今日は、但馬世界祈祷日礼拝が豊岡カトリック教会で行われました。メッセージは、豊岡カトリック教会の明石(あけいし)神父が担当されました。今年は、スロベニアからのメッセージ「いらっしゃい、準備はすっかりできています」というパンフレットにより礼拝を守りました。
パンフレットを通して、女性たちの視点からスロベニアの状況が語られていました。それらの状況が、ルカによる福音書14章15節以下の所謂「大宴会のたとえ」のテキストに重ね合わせられ、社会で見向きもされないような小さな存在である自分たちが、神さまの宴会に招かれているとの確信について表明されているように思いました。
併せて、テキストを通して、社会の不正や抑圧されている者たちに目を向けようともせず、自分たちの平安ばかりを追い求めている「宴会の招きを断る人々」の中に、自分自身の姿がないのかどうかを自問自答させられました。それらは、今、辺野古で起こっていることの問題も同じことであると教えられているように思いました。
スロベニアからのメッセージ、ルカによる福音書のテキストを通して、今、生きる自分が正に問われているのだということを改めて思い知らされました。
但馬世界祈祷日礼拝の機会に、但馬にある超教派の方々との交わりが持てましたことを感謝いたします。