国会では、外国人労働者の受け入れ拡大のために、入管難民法を改正しようとしています。
今、外国人技能実習制度というのがあり、そこで低賃金奴隷労働が問題になっています。その問題を放置したまま、さらに外国人を低賃金奴隷労働に従事させる恐れのある入管難民法の改正に私は反対です。
どこの国の人であっても、その人の限りある人生の時間を使って働いてもらうなら、正当な対価で賃金を支払うべきことが原則だと思います。仮に、自分が技能実習だという名目で外国に渡り、そこで低賃金奴隷労働に従事させられたとしたら、どう思うのでしょうか。嫌だと思うでしょう。
自分がやられて嫌なことは、人もまた嫌に決まっています。聖書には、「自分にして欲しいと思うことを、人にもしなさい」と教えています。基本的には、自分がしてもらって嬉しいことを人にもすれば、人間関係での間違いは起こらないものだと思います。
下の画像をクリックするとご紹介できる参考記事の中に、「普通の中小企業のオヤジさんたちが、技能実習制度を使うことによって、悪い人になっていくのです」という言葉があり、ハッとさせられました。それだけ技能実習制度は罪作りなのです。
これでは、後になって「21世紀の徴用」と呼ばれて国際社会から非難されることになるだろうと思います。人権問題は、賠償や謝罪をしたら終わりではなく、終わることのない批判が続けられるものです。それは、恨みだからです。それが、人を人としてではなく、人権を奪い奴隷として扱ったことに対する報いというものです。
いい加減、低賃金奴隷労働させようなんて考えは改めるべきだと思います。この前近代的な考えを続ける理由として、「安い外国人労働者がいなければ経済が成り立たない」などと訳の分からない理屈に騙されてはなりません。外国人だから、低賃金奴隷労働させてもよいと思うのは差別です。
とどのつまりが、自分が裕福でいたいがために、他の人を低賃金奴隷労働に従事させても良いという理屈はエゴであり、低賃金奴隷労働させるような制度があること自体が批判の対象となるのです。
こんなことは、21世紀の世界では通用しないことに早く気づきたいものだと思います。