藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

2月15日の石津浜・・・クルマダイ

2009-02-15 16:06:29 | Weblog
2日連続で陸上は4月の陽気と大量の花粉で完全に春でした。
これだけ花粉が多いと、薬を飲んでぼーっとしつつも、耳抜きの調子はイマイチになってきます。

今日は昨日のキアンコウを目当てにワイドレンズを準備してエントリーしましたが・・・・・。
腹が減ったのに獲物がいないためなのか?、深海へお帰りになったようです。
結局いつものマクロ系にチェンジ。

立派なスナイソギンチャクの根元に、イソギンチャクマルガザミが隠れていました。
撮影困難な場合が多いのですが、今日のはうまい具合に触手の間から光を当てて撮る事ができました。


セミホウボウとセトミノカサゴはここ2月ほど常連といった感じです。
カメラマンに追われるセミホウボウの様子をワイドマクロで表現してみました。


バデイに深いほうへと呼ばれたので行ってみると、クルマダイの幼魚でした。
先週から同じ場所に付いている模様です。
それにしても、この少女マンガ並みの目の大きさはどうよ!
目に星でも入れてやりますか。



他には、ハナミノカサゴ、ミノカサゴ、オオモンハタ、サクラダイ、ヒイラギの大群、シュスツヅミガイ、オトヒメエビ、ヒフキヨウジ、等が観察できました。


2/15
Log data

Entry 10:24
Max. depth 24.2m
Ave. depth 15.5m
Dive time 32min
Water temp. 14℃
Visibility 5m
Wave hight 1.2m

2月14日の石津浜・・・キアンコウ

2009-02-14 18:39:30 | Weblog
低気圧と寒冷前線の通過により昨晩は大荒れ。
午前中はまだうねりが高かったので、今日は午後からのエントリーとしました。
最高気温は25℃。ドライスーツを着ての陸上移動で汗をかくのに、水温は相変わらず14℃で、入ってから寒い思いをしました。
うねりはまだ残っており、Exit時にパフォーマンス?を披露してくれた方もいましたが、-15mからは比較的安定していした。

今日はなんといってもこれ、1mクラスのキアンコウです!!



あまりの大きさと、少し濁っていたせいもあって、ビデオの標準レンズでは全体像を入れる事ができません。
フィンを横においてみました。このフィンはスプリングのストラップも合わせると全長63cmあります。


触っても逃げようとはしません。
じっくりとマクロ撮影させていただきました。
目にはなにやら寄生虫らしきものが付いていました。


大興奮の後は、並みの生き物は「またか」という感じ。
最近数が増えているウミテングを撮ってみました。



他には、セトミノカサゴ、ハナミノカサゴ、ミノカサゴ、セミホウボウ、オオモンハタ、コガネスズメダイ、サクラダイ、ボラの群、シュスツヅミガイ、オトヒメエビ、等が観察できました。

明日もキアンコウ、いてくれないかな?
ワイドレンズ持って行こうっと。


2月8日の石津浜・・・コガネスズメダイ

2009-02-08 16:53:17 | Weblog
日差しに春を感じますが、海の中はこれから最低水温となる季節です。
昨日から吹いた西風のおかげで、透視度は良くなり、日差しもあって明るい海中となりました。

今日も-15mでじんだべらの大群がお出迎えです。
写真は、というと、やはり魚が小さくてうまく撮影できません。(本当はウデのせいです)
そのじんだべらを狙っているのかどうかは判りませんが、海底には結構大きなヒラメが鎮座していました。


昨日とは別のカラスキセワタガイ、少しずつ取り付くシロアザミヤギを変えているハクセンアカホシカクレエビなどを見ながら移動。
セトミノカサゴ、セミホウボウ、共に2個体を観察できました。
やはりセトミノはこのアングルからのものが一番です。


ゴロタの斜面には、この時期ひときわ目立つコガネスズメダイが1尾。
伊豆では極普通の魚ですが、このままここで越冬してくれそうですね。


他には、オオモンハタ、マトウダイ、ウミテング(3)、タツノイトコ、マツカサウオ、シマヒメヤマノカミ、ハナミノカサゴ、アメフラシ多数、コノハミドリガイ、メジロダコ、などを観察できました。


Log data

Entry 10:17
Max. depth26.6m
Ave. depth 15.8m
Dive time 48min
Water temp. 14℃
Visibility 8m
Wave hight 0.5m

2月7日の石津浜・・・カラスキセワタガイ

2009-02-08 16:47:25 | Weblog
今日は冷たい北風の吹く1日で、エントリーしたのもわずかに2名の寂しい海となりました。
海の中も少し濁りと流れがあった割に魚の姿はまばらでした。

海底についてまもなく、ヒイラギ(焼津名じんだべら)の大群がやってきましたが、割と臆病な魚で、近寄っての撮影をさせてくれません。

砂が妙に盛り上がっていたのでつついてみると、カラスキセワタガイが出てきました。
流れに乗って、コロコロと転がっていきます。(チト、かわいそうなことをしました)
そのままヒフキヨウジの上を乗り越えていきました。


テトラポットの側面には、ヤリイカの卵がびっしりと。
大瀬ほどではありませんが、今年は多いように感じます。


ヤギの回りで、サギフエが見つかりました。
群になるまでの数はいませんが、よーく探すとシロアザミヤギに付いているのが見つかります。


ガラスハゼはいなくなってしまいました。毎年この時期、消息が途絶えますので、1年しか生きられない魚なのではないかと思います。
他には、ホソウミヤッコ、タツノイトコ、ミズヒキガニ、スジコウイカなどでした。



2/7
Log data

Entry 10:02
Max. depth 20.8m
Ave. depth 14.5m
Dive time 48min
Water temp. 14℃
Visibility 5m
Wave hight 0.7m

2月1日の石津浜・・・アカエイ

2009-02-01 15:58:21 | Weblog
昨日は低気圧が通過したため荒れ模様となり、海はお休みしました。
今日も波は収まったものの、大雨とうねりの影響でひどい濁りとなる事が心配されましたが、-10m以下はなんとか楽しんで潜れる程度の透視度でした。

薄暗い海中で、砂に潜っていた小さなアカエイを発見。
ライトオンと共に逃げ出してしまいました。


水温低下と共に浅い場所でのハタ類は見かけなくなりましたが、-20m付近で越冬している模様です。
これは久しぶりにお会いしましたイヤゴハタ。
少しは大きくなっています。


先週ペニア板のステージで踊っていたハクセンアカホシカクレエビは、今日は定位置に戻っていました。
よくぞご無事で。
何を食べているのは判りませんが、はさみを動かしながら何かを口に運んでいました。


ウミテングは5尾も発見。
この魚のモデルはきっとジャミラだったに違いない?!


おとなしかったので、大接近して撮ったセミホウボウです。
こういうアングルだと目の大きさと位置がB級SF映画に出てくる乗り物の様。



他にはコウイカ、スジコウイカ、ボウズコウイカ、ヤリイカの卵、セトミノカサゴ、ホシヨウジ、マトウダイ、オオモンハタ、サクラダイ、ムレハタタテダイ、ミズヒキガニ、アメフラシ、フウセンウミウシ(春が近い)、等でした。
来週も濁ってなきゃいいですが。

2/1
Log data

Entry 10:27
Max. depth 26.2m
Ave. depth 15.4m
Dive time 50min
Water temp. 14℃
Visibility 5m
Wave hight 1.0m