あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

巨樹

2011-08-26 15:57:02 | 日記


お昼を頂く予定だったお店は二軒とも臨時休業だったので
バスで武蔵五日市の駅前に戻る途中に大きな木を見つけた
何か歴史がありそうな佇まいだったので近くまで行ってみた
栗の巨樹でいかにも長い間生きてきたと思わせる貫禄があった



樹齢などは不明だったが桧原村では最古の栗の木らしい
立派に実をつけて現役だった



栗の木の周囲は鎖で囲われていて支柱にネキトンボが一頭止まっていた



段々と尾を上げて少しでも日の当たる率を低くしようとするのだと言う



バス通りを歩いていても珍しいものを見ると立ち止まる
余り見たことの無い昆虫を見つけた!!
ヤマトフタツカワゲラ・・・清流が近いから色んな生き物がいるのかな?



少し歩くと又変なものを見つけた?
家の前のプランターに植えられた青紫蘇の葉に枯れ葉のように見える物が??
覗き込んでみるとつぶらな目が見える
一枚撮影して位置が悪いので青紫蘇の葉を持ち上げたら
オレンジ色の翅をひらめかせて飛び去った
閉じていると茶色でまさしく枯れ葉
なのに翅を開くと鮮やかなオレンジ色だった
以外に素早くて何処に行ったか見失った
アケビコノハかカレハガか?
見事な擬態だった!!



駅前に古いつり道具やさんがあって気さくな店主と以前立ち話をした事があった
この日は若者数人と水鉄砲を持って和やかに話しているのが見えた
その脇に蕎麦屋があった
店内はお洒落な作りになっていた
なんだか懐かしい瀬戸物の部品 ガイシを使って配線をインテリアにしてあった



余り期待はしていなかったが・・・お蕎麦も天ぷらも美味しかった
季節物の茗荷の天ぷらが特別歯ごたえ香り共に良く満足出来た






卯の花

2011-08-25 16:09:37 | 日記


降り続く雨の音で目覚めた朝
お天気のようにすっきりとはしなかったが 毎朝の習慣で
冷たい水を飲み コーヒーを入れてゆっくりと香りを楽しみつつ
時間を過ごす
今日は昨日頂いてきた”うのはな”を作らなければならない



プリプリとしたヤマメが泳ぐ渓流沿いにミヤマカワトンボ



愛嬌のある顔に似合わず逞しい
雌は完全に水中に潜って産卵するとある
いったい呼吸は?
体中に生えている細かい毛に空気が閉じ込められて
空気の幕に覆われた状態になり呼吸ができる(ヤマケイの図鑑)とある
すご技!!



渓流の流れの音とよく似合うタマアジサイは
まだ咲いて間が無くどれも柔らな薄紫色をしていた



岩肌を伝わって染み出してきた雫が一つ・・・



蜘蛛が子供の入った袋をお腹に着けて用心深げにしていた



桧原村は平日と言うのに結構観光客が訪れている
一週間ほど前にテレビで放送したのが効いているのかな?
豆腐屋さんが大人気でソフトクリーム片手に歩いている人が目に付く



うのはなドーナツが次々出来てくる
この後ろにはセットされた箱がずらりと並んでいた
脇にはうのはなが入った箱が置かれ”御自由にどうぞ”と書かれた札が
ありポリ袋も用意してあった
ここのおからを食べると他の店のは食べられない・・・と言う人がいたっけ
で・・私も頂いてきました



折角頂いてきた”うのはな”
何を作ろうか・・・と考えたが結局カボチャがあったので
ニョッキを作った
冷蔵庫の掃除も兼ねて残っていた米粉 カボチャ 片栗粉と塩だけ
トマトのソースでお昼に頂いた
われながら美味しくできた♪ ♪ ♪



ヤマメの泳ぐ清流へ

2011-08-24 18:31:54 | 日記


何日ぶりかで朝からお天気が良く暑くなりそうな気配!
涼を求めて東京都の端っこへ



染み出した水は蝶達の吸水に絶好の場所
翅を休めたミヤマカラスアゲハ



並ぶと良く分かるミヤマカラスアゲハとカラスアゲハの色の違い
裏の白い帯で見分けるが同じような姿勢だと色も違う事が分かりやすい



沢沿いにはミヤマアキギリがもう咲き出していた



流れ落ちる清流



淵になったところには大きなヤマメが悠々と泳いでいた
天然のヤマメは尾の色がオレンジ色でお腹の帯も綺麗なオレンジ色を
している
「水から上げるときっと30センチ以上はありそうね・・」



仏沢の滝
滝つぼに一歩近付くたびに肌に涼しさが・・
歩いていても暑さは全く感じないほど心地よかった



そこここでカラスアゲハ達が給水していた



今日も何枚かアゲハのポンピングを撮って見たが
光線や角度が余りよくなかった
一枚トリミングして見ました
滴り落ちそうになっている雫が見えるでしょうか?
日が落ちると風は涼しくなり猛暑は峠を越したように思えるが
さて・・・?


ジャコウアゲハの産卵

2011-08-23 16:22:57 | 日記


久しぶりに午後から日差しが覗いた
百日紅の薄桃色の花が目に付いて・・・柔らかなフリルと雄しべがちょうど同じくらいの位置にあった
ようです



百日紅のそばを通り抜けウマノスズクサの繁茂している川縁に・・二頭が居た



すぐに一頭は対岸の草に翅を休めてしまったが残る一頭は元気一杯



様子を見ていると産卵をしているようです



丹念に 丹念に・・・しっかりと生みつけている
最近フェンスが設置されたのでウマノスズクサは今まで見たいに
ばっさりと刈り取られることは無くなるのかとちょっと期待して
見ている



近寄って撮ってみた ジャコウアゲハの顔
蝶もトンボも結構毛深い!



ジャコウアゲハの飛んでいる下ではカワウが悠々と泳いでいた



載せそびれた高原の花・・リンドウ



毎年小諸に行くとオレンジ色の花が咲いている高原花豆
連作は良くないとかで昨年作られていた畑にはレタスが植えられていた
少し離れた畑で・・・高原花豆のトンネル

我が家の食いしん坊

2011-08-22 16:40:45 | 日記


青梅にレンゲショウマを見に行こうとしている矢先に
”鳥の糞”から”青虫”に変身中の幼虫がいるのに気がついた
これは逃してならない!!と気ぜわしいのにカメラを持ち出してパチリした
孵化して二週間ほどで5齢幼虫になるがまさに5齢になろうとしているところです



5齢幼虫になると食欲旺盛でもりもり食べる
3齢らしいものから数えるとなんと18匹もいた
数えた数日後にはまだ孵化したばかりか2齢らしいルーペで見ないと
分からないようなチビさんが他に3頭いた!!!
まだこの時は山椒の葉もあったが・・・



”う~~ん食欲には勝てない!!”
そんな声が聞こえてきそうです



今日はいよいよ丸坊主状態
食糧難です!!!!



園芸品として売っている山椒や柑橘類には農薬が使われていることがあり
うっかり与えると死んでしまう事もある
仕方が無いので駐車場の片隅に忘れ去られた夏みかんがあるので
枝を折ってきた
何かが卵を産みつけて居るといけないので
丁寧に葉を一枚ずつ洗って瓶に挿して山椒の鉢のそばにおいておいた
気になるのかお腹がすいたのか三頭程が様子を見に下りてきていた
でも・・味が悪いよ””と山椒の鉢に戻って一緒に植えてある
スミレの葉の上をさ迷い始めた



まだ三齢位の幼虫は自分のいる場所の選定に急がしそうで
あっちに行ったりこっちに来たりウロウロ
この頃は気に入った葉の上に自分の吐いた糸で足場を作って
食事以外はじっとしている事が多い
早く蛹にならないかと眺めているがもう少し時間が必要なのか?
それにしてもアゲハのお母さん
子供達の食べるに足りる大きさの木を選んでほしいものです
我が家の扶養家族の途中経過でした



キアゲハも逞しく高原の涼しい夏を謳歌していた



驚いたことに南方系のツマグロヒョウモンが当たり前に標高2000メートル近くの
ガレ場に溶け込んでいた!!