旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

閑雲野鶴日記 2021年(令和3年)10月28日 木曜日 『駅弁コレクション』始めました

2021-10-28 23:59:59 | 閑雲野鶴日記

 いろいろ悩んだり、試行錯誤したりしていましたが、駅弁の掛紙と写真のデータベース化を兼ねて、新しいカテゴリー『駅弁コレクション』での投稿を今日から始めました。

 おまけ。
 今夜の肴。「チンゲンサイと油揚げの煮浸し・千切り長芋」「牛蒡と豆腐の卵とじ「金平・キャベツの浅漬け・鮭の塩焼き」。


駅弁コレクション1 「いわて牛の肉めし」

2021-10-28 16:22:21 | 駅弁コレクション
【いわて牛の肉めし】(一ノ関駅)                                                   
                            2021.10.28投稿

1975年(昭和50年)7月1日購入 価格500円
                      [製造元](有)斉藤松月堂

 名古屋からの帰省途中に購入。
 掛紙は、所有している掛紙で一番古い物です。
 社名は、「斎」が正しいのですが、この年代の掛紙ではなぜか「斉]となっています。
 当時も現在も、駅名が「一ノ関」で市名は「一関」なのですが、この掛紙ではそれが逆転しています。

1977年(昭和52年)2月3日購入 価格500円
                      [製造元](有)斉藤松月堂

 名古屋からの帰省途中に購入。
 東北新幹線の開業に向けて1976年(昭和51年)10月から国鉄と東北六県が実施したキャンペーン「北へ向かって」のロゴマークが付いています。
 掛紙のレイアウトが若干変更されていますが、社名・駅名・市名は修正されていません。

   斎藤松月堂の牛肉系駅弁の元祖と言われているものですが、どのような内容のものだったか、記憶も記録もありません。
 ただ、当時は『肉』と言えば豚や鶏。高価だった牛肉はほとんど口にすることがなかったので、この駅弁を購入したのだと思います。

 因みに、この時代の「吉野家の牛丼並盛り」は300円で、仕送りだけに頼る大学生にとっては高嶺の花。
 自炊と学生食堂の『150円定食』が中心の食生活で、外食と言えば名古屋では超有名な『寿がきやラーメン』。
 100円(卒業する頃には2~30円値上がりしていたと思います。)でおつりが来ました。
 現在は器も変わり、価格も330円になりましたが、ペラペラのチャーシューにメンマとネギというスタイルは変わらないようです。
 変わったと言えば、世紀の発明品と言われる『ラーメンフォーク』は当時ありませんでした。
 あの食器ブランド『ノリタケ』との共同開発で、その機能美がニューヨーク近代美術館『MoMA』に認められて、美術館でも販売しているそうです。