旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~由利本荘市日帰り(1) 往路

2024-09-25 15:32:13 | 旅の小窓
 2024年(令和6年)9月23日。月曜日ですが「振替休日」です。
 青い森鉄道では土・日・祝日に、一日乗り放題の『青い森ワンデーパス』を販売しています。


 最寄りの野辺地駅からだと、八戸駅以遠に行く場合は往復するだけでも620円お得な切符です。


 いつものおでかけ電車で出発です。




 3連休最終日。
 ガラガラです。


 八戸駅からはJR線になります。
 『大人の休日俱楽部ジパング』の会員なので、新幹線を含むJR東日本線・JR北海道線を片道・往復・連続で201㎞以上利用する場合は、JR東日本線・JR北海道線の運賃・料金が30%割引になります。
 JR東日本線・JR北海道線以外のJR線の運賃・料金も20回までは30%割引になります。
 ただし、東海道・山陽新幹線「のぞみ」、山陽・九州新幹線「みずほ」、グランクラス・プレミアムグリーン車を利用する場合は乗車券のみ割引です。
 また、寝台列車ではすべての寝台料金と一部特急料金が対象外となります。
 なお、特定期間(4月27日~5月6日、8月10日~8月19日、12月28日~1月6日)は利用できません。




 八戸駅は、日本最東端の新幹線駅です。




 新幹線ホームは島式2面の11~14番線で、中央の12・13番線が本線で、通過列車もあるため動式ホーム柵が設置されていますが、副本線の11・14番線には安全柵は設置されていません。
 八戸駅での追い越し列車がないので、大半の列車は12・13番線を使用していて、11・14番線を使用する定期列車は、レールのさび取りを目的として1日各1本のみです。
 「はやぶさ8号」は、11番線に入る唯一の定期列車です。
 ホーム部分は側面が透明なスノーシェルターに覆われているので、見慣れた光景ですがいつも輝くE5系を見ることが出来ます。


 盛岡駅までは途中2駅の各駅に停車しますが、それでも37分の乗車です。
 秋田新幹線に乗り継ぎますが、54分の待ち合わせ時間があります。


 新幹線コンコース内には、お土産屋さんもあり時間つぶしに冷やかすのも良いですが、盛岡・岩手に関する展示物も多く、結構楽しめます。
 日本三大そばの一つとされる「わんこそば」。ひと味違った「顔ハメ看板」です。


 「南部鉄瓶」。
 南部鉄びんは仕上げ工程で、炭火を使い鉄びんを高温で蒸し焼きする「釜焼き」をします。この時、黒色のさびが鉄びんの表面に出来ます。このさびを「黒皮」と呼んでいます。 大谷選手が公開した「ドジャーブルー」の鉄瓶にも象徴されるように、最近は黒以外のものも販売されています。


 「盛岡さんさ踊り」の和紙人形。


 何体あるんでしょうね。


 「南部の曲がり家(なんぶのまがりや)」の模型。


 秋田新幹線に乗り継ぎます。
 「新幹線」を名乗っていますが「在来線」のため、最高時速は130㎞。
 秋田まで127.3㎞を、1時間36分かけて進みます。




 昨日までの雨は止んでいますが曇天です。


 盛岡・秋田駅間は車内販売がないので、盛岡駅で調達しました。
 岩手県のビールと、岩手・宮城両県のおつまみです。
 出かけるときは必ずと言って良いほど『いかせんべい』を食べます。


 秋田県に入ると青空が広がってきました。


 秋田駅に定刻到着。
 車内でも案内がありましたが、前日までの大雨の影響で次に乗る特急「いなほ号」は酒田止まりになっています。










 本来であれば新潟まで行くのですが、酒田止まりとなったためか、7両編成ですがほぼ貸切状態です。


 昨日までの大雨の影響か、雄物川が大分濁っています。


 下浜駅を過ぎ間もなく右手に1基の風車が見えてきます。1基ですが「JR秋田下浜風力発電所」 です。
 風車の中心部にある発電機を内蔵したナセルの外側のデザインは、秋田新幹線車両E6系に採用されている「JAPAN RED」のラインに、「秋田の大自然とJR東日本のコーポレートカラー」を表す緑のラインを組み合わせたものです。


 出発してから5時間近く、由利本荘市の中心駅の羽後本荘駅に到着しました。


 つづく


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