旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

日高本線・石勝線・富良野線の旅9(完)~4日目 富良野線へ  そして5日目最終日

2016-08-30 13:54:55 | 日高本線・石勝線・富...
 新得駅から、根室本線 普通 滝川行に乗り、富良野駅に向かいます。




 英語表記の乗り換え案内。外国人の旅行客も多いのでしょうか。




新得      11:07着 11:19発
 1両の車両は、特急スーパーおおぞら3号釧路行から乗り継いだ、中華系の観光客で満席になりました。今までの北海道の普通列車で初めての光景です。


 新狩勝トンネル内にある上落合信号場までは、今来た線路を戻ります。


 単線だった線路が複線となるところが、信号場になります。


 トンネルの中で、石勝線と根室本線が分岐します。




 新狩勝トンネルを抜けると青空が広がっていました。


落合      11:54着 11:55発
 かつての狩勝峠回りでは峠を越えるために機関車をこの駅で付け替えていましたが、今はその面影もなく、無人駅となっています。


幾寅      12:03着 12:04発
 映画『鉄道員』の中で「幌舞駅」として登場した駅。駅前には、映画内で「キハ12 23」として登場したキハ40 764気動車の一部が保存されています。


東鹿越     12:09着 12:09発
 金山ダムによってつくられた「かなやま湖」を渡ります。幻の魚といわれるイトウやオショロコマが棲息しているそうです。


金山      12:20着 12:20発
 煉瓦作りの危険物倉庫が健在でした。


下金山     12:27着 12:27発
 芦別岳がきれいに見えます。


山部      12:35着 12:36発
布部      12:42着 12:42発
 富良野スキー場が見えてくると、富良野駅に到着します。


富良野     12:49着
 富良野駅で殆どの乗客が降りました。


 今日のお昼は、「圭子ちゃんの店」でそばと太巻きいなりを頂きました。


 そして、ソフトクリームならぬソフトアイスも頂きました。


 ラベンダーが見頃の富良野に来たので、ラベンダー畑で有名な中富良野に、富良野13:38発 富良野線 普通 旭川行で行きます。


 今のシーズン、札幌駅と富良野駅の間に臨時特急フラノラベンダーエクスプレス号が2往復運転されています。




 富良野線の普通列車にも、マイタウン列車ラベンダーの名称が付けられているようです。


学田      13:41着 13:41発
 かつて付近に札幌農学校の演習農場があったことから付いた地名の学田。田畑が広がっていました。




鹿討      13:44着 13:45発
 学田駅と同じく1両分の長さだけを持ったホームを持つ、停留所のような駅です。


富良野    13:48着
 富良野・美瑛ノロッコ3号 富良野行が先に着いています。
 遠くからも分かるほどたくさんの人がいます。


 ラベンダーで有名な富田ファームの最寄り駅は、臨時駅のラベンダー畑駅ですが、通常は「富良野・美瑛ノロッコ号」のみの停車で、他の列車は通過します。ただし、毎年7月の海の日近辺の4日間程度、今年は7月15日~18日の4日間、8時から18時までに通過する普通列車6往復も停車します。
今日は「富良野・美瑛ノロッコ号」のみの停車なので、一つ手前の中富良野駅で下車しました。
この中に日本人はいません。


 富田ファームです。




 ラベンダー畑駅で、富良野・美瑛ノロッコ4号美瑛行を待つたくさんの人が見えます。




 ラベンダー畑駅から一度富良野駅に戻ります。
 仮設の簡単な単式ホームで、営業市内期間は撤去される造りとなっています。




 たくさんの人が乗降しますが、殆どが外国人です。


 富良野線 普通 富良野・美瑛ノロッコ5号 富良野行。富良野へ向かう際は、機関車が最後尾となり、先頭車両の最前部に運転台が付いており、そこで機関車を制御するかたちで運転しています。


ラベンダー畑  15:46着 15:47発
中富良野    15:49着 15:53発
鹿討       レ
学田       レ
富良野     16:01着

 再び富良野駅に戻り、富良野線 普通 富良野・美瑛ノロッコ6号 旭川行に乗ります。




 車両は、トロッコに改造されたものが使われています。




 初夏から秋まで運転されるので、冷え込む日もあると言うことでだるまストーブが備え付けられています。




富良野     16:12発
学田       レ
鹿討       レ
中富良野    16:30着 16:37発
 中富良野北星スキー場は、夏の間町営ラベンダー園として観光リフトも営業しているそうです。


 富田ファーム。


ラベンダー畑  16:39着 16:41発
西中       レ
上富良野    16:48着 16:49発
 日の出ラベンダー園。


 深山峠ラベンダー園。


美馬牛     17:01着 17:12発


美瑛      17:20着 17:21発
 美瑛駅でも多くの乗降客がいましたが、殆どが外国人。車内で日本語を殆ど耳にしません。


北美瑛      レ
 美瑛を過ぎると平坦な所を進みます。


千代ヶ岡     レ
西聖和      レ
西神楽      レ
 国道237号と並行して進むのですが、ノロッコとは名ばかり自動車を追い抜くスピードで、旭川駅を目指します。


西瑞穂      レ
西御料      レ
緑が丘      レ
神楽岡      レ
 忠別川を渡り、左に大きくカーブすると高架駅の旭川駅に到着します。


旭川      17:46着

 今日の夕食は、旭川駅弁「オホーツクサーモンとウニの押し寿司」。 


平成28年7月26日(火) 最終日
 旭川駅を見ながら朝食を頂きました。


 ひたすら乗り継いで帰ります。
 函館本線 L特急スーパーカムイ12号
 札幌行 旭川08:30発 札幌09:55着
 L特急スーパーカムイに使われている電車は、左の789系と右の785系の2種類あります。12号は785系の電車です。


 札幌で函館線・千歳線・室蘭本線 特急スーパー北斗10号 函館行に乗り変えます。
 札幌10:44発 新函館北斗14:10着


昼食は、札幌駅の「三大蟹味くらべ」。




 もう一つは、長万部の駅弁、「かなやのかにめし」。
 北海道新幹線開業を記念して、8月下旬まで「スーパー北斗」「北斗」の車内販売限定、北海道新幹線H5系が描かれた掛け紙で包装されます。




 新函館北斗駅からは北海道・東北新幹線 はやぶさ26号 東京行 
 新函館北斗14:44発 新青森 15:50着


 奥羽本線 普通 青森行
 新青森16:17発 青森16:23着


 青森駅のホームには、まだこんなペイントも。


 青い森鉄道 普通 八戸行
 青森17:00発 野辺地17:47着


 おしまい

日高本線・石勝線・富良野線の旅8~4日目 石勝線

2016-08-29 14:52:59 | 日高本線・石勝線・富...
 平成28年7月25日(月)
 8時39分発の列車に乗るので、久しぶりにゆっくりした朝でした。
 この朝食が付いて、1泊5,500円でした。


 夕張市は山や丘陵に囲まれた地形のため、昼夜の気温の変化が大きいと言われています。そのためか、夏でも自動販売機では温かい物も販売されていました。


石勝線 普通 千歳行


南清水沢    08:39着 08:40発


沼ノ沢     08:44着 08:45発
新夕張     08:49着
 改札口は1階、ホームは階段を昇った2階築堤上にあり、一見高架駅に思えますがホームは地平に設置されています。






 新夕張駅から、石勝線特急スーパーとかち1号帯広行に乗ります。
 石勝線新夕張駅・新得駅間は、特急列車だけで普通列車がありません。そこで、特例として新夕張駅、占冠駅、トマム駅、新得駅との間で自由席を利用する場合は、特急料金が不要となります。もちろん、「北海道&東日本パス」と「青春18きっぷ」の利用者も、この区間だけを乗る場合に限り、特急券なしで自由席に乗ることができます。


新夕張     08:56着 08:57発
 平成16年3月までは楓駅だった楓信号場は、ホームがまだ残されていました。




 石勝線と同じように日高山脈を越える道東自動車道と時折交差します。


占冠      09:17着 09:18発
 新夕張駅から20分、距離にして34.3km。海峡線の竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅が廃止される平成26年3月までは、JR在来線の最長駅間でした。


 太平洋に注ぐ鵡川を越えます。


トマム     09:32着 09:32発
 石勝線開通時は石勝高原駅として開業し、その後地名の「苫鵡」を片仮名表記で駅名に改称した、開業当時からの無人駅です。駅名の「トマム」は、アイヌ語で「湿地」を意味する言葉だそうですが、ここはJR北海道で標高が一番高いところにある駅です。
 跨線橋がそのまま、離れた場所にある星野リゾート トマム(旧 アルファリゾート・トマム)につながっています。
 開業当時は列車からもリゾートが見えましたが、今は樹木が生い茂り見ることができません。


 日高山脈を越えるころ、青空が消え曇り空となりました。
 新狩勝トンネル手前の串内信号場で、上り特急スーパーとかち4号札幌行の通過を待ちました。


 新狩勝トンネルを抜け、その先に十勝平野が広がる景色が見えるはずでしたが、残念な天気でした。




 新狩勝トンネルから新得駅までは根室本線との共用区間で、列車行き違いのための信号場がいくつかあります。
 広内信号場。


 西新得信号場。


新得      09:55着


 新得駅は狩勝峠越えの拠点で新得機関区のあったところで、駅前には「火夫の像」がありました。


 駅前にはもう一つ、やじろべいの形をした、「北海道の重心地」の記念モニュメントもありました。




 つづく

日高本線・石勝線・富良野線の旅8~4日目 石勝線

2016-08-29 14:52:59 | 日高本線・石勝線・富...
 平成28年7月25日(月)
 8時39分発の列車に乗るので、久しぶりにゆっくりした朝でした。
 この朝食が付いて、1泊5,500円でした。


 夕張市は山や丘陵に囲まれた地形のため、昼夜の気温の変化が大きいと言われています。そのためか、夏でも自動販売機では温かい物も販売されていました。


石勝線 普通 千歳行


南清水沢    08:39着 08:40発


沼ノ沢     08:44着 08:45発
新夕張     08:49着
 改札口は1階、ホームは階段を昇った2階築堤上にあり、一見高架駅に思えますがホームは地平に設置されています。






 新夕張駅から、石勝線特急スーパーとかち1号帯広行に乗ります。
 石勝線新夕張駅・新得駅間は、特急列車だけで普通列車がありません。そこで、特例として新夕張駅、占冠駅、トマム駅、新得駅との間で自由席を利用する場合は、特急料金が不要となります。もちろん、「北海道&東日本パス」と「青春18きっぷ」の利用者も、この区間だけを乗る場合に限り、特急券なしで自由席に乗ることができます。


新夕張     08:56着 08:57発
 平成16年3月までは楓駅だった楓信号場は、ホームがまだ残されていました。




 石勝線と同じように日高山脈を越える道東自動車道と時折交差します。


占冠      09:17着 09:18発
 新夕張駅から20分、距離にして34.3km。海峡線の竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅が廃止される平成26年3月までは、JR在来線の最長駅間でした。


 太平洋に注ぐ鵡川を越えます。


トマム     09:32着 09:32発
 石勝線開通時は石勝高原駅として開業し、その後地名の「苫鵡」を片仮名表記で駅名に改称した、開業当時からの無人駅です。駅名の「トマム」は、アイヌ語で「湿地」を意味する言葉だそうですが、ここはJR北海道で標高が一番高いところにある駅です。
 跨線橋がそのまま、離れた場所にある星野リゾート トマム(旧 アルファリゾート・トマム)につながっています。
 開業当時は列車からもリゾートが見えましたが、今は樹木が生い茂り見ることができません。


 日高山脈を越えるころ、青空が消え曇り空となりました。
 新狩勝トンネル手前の串内信号場で、上り特急スーパーとかち4号札幌行の通過を待ちました。


 新狩勝トンネルを抜け、その先に十勝平野が広がる景色が見えるはずでしたが、残念な天気でした。




 新狩勝トンネルから新得駅までは根室本線との共用区間で、列車行き違いのための信号場がいくつかあります。
 広内信号場。


 西新得信号場。


新得      09:55着


 新得駅は狩勝峠越えの拠点で新得機関区のあったところで、駅前には「火夫の像」がありました。


 駅前にはもう一つ、やじろべいの形をした、「北海道の重心地」の記念モニュメントもありました。




 つづく

日高本線・石勝線・富良野線の旅7~3日目 石勝線・支線

2016-08-28 16:32:53 | 日高本線・石勝線・富...
 石勝線は、南千歳駅から夕張市を経て上川郡新得町の新得駅を結ぶ本線と、夕張市内にある新夕張駅・夕張駅間の支線で構成されています。
 路線名は国名の石狩国と十勝国から採られていますが、実際には胆振国と十勝国を石狩国を経由して結んでいます。新夕張駅・新得駅間が開通するまでは追分駅・夕張駅間は夕張線と呼んでいたので、現在でも新夕張駅・夕張駅間の通称として使われています。


 今年3月26日、東追分駅と十三里駅が廃止されました。
 石勝線 普通 夕張行に乗ります。




南千歳     14:31着 14:33発
 観光シーズン、レンタカーがたくさん準備されています。


追分      14:50着 15:18発
 追分駅では28分の停車です。


 特急スーパーおおぞら7号釧路行が追い越していきます。


 今年3月26日廃止された東追分駅は、信号場として機能していました。
 運転停車し、特急スーパーとかち8号札幌行と交換します。




 ようやく夏の北海道らしい風景に出会いました。


川端      15:35着 15:35発


 大正14年、当時の北海道炭礦汽船株式会社が自家発電設備として建設し、現在は北海道企業局が管理・運営する滝の上発電所が見えてくると滝ノ上駅に到着します。


滝ノ上     15:44着 15:45発
 滝ノ上駅と新夕張駅の間には十三里駅がありましたが、こちらも今年3月26日から信号場となっています。こちらはホームが撤去されていました。





新夕張     15:55着 15:56発
 右が、新得方面の本線。左が夕張方面の支線になります。


沼ノ沢     16:00着 16:00発
かつては、東部の真谷地地区へ向かって北海道炭礦汽船真谷地炭鉱専用鉄道が分岐していたため、多数の側線を持っていました。


 現在は単式ホーム1面1線の無人駅ですが、事務室部分で元帝国ホテルのシェフがオーナーの「レストランおーやま」が営業しています。


南清水沢    16:05着


 今日の宿泊は「ビジネスホテル yuuBARI」。


 ホテルとしての条件。フロント、ロビー、食堂が備わっています。






 日曜日は夕食なしということで、苫小牧の駅弁「北海道汐彩弁当」が夕食になります。


明日は、石勝線・富良野線を通り旭川に向かいます。

 つづく

日高本線・石勝線・富良野線の旅6~3日目 石勝線へ

2016-08-28 09:11:35 | 日高本線・石勝線・富...
 平成28年7月24日(日)
朝6時。昆布漁が始まりました。波が高いためなのか打ち寄せられた昆布を集めているように見えます。


 7時過ぎのバスに乗るため、朝食を早く準備してもらいました。


 出発時には、ころちゃんがお見送りです。


 旅館の前には、襟裳神社がありました。建立当時は襟裳岬の先端にあって、保食神を祀り航海の安全と漁場繁栄の守護神としたと伝えられています。


 今日も晴れてはいませんが、昨日雲の中だった航空自衛隊襟裳分屯基地が姿を見せています。


 観光ルート的には、黄金道路を通って帯広に抜けるのが一般的ですが、石勝線を南千歳駅から新得駅に向かって乗りたいので、昨日来た道を戻ります。
 岬市街07:04発、ジェイ・アールバス北海道 様似営業所前行に乗ります。


えりも岬    07:06
 静内方面は晴れているようにも見えます。


油駒      07:10
南東洋     07:11
東洋      07:12
坂岸      07:16
東歌別     07:18
歌別      07:20
しゃくなげ公園 07:22
えりも     07:25
日勝大和    07:27
笛前      07:31
 至る所で昆布漁が行われていました。




上近浦     07:35


留崎      07:36
幌満      07:40
冬島      07:47


アポイ登山口  07:48
アポイ山荘    =
 この辺の軽トラックには、昆布を水揚げする為に使うクレーンがつけられています。


平宇      07:51
様似      07:54

 様似駅からは、09:02発日高本線代行バス 静内行に乗り換えます。


西様似     09:07着 09:07発
 途中日が差したところもありましたが、曇り空の中進みます。


鵜苫      09:10着 09:10発
日高幌別    09:15着 09:15発
東町  09:22着 09:22発
 馬の横顔が大きく描かれているステンドグラス風の街灯もありました。


浦河  09:30着 09:30発
絵笛  09:36着 09:36発


荻伏  09:44着 09:44発
本桐  09:59着 09:59発
蓬栄  10:08着 10:08発
日高三石    10:15着 10:15発
日高東別    10:28着 10:28発
 いつ再開されるか見通しの立たない中、きれいに花が植えられた駅周辺。黙々と草取りをする姿を見ました。




春立      10:33着 10:33発
東静内     10:42着 10:42発
 この辺の昆布漁に使う車は、浜だけで公道を走らない、廃車にしたものにクレーンをつけたものが主流のようです。


 陸上自衛隊静内駐屯地の静内対空射撃場。唯一実弾の対空射撃を一般公開しているところだそうです。


 すぐ側には牧場がありますが、馬には影響が内のでしょうか。


静内      10:56着
 静内駅で11:11発日高本線代行バス鵡川行に乗り換えです。
 昨日は酒井運輸の貸切バスでしたが、今日ははな交通の貸切バスです。便によって会社が違うようです。


 この辺の街灯のデザインは、馬の横顔と蹄鉄を組み合わせた物になっています。


新冠 11:22着 11:22発


 サラブレットのふるさと新冠をアピールするために平成2年に設置された大壁画。今年3月に新しいデザインに書き換えられたそうです。


節婦 11:33着 11:33発


大狩部     11:37着 11:37発
厚賀 11:46着 11:46発
清畠 11:53着 11:53発


豊郷 12:01着 12:01発


日高門別    12:11着 12:11発
富川 12:25着 12:25発
 鵡川は「鵡川ししゃも」のブランドで有名なです。
 ししゃもを漢字で表すと「柳葉魚」。柳の葉に神様が命を与えたという伝説が伝わっています。
 天の上に住むカンナカムイ(雷神)の妹は、ひまをもてあまし、沙流川と鵡川の水源地、シシリムカ カムイヌプリにおりたちました。
 ところが、川下のどのコタン(集落)の家々からも、煙が立ち昇る様子はありません。不思議に思ったカンナカムイの妹は、人々の話に耳をかたむけました。
「飢饉で食べるものがない。どうしよう。」
 途方にくれている人々を救おうと、雷神の妹は、天に向かって大声で助けを求めました。
 天上のススランッペの畔にある、神の集落では大いに驚き、フクロウの女神が柳の枝を杖にして、魂を背負い地上に舞い降りました。
 柳の枝を、どの川に流そうかと、フクロウの女神は神々と話し合い、「沙流川は水がきれいだが、男川で気が荒いから、女川の鵡川に下ろしたほうがよいだろう。」ということになったのです。
 魂を入れた柳の葉を鵡川に流したところ、みるみるススハム(柳の葉の魚)になりました。
 また、一説には、神の国ススランッペの川岸にあった柳の葉が、地上に落ちたので、これを腐らせるのはもったいないので、柳葉魚にしたとも言われています。


汐見 12:41着 12:41発
鵡川 12:55着

日高本線 普通 苫小牧行


鵡川 13:03発
浜田浦     13:07着 13:07発
浜厚真     13:12着 13:12発
勇払      13:20着 13:21発
苫小牧     13:33着


 少し遅い昼食は、駅にあるその名も「カフェ駅」の苫小牧名物「ホッキカレー」と「ホッキそば」




 急いで食べて、千歳線 普通 小樽行に乗ります。


苫小牧     14:03発
沼ノ端     14:10着 14:11発
植苗      14:15着 14:16発


美々      14:21着 14:21発
南千歳     14:25着


 石勝線に乗り換えます。

 つづく