
鉢植えの山椒の木にアゲハガ沢山卵を置いていった事は
少し前にお話しました
20数匹の幼虫になったアゲハは 瞬く間に葉を食べつくし
食草を求めて壁やベランダを徘徊し始めた
山椒は手に入らないので 又駐車場のミカンの木を折ってきて
挿して置いたがどうも気に入らないらしく
余り食欲がわかないようだった
それでも一日おきに小さな枝を折ってきては
鮮度を保つように努力してきた積もりです
台風のほぼ直撃を受けて 朝のベランダには悲劇の後が・・・
まだ小さな幼虫は雨と風で振り落とされて動くことなく・・・(涙・涙)
何頭か残った幼虫はミカンの葉をいやいやながら食べて
やっと蛹になったものが二頭
でも・・かわいそうに通常の大きさの半分も無い蛹でした
これは無事に成虫には成れないだろうと思いましたが
そっと見守っていた所 比較的大きな蛹だったのが
中身が流れ出てしまっているのをある日見つけた
幼虫から蛹になると 蛹の中で一度どろどろになってから
再び蝶の形が作られる と生態の書いてある本で読んだ
その途中の段階でダメージがあったのかは
分からないけれど・・・

其れが昨日の夕方 ふっと見たベランダのプラケースの蓋に
アゲハガ居たのです!!
小さな蛹から出てきたアゲハは成虫に成っても当然小さかった
通常の半分ほども無い小さなアゲハです
気が付いてから30分ほどして大きく翅を広げました
ブローチにしたいほどの大きさしかありません
少し強くなってきた風に翅をなびかせて
じっと止まっていましたが いつの間にか強まってきた風の中に
飛んでいったようでした
そして夜から雨になりました
何処で雨宿りしたのだろうかと・・・窓から見える雑木林を眺めて無事を祈った
どこかに行ってしまった幼虫は無事に食草にたどり着けたとは
到底思えない
力尽きていることは容易に想像できる
それからすればこの小さな体のアゲハは
強運の持ち主と言わざるを得ない
元気に羽ばたいて 子孫を残しに又戻っておいで・・・

近所にはけや木が多くある
雨の雫を樹皮に受けて滴り落ちる

側には白い花
白花のシモツケソウによく似ているけれど
花弁の様子では別物・・・?

やっと蕎麦の花を見つけた
病院に通う途中の駐車場の端っこに沢山あった
予約時間よりも余裕を持って出かけたので
カメラを取り出す時間もあった
暫く歯科受診が続くようなので カメラ持参で出かけるようにしようっと!

クサギも面白い実を見せ始めた
赤いガクに包まれた実はまだ青く
熟した実の色はどのように表現すればいいのでしょう
瑠璃色?藍色?
自然の色は魅惑的な色をしているものが多いが
しいて言えば藍色でしょうか

大好きなショットを忘れてはいけない!
薄桃色のミゾソバとウラナミシジミでした