュリンプがいました。
なんとか気付いていただけた様です。


オオモンハタやマツカサウオ、オトヒメエビ等をご紹介しながら浮上ポイントへ。今日はホウボウがお出ましになりましたよ。


ムレハタタテダイ、放流マダイの群などを見ながら-5mまで来てから安全停止。
カエルアンコウ、コノハミドリガイはいましたが、カミソリウオには出会えずに終わりました。



11月16日 アカいスジのカクレエビ

2008-11-16 15:33:04 | Weblog
無風の穏やかな海でしたが、冷たい雨となりました。

こんな天気の中、がんばって6名がエントリー、内2名はウエットスーツでした。
水温は20℃あるので、潜っている間は全く平気だった様です。

今日は昨日に引き続き虫眼鏡を持ってアカスジカクレエビの集団へ。
この写真なら「アカスジ」の意味が良くわかってもらえると思います。
このポイントのヤギには鈴なり状態が3週間続いています。


同じ場所で孤独なミツボシクロスズメを発見。
イソギンチャクも無く、居心地悪そう。


浮上前の安全停止でまたもやカミソリウオを発見しました。
見つけるコツは、-5m程度のいかにもごみのたまりそうな場所を水平に移動してゆく事ですね。
今日は波が穏やかなため揺れ方は小さかったのですが、それでも見事にゴミ化けしていました。


他には、アカタマガシラ幼魚、マダイ、ガラスハゼ、オキゴンベ、トケチョウチョウウオ、コウイカ、シュスツヅミガイ、イソバナカクレエビなどが見られています。


11/16
Log data

Entry 10:30
Max. depth 21.0m
Ave. depth 13.6m
Dive time 44min
Water temp. 20℃
Visibility 5m
Wave hight 1.0m

11月15日の石津浜

2008-11-15 23:22:09 | Weblog
今日はちとトラブルがありまして、写真中心で参ります。

セスジミノウミウシが出始めました。
そろそろ冬だなあ、という感覚です。


クリアクリーナーシュリンプ、なんとかクリアな画をものにしたいと思ったので、虫眼鏡マクロで撮影しました。
これなら額角の赤白模様がちゃんとわかりますね?
はさみを左右シンクロさせて揺り動かしていました。
沖縄風の踊り方ということにしておきましょう。


トゲチョウチョウウオ幼魚とサクラダイ幼魚を同ショットで。
サクラダイは沢山いますが、こうやって見るとトゲッチョよりきれいかも。


他には、カエルアンコウ、オオモンハタ、アカハタ、ウミテング、マツカサウオ、ハナミノカサゴ、マダイなどでした。

11月9日 新記録種

2008-11-09 18:21:36 | Weblog
今日は北東の風が吹いて波立っている上に、冷たい雨がぱらつく生憎の天気でしたが、元気の良い12名がエントリーしました。
(ウエットスーツを脱いでからの寒さを知らなかっただけという話もありますが
海中は昨日に引き続き、暗い中にも見るもの盛りだくさん、となりました。

まず、ここでは初記録となるアカタマガシラの幼魚です。
比較的深いところにいる魚で、結構なマル珍さんですが、地味なのであまり注目されてない様で・・・


小型のオキエソがハナハゼの食事中。
エソは大きすぎて飲み込みきれず、ハナハゼはなんとか逃れようと必死に暴れますが、エソのほうも逃すまいと必死でした。
数分見ていましたが、結末まで見届ける時間なくその場を立ち去りました。


-25mで見つけたドフライニアシュリンプと思われるエビ。
近くにキタマクラが2尾いましたが、クリーニングしてもらうつもりだったのでしょうか?


誰かさんが隠れ家からウツボを追い出したところに現れた、おそらくクリアクリーナーシュリンプです。
ソリハシコモンエビと思っていたのもこいつだったかも知れません。
額の角の色が先端から赤白赤となっているのがクリアクリーナーシュリンプ、白赤白がベンテンコモンエビなのだそうで、このサイズに成長してやっと確認できました。


ハタタテの群もまだまだ元気。18℃までは大丈夫かな。


安全停止中は今日もカミソリウオ。昨日のものより白っぽい色をしています。
今年はカミソリウオの当たり年ですね。


他には、トゲチヨウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、ヒラニザ、オオモンハタ、イヤゴハタ、クエ、ウミテング、ワカヨウジ、ホウボウ、アオリイカ、セスジミノウミウシ、など、もう一本入りたいくらいの内容でした。

11/9
Log data

Entry 10:31
Max. depth 25.8m
Ave. depth 15.1m
Dive time 57min(-5m 8min)
Water temp. 20℃
Visibility 5m
Wave hight 1.5m

11月8日-今年最高の1本かも!

2008-11-08 20:53:42 | Weblog
ろそろ陸上は秋から冬へ。
海の方は水温はまだ高いのですが、上がってからが寒いので今日からドライスーツに変更です。
(ドライスーツに気をとられて、BCを忘れました・・・・・)

今日は今年最高の1本だったかも!
いつもの倍の写真で報告します。

潜行してまもなく、カンパチの群に囲まれました。全長40cm位でしょうか。
泡の音に誘われて偵察にやってきて「なーんだ、エサないのか」って感じでハイサヨナラでした。


次に現れたのは逃げないマトウダイ。
ここまでのドアップはなかなか撮れませんよ。
初めて気付きましたが、目に独特の模様があるんですね。


これは白から黄色くなったシュスツヅミガイ?、紅から黄色くなったベニキヌツヅミガイ?
個人的には同じ種類の貝が、居場所により色を変えていると思ってます。


オトナでも超ミニサイズのイソバナカクレエビです。
紫色のヤギには紫色の個体が付いているようです。
今年はやたらと白いヤギが増えていて、白、または透明なヤツが付いています。


安全停止中にコノハミドリガイを見つけました。
台風が来ないとこんなところにもウミウシ類がいるんですね。


そして、狙って見つけたカミソリウオです。
浅場の、ゴミのたまっているような場所に居ました。
波があったせいで撮影は大変でしたが、なんとかものにできてニンマリ、しました。



他にも、スジコウイカ、アカスジカクレエビ、キンチャクダイ、オオモンハタ、ガラスハゼ、マツカサウオ、ミギマキ、ササハゼ、

クロイトハゼ、などなど。
暗くてビデオライトが必要でしたが、今年一番の1本でした!。


11/8
Log data

Entry 10:33
Max. depth 20.6m
Ave. depth 13.6m
Dive time 54min
Water temp. 21℃
Visibility 5m
Wave hight 1.2m

11月3日 マクロ三昧+マル珍

2008-11-03 17:18:00 | Weblog
本日天気は下り坂、少々雨もぱらつく寒い一日となりました。
海中はまだ21℃なので寒くはありませんが、上がってからウエットスーツを脱ぐと寒い寒い。
透視度もいまいち落ちて、ビデオライトを付けっぱなしでもぐりました。

久しぶりに大きなセミホウボウに遭遇、このほかに5センチ程度の小さいヤツと本家のホウボウも見かけました。


こいつはまだ見るのは2回目のマル珍さん、ウナギギンポです。
内湾の暗い泥の海を好むんだとかで、今日は暗いのでお出ましになったのでしょう。


サイズは超ミニですが、これも久々のアカホシクレエビです。2尾いました。
ビデオ画像では体を左右にスイングする様子がばっちり写ってます。

実体顕微鏡が必要な位小さいですが、アカスジカクレエビ、イソバナカクレエビもいて、甲殻類のハイシーズン、てな感じです。


他には、キンチャクダイ、ヒラメ、カミソリウオ、タツノイトコ、カエルアンコウ、マゴチ、オオモンハタ、ノコギリヨウジ、シュスツヅミガイ、ガラスハゼなどなど、マクロ系充実の一本でした。


11/3
Log data

Entry 10:17
Max. depth 20.5m
Ave. depth 13.7m
Dive time 55min
Water temp. 21℃
Visibility 5m
Wave hight 0.3m

11月2日の石津浜

2008-11-03 08:15:22 | Weblog
強い西風が吹き始めました。木枯らし1号?
おかげで石津浜はベタ凪です。
しかし、寒いと思ったら皆さん出足が鈍りますね。本日エントリーは8名でした。

今年はチョウチョウウオの仲間は少ないような気がします。
台風が来ないため?


黄色が目立つモンツキハギはまだ健在でしたが、カメラには収まってくれませんでした。
代わりに、ちょい珍でヒラニザ幼魚を見つける事ができました。
ちょこまか動き回る、かわいいヤツです。


ハタタテの群は数が増えた様な感じです。
11月中旬までは楽しませてくれそうです。



他に、テングチョウチョウウオ幼魚、シマヒメヤマノカミ、ハナミノカサゴ、ミノカサゴ、コロダイ、マダイ、オオモンハタ、ウミテング、ホタテウミヘビ、サクラダイ幼魚群、ソラスズメ多数、ゴマウミヘビ、ヒラメ、ハチ、マゴチ、オトヒメエビ、等でした。


11/2
Log data

Entry 10:17
Max. depth 21.9m
Ave. depth 13.7m
Dive time 46min
Water temp. 21℃
Visibility 5m
Wave hight 1.0m

11月1日カンパチ現る

2008-11-02 07:34:27 | Weblog
陸上はひんやりとしてすっかり秋の風情ですが、海の中はしばらくは夏の続きを楽しめます。
今日は、若干西風が吹いているせいで透視度も良くなった中、5名がエントリーしました。

今年は結局台風が来なかったせいで海底が落ち着いており、ゴロタを棲みかとする魚の数も多いようです。
特に目立つのがサクラダイの稚魚。
ここではあまり見かけない魚ですが、このまま群で大きくなってくれるとうれしいですね。


砂地を一生懸命移動していた、つめの先ほどのコモンウミウシです。
砂地ではエサも無さそうですし、居心地悪そうです。


浮上途中にカンパチの群に囲まれました。
2~3周回ってハイさようなら。
こっちが偵察されていた感じです。



他に、カエルアンコウ、テングチョウチョウウオ幼魚、トゲチョウチョウウオ幼魚、シマミメヤマノカミ、ハナミノカサゴ、ミノカサゴ、コロダイ、スジコウイカ、ムレハタタテダイ、マダイ群、オオモンハタ、イヤゴハタ、ソリハシコモンエビ、等でした。


11/1
Log data

Entry 10:29
Max. depth 24.8m
Ave. depth 14.2m
Dive time 46min
Water temp. 21℃
Visibility 8m
Wave hight 1.0m