旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)1月31日 木曜日 あっという間の一ヶ月

2019-01-31 17:21:46 | 晴耕雨読日記
 今日で1月も終わり。早いですね。
 なんとか今月中に、昨年の旅の記録を投稿できました。
 明日からは今年の旅や、たまっている駅弁コレクションの投稿準備に入ります。
 さて、午前中は昨日より気温は低いものの比較的穏やかでしたが、昼前から急に気温が下がり始め、あっという間に氷点下。雪もちらつき、風も出てきました。
 明日は真冬日。一日中風もついて雪が降るという予報です。
 早く寝なければいけません。


旅の小窓~第九特別演奏会&迎賓館赤坂離宮「12月特別参観」 

2019-01-31 16:38:35 | 旅の小窓
【第九特別演奏会】
平成30年12月22日 土曜日
 久しぶり第九を聴きに行ってきました。


 「横浜みなとみらいホール」は初めて行くホールです。
 最寄り駅は、横浜高速鉄道みなとみらい線みなとみらい駅です。
 駅からクイーンズスクエア内を通って3分程、雨が降っていましたが傘を使うこともなとっても便利です。
 「海の見えるコンサートホール」とも言われていますがよく見えません。「風をはらんだヨットの帆」の形を模した外観の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が際立ちます。


 いつもは休憩時間に頂くのですが、今日は15分の休憩時間なので開演前に…。


 大ホールは、ステージ後方にルーシーの愛称をもつパイプオルガンをステージ後方に配置し、ステージが見やすい客席配置を取り入れた「囲み型シューボックス形式」の客席二千席余りの規模です。


 今回のプログラムです。


【迎賓館赤坂離宮「12月特別参観」】
平成30年12月23日 日曜日
 昨夜は、最近多くなった「JR東日本ホテルメッツ 川崎」に宿泊。
 朝食はホテル1階の「つばめグリル」で、ビーフシチューとクリームシチューの日替わりメニューです。
 今日はビーフシチューです。


 迎賓館赤坂離宮へ。
 外国の元首や首相などの賓客を迎えるための内閣府の迎賓施設で、日本には東京都港区の赤坂迎賓館と京都市の京都御苑内に京都迎賓館があり、2016年度(平成28年度)から通年一般公開されるようになりました。
 昨日12月22日から24日までの3日間は「12月特別参観」で、外国からの賓客を迎えるための「正面玄関」左扉を特別に開放し、「正面玄関ホール」を見学することができます。
 また、2階の「彩鸞(さいらん)の間」ではモーツァルトの「ピアノ協奏曲第5番」、「花鳥の間」ではJ.S.バッハの「ブランデンブルグ協奏曲第1番」、「羽衣の間」ではヴェルディの歌劇「椿姫」と、期間中はクラシック音楽を特別にBGMとして流し、特別参観の出口となる「西玄関」では、藤田嗣治画伯の天井画「葡萄畑の女性」と「犬を抱く女性と楽士」を公開するというものです。
 正門からは入ることができません。通常の参観と同じように、右に回って西門から入ります。


 地方空港と同じような手荷物検査を受けます。できるだけ持ち物は少ない方ベスト。検査場内は撮影禁止!


 参観券を買います。庭園は無料ですが本館を見学するためには通常1,500円。特別参観は2,000円です。参観方法や料金については、迎賓館の公式HPを必ずご覧下さい。


 パンフレットとマップを頂きました。




 マップは一般公開時とおなじものです。




 順路に従って…。


 途中にいる係の方が、主庭を先に見た方がいいですよ、と言ってくれたので主庭へ。


 いよいよ正面へ。


 今回の目玉です。通常入ることの出来ない「正面玄関」左扉から入ります。
 正面玄関の中央扉だけ皇室の御紋「十六八重表菊」が付いています。ここは賓客など極限られた人しか通ることが出来ないそうです。


 内部は撮影禁止。カメラはバックの中に。
 しかし、入ると非売品の30ページ余りのフォトガイドブックを貰えます。


 その一部です。




 天井画に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」に由来する「朝日の間」は、2019年(平成31年)3月までの予定で天井画等の修復のため見学することは出来ませんでしたが、フォトガイドブックには紹介されています。


 前庭ではキッチンカーが日替わりで出店する「ガーデンカフェ」をオープンしていました。あいにくの小雨でも準備されているテーブルや椅子は満席です。
 メニューにはホットワイン、コーヒー、ココアといった温かい飲み物や軽食、1日20セットの「アフタヌーン・ティー」。記念品販売コーナーでは、ドライフルーツを詰めた季節の焼き菓子「シュトーレン」、「クリアファイル」、「トートバッグ」などもありました。


 帰りは正面か出ます。


 駆け足でしたが、1時間半程かかりました。
 今度は、もう少し予備知識をもって…。売店で購入してきました。


 帰りの電車まで時間が無かったので、昼食は東京駅「八重洲中央口」改札内の「駅弁屋 祭」で調達しました。
<甲州Wワイン弁当>




<手火山 かつおめし>




<1/3日分の緑黄色野菜BOXサンド>




 おしまい。

利府支線の旅4(完) 帰途

2019-01-31 11:51:54 | 利府支線の旅
東北本線上り 普通 岩切行
 日中は、2両編成で岩切駅との間を折り返し運転をしているようです。


 折り返し列車が遅れて到着したので、こちらも4分遅れで発車。
利府     11:32発   
新利府    11:34着 11:35発   
岩切     11:38着
 
 4分程遅れて到着。

東北本線上り 快速 仙台行
 急いで乗り換えました。


 始発 石巻10:49発   
岩切     11:43着 11:43発   
東仙台    11:48着 11:48発   
仙台     11:54着


 仙台駅では1時間の待ち合わせ。
 軽く昼食。


 「蔵王チーズ2種のディッシュ」380円


 「スモークチキンのディッシュ」380円


 「牛たん 仙台煮」380円


 「仙台みそ風カレー(ポーク)」800円


 これに「角ハイボール」480円。全て税込み価格です。
 発車時刻の15分程前にホームに上がりました。
 そこに新青森方面から入って来たのが…


 East i(イーストアイ)と言われる、新幹線E926形電車。東日本旅客鉄道の新幹線電気軌道総合試験車です。
 新幹線電気軌道総合試験車と言えばJR東海の「イエロードクター」が有名ですが、こちらも最高時速275kmは検測車両としては世界最高速度で、他の検測列車と同じくダイヤが非公表ということもあり、鉄道ファンを中心に「見ると幸せになる」と言われています。


東北新幹線下り こまち・はやぶさ19号 秋田・新青森行  


 こまち号を先頭でやってきました。
 盛岡駅まではこまち号に乗っていきます。


 在来線区間を走るため、普通の新幹線と比べて一回り車両が小さいため、ホームと車両との間に隙間が出来るので、到着すると降りていたステップが上がります。


 始発 東京11:20発
仙台     12:52着 12:54発
 進行方向右側の席だったので、発車して間もなく右手に新幹線総合車両センターが見えます。


 車内のシートも2+2の配置です。

古川      レ
くりこま高原  レ
一ノ関     レ
水沢江刺    レ
北上      レ
新花巻     レ
盛岡     13:33着 13:37発 

 39分で盛岡駅到着。新幹線開通前は特急電車でも2時間はかかっていました。
 はやぶさ号に乗り換えます。


 岩手山が綺麗に見えました。なかなか見ることができません。


いわて沼宮内 13:49着 13:49発   
二戸     14:01着 14:02発   
八戸     14:13着
 


青い森鉄道線下り 普通 青森行  


八戸     14:21発   
陸奥市川   14:26着 14:27発   
下田     14:30着 14:31発   
向山     14:35着 14:36発   
三沢     14:39着 14:40発   
小川原    14:45着 14:45発   
上北町    14:48着 14:49発   
乙供     14:54着 14:54発   
千曳     14:59着 15:00発   
野辺地    15:05着 


 おしまい

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)1月30日 水曜日 大湊線代走

2019-01-30 16:52:14 | 晴耕雨読日記
 今日は穏やかな一日でした。
 お昼過ぎ野辺地駅に行ったら、大湊発青森行「快速しもきた」と八戸発大湊行「快速しもきた」が並んでいました。 
 通常はキハ100系が並んでいるのですが、大湊行はHB-E300系の代走です。

利府支線の旅3 森郷児童遊園 利府駅界隈

2019-01-30 13:03:58 | 利府支線の旅
 約1時間程の滞在時間になります。


 お目当ての「森郷児童遊園」は駅前にある観光マップには出ていません。


 下調べに従って進みます。
 駅を出たら右へ。


 利府駅に隣接する、8軒のお店で構成する屋台村『りふレ横丁』には入らず、手前を右へ。


 突き当たりが利府駅のホームです。
 ここを左へ。


 突き当たりを直進できるかのようにも見えますが、道なりに左へカーブして進みます。


 突き当たりを右へ。




 旧東北線跡に出ました。目の前が跡地に作られた「森郷児童遊園」。


 振り返れば…。
 線路跡地に建っているのは、東北地方を中心に軌道敷設・軌道整備などもおこなう総合建設会社、仙建工業(株)利府出張所。


 駅からゆっくり歩いて6~7分と言ったところです。


 ここには2台の機関車が静態保存されています。
 1台は、蒸気機関車C58形354号機。


 設置の経緯と機関車の経歴が表示されています。


 もう1台は電気機関車、ED91形11号機。
 国内初の交流電化実験線区となった仙山線陸前落合駅・熊ヶ根駅間で各種試験を行うために試作された電気機関車4台(ED90形1号機、ED91形1・11・21号機)のうちの1台で、当初はED45という形式がつけられていました。 
 ED91形1・11・21号機は仙山線全線交流電化後も営業列車を牽引していましたが、1970年(昭和45年)までに廃車になりました。
 保存されているのはこのED91形11号機と新幹線総合車両センターのED91形21号機だけですが、説明や解説が一切ありません。


 設置からしばらくの間は手入れもされていたでしょうが、「静態保存」と言えば聞こえは良いのですが、「雨ざらし」にされているといった状態で、特に蒸気機関車の痛みがひどく「さらし物」になっていました。


 次は、利府郵便局に向かいます。
 現役のお店です。


 利府町にある宮城県総合運動公園(グランディ・21)内には、「2002 FIFAワールドカップ」の会場となった陸上競技場兼サッカー球技場の「宮城スタジアム」があります。




 JR利府駅から宮城スタジアムまで約3kmありますが「宮スタ通り」と名付けられているようです。


 駅前を通り過ぎたところに利府郵便局があります。


 利府郵便局風景印の絵柄は、新幹線総合車両センターと主に東北新幹線で運用された200系新幹線をメインに、東北地方では利府が産地の一つである長十郎梨、1969(昭和44)年に明治100年の記念事業として開園した県民の森が描かれています。


 ここ宮城県利府町は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」に「おくの細道の山際に、十符の菅あり。今も年々十符の菅菰(すがごも)を調へて、 国守に献ずといへり」と記述があるように、「十符の菅菰」(菅という草を乾燥させ編み込んで作ったむしろ。むしろの編み目が十筋あることからのついた呼び名)の産地だったことから「十符の里」と呼ばれるようになり、現在まで受け継がれています。
 郵便局の向かいにある、公民館や図書館などが入るこの建物。「十符の里プラザ」という名前が付いています。
 真偽は定かではありませんが、十符=とふ=利府と転じて、今の地名の表記と読みになったとか…。


 我が町にも『新古今和歌集』に詠われた「十符ヶ浦」があります。「見し人も とふの浦かぜ 音せぬに つれなく消る 秋の夜の月」(橘為仲)。
 病院の広報誌の題字、野辺地小学校の校歌には「わかすげ」という言葉が使われています。
 表記は違いますが、岩手県野田村の景勝地「十府ヶ浦」も、菅を乾燥させて編んだ「菅薦(すがごも)」が作られていたことに由来するとか。
 駅に戻ってきて一休み。


 つづく。