融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

「罪と愛」

2017年11月17日 | 聖書のお話

「罪と愛」 ローマの信徒への手紙 5章12~21節

 聖書は、アダムを最初の人間として伝えています。アダムは、最初に罪を犯した人間として描かれ、その犯した「罪」によって人間が死ぬ存在に定められたと伝えられています。神さまは、罪を犯した人間を救うための業として、「律法」を守りさえすれば、人間が罪に定められないようにしました。けれども、イスラエルの民は神さまが与えた律法を守ることができず、かえって「罪」に定められるしかなかったことが伝えられています。

 パウロは、イエスさんの十字架と復活が、罪の贖いと赦しであったと信じるならば、神さまによって義とされる、すなわち神さまによって罪のない者と認められると教えています。人間の罪を赦そうとする、神さまの大きな忍耐と愛がイエスさんの十字架と復活を通して示されている、拭いようのない罪に対して大きな愛をもって応えようとしている、それが人間の罪に対する神さまの愛なのである、そうパウロは教えているように思います。

 

 


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