九州豪雨では、避難の長期化が懸念されています。被災地に必要なものが備えられ、被災者の方々の健康も守られますように、お祈りいたします。
ニュースで映し出される濁流を見ていると、東日本大震災での津波の映像を思い出し、何だか胸苦しい思いがします。(下の画像をクリックすると、ニュース記事をご紹介できます。)
そうこうしていると、本日お昼頃、鹿児島湾で震度5強の地震が起こりました。震源地は、川内原発の近くです。毎日新聞は、すぐに「原発は大丈夫」と報じましたが、NHKは「調査中」でした。メディアの信頼度が下がっているこの頃ですので、一時ちょっと心配でした。
ここのところ、災害が続いています。日本列島が活動期に入ったとも伝えられています。それに対して、災害に対する予防は十分なのでしょうか。政治の知性劣化のために、目先の不正な利益を追求し、国民の富を奪い続けるだけの状況がしばらく続いているように思います。防災への備え、それに伴うインフラ整備を怠って来た結果が、被害の甚大さとなって表れているのではないかと思ったりもします。
災害のニュースでは、「観測史上初めて」とか、「稀に見る災害」とか、そんな言葉がたくさん聞かれるようになりました。政治家から寿司を食わせてもらっている手前、忖度しているのでしょうか。
そもそも、災害が起こってから驚くなんて、知性の無さを表しているようなものではないでしょうか。キャスターが、そんなことを伝えるなんて、印象操作なのでしょうか。災害が起こる前から、驚かなくて済むように備えをすることこそが、知性的であると言うものです。「備えあれば憂いなし」と言うじゃないですか。「どうしてこのような被害が出たのでしょうか。防災対策がずさんだったのではないでしょうか。」とか、メディアには、そういう的を射たことを言って欲しいものです。