旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

阿武隈急行 鉄印の旅 5(完) 福島にエール

2020-11-05 14:00:51 | 阿武隈急行の旅
福島 フクシマ         10:21着


 連絡改札口から通路を通ってJR福島駅の構内に入ります。


 連絡通路といっても、そこはJR1番線ホームの北側です。
 在来線はそのまま列車に乗ることができます。


 但し、新幹線は一度改札外に出なければならないシステムのようで、案内の紙を頂きました。(案内には書いていませんが、大人の休日倶楽部パスの場合は、新幹線乗換改札口を通れます。)


 次の電車まで40分ほど有るので、昨日「そば処 ふくしま」で気になったものがあったので立ち寄りました。


 そば・うどんのトッピングメニューから『肉(味付け)』をつまみに!
 「『乗り鉄』てすか?『撮り鉄』ですか?」と声をかけられることがありますが、胸を張って「『呑み鉄』です!」と答えています。


 帰途につきます。
 『大人の休日倶楽部パス』は、無料で指定席券を使えるの6回までなので、今日は盛岡まで自由席、盛岡からは『特定特急券』扱いで八戸まで、指定席券を使わないで帰ります。


東北新幹線下り やまびこ55号 盛岡行 55B
 始発 東京09:40
 E3系6両+E5系10両の編成でやってきました。
 E3系は秋田新幹線用に作られて車両ですが、現在はE6系にその座を譲り、残された2編成が秋田に行かない秋田新幹線車両として、やまびこ55号のほか、やまびこ60・202・215号、なすの253・265・268・272号で定期運用されています。


福島 フクシマ         11:13着 11:14発
 今日の昼食は、福島の駅弁です。
 只今『駅弁味の陣2020』開催中!


 エントリー駅弁一覧です。








 福島にエール!
 『みんなにエール 栄冠は君へ、ふくしま♡』。




 『驛辨浪漫』。




白石蔵王 シロイシザオウ     レ
仙台 センダイ         11:34着 11:36発
古川 フルカワ         11:49着 11:52発
くりこま高原 クリコマコウゲン 12:01着 12:02発
一ノ関 イチノセキ       12:10着 12:14発
水沢江刺 ミズサワエサシ    12:24着 12:25発
北上 キタカミ         12:33着 12:34発
新花巻 シンハナマキ       レ
盛岡 モリオカ         12:54着


東北新幹線下り はやぶさ19号 新函館北斗行 19B
 始発 東京10:44
 今日は、こまち19号を併結しない設定日なので、はやぶさ19号が単独でやってきました。


盛岡 モリオカ         13:01着 13:05発
いわて沼宮内 イワテヌマクナイ  レ
二戸 ニノヘ           レ
八戸 ハチノヘ         13:33着
 

 おしまい

阿武隈急行 鉄印の旅 4 阿武隈急行線上り 普通 福島行 920M

2020-11-04 12:07:49 | 阿武隈急行の旅


阿武隈急行線上り 普通 福島行 920M
 始発 富野09:45 


保原 ホバラ          10:10着 10:01発
 伊達市の中心地と言うことで、上保原駅まで市街地がつながっています。


上保原 カミホバラ       10:02着 10:03発


 キャッチフレーズは、「疎水光る桃源郷」。 


 この辺りは水田や果樹園が多く、溜池が点在したり阿武隈急行線の北側には多くの疎水が流れていたりします。


高子 タカコ          10:05着 10:05発
 キャッチフレーズは、「伊達氏発祥の地」。 


 駅北側に広がる農地一帯は、約250区画の分譲地と商業施設を整備する『高子駅北地区土地区画整理事業』行われています。
 ここから300mのところにある小高い森には、伊達氏の始祖・朝宗が源頼朝より伊達郡を賜って最初に築いた居城、高子岡城は伊達氏の始祖・朝宗が源頼朝より伊達郡を賜って最初に築いた居城で、城を築いた後、中村の姓を伊達に改めて朝宗と名乗ったことから『伊達氏の発祥の地』と言われています。


  福島市や伊達エリアはモモに代表される、果物が主要産物です。


向瀬上 ムカイセノウエ     10:07着 10:08発
 キャッチフレーズは、「ももの里」。




 阿武隈川を渡ります。 


瀬上 セノウエ         10:09着 10:10発
 キャッチフレーズは、「りんごの里」。 




 福島市のシンボル的存在の信夫山を左手に見ながら進みます。


福島学院前フクシマガクインマエ 10:12着 10:12発
 キャッチフレーズは、「教育文化のまち」。 




 駅名の通り、福島学院大学の宮代キャンパスが駅から右手100mほどの所にあります。


卸町 オロシマチ        10:14着 10:14発
 構内には、待合室、トイレ、自動販売機(飲料)、蕎麦游膳「阿部」があります。「阿部」が定休日のときは、待合室は締切となるそうです。 


矢野目信号場 ヤノメ       レ
 松川を渡ります。


 左手に福島交通飯坂線「美術館図書館前駅」が見えてきます。


 福島交通飯坂線「曽根田駅」を過ぎると、間もなく終点福島駅です。


 つづく。

阿武隈急行 鉄印の旅 2 阿武隈急行線下り 普通 富野行 913M

2020-11-02 18:55:17 | 阿武隈急行の旅
 阿武隈急行は、阿武隈急行線を運営する第三セクターの鉄道会社です。
 阿武隈急行線は、1986年(昭和61年)7月1日に国鉄丸森線(宮城県柴田町にある槻木駅・宮城県丸森町の丸森駅間)17.4kmを引き継いだ第三セクターとして開業しました。
 その後、1988年(昭和63年)7月1日には、日本鉄道建設公団によって建設が進んでいた福島駅・丸森駅間37.5kmが延伸開業してしました。
 その結果阿武隈急行線は、起点の福島駅と終点の槻木駅でJR東北本線と接続することになりました。


 因みに、阿武隈急行線、JR東北本線共に、福島駅・槻木駅間の営業キロ数は54.9kmと同じです。
 運賃は、JR東北本線が990円、阿武隈急行線は10円安い980円です。
 なお、所要時間はJR東北本線の50分ほどに対して阿武隈急行線は80分ほどかかります。
 しかし、2019年(令和元年)10月12日の『令和元年東日本台風(台風19号)』による被害のため、一時全線不通となりました。現在も富野駅・丸森駅間が不通となっていました。
 そのため今日は、福島駅と保原駅を往復します。




 なお、2020年(令和2年)10月31日。阿武隈急行線は『全線運行再開』しています。但し、富野駅・丸森駅間は平日の運行本数が極端に少ないので注意が必要です。


 JR1番線北側に頭端式ホーム1面2線を持ち、東側を福島交通飯坂線、西側を阿武隈急行線が使用しています。

 富野駅から電車の折り返しになります。

阿武隈急行線下り 普通 富野行 913M 
 阿武隈急行の車両は8100系電車9編成が主力です。




 行きは前面展望です。
福島 フクシマ              09:03発
 同じホームを使う福島交通飯坂線は、独立した単線を使っています。


 阿武隈急行線は福島駅から矢野目信号場まで東北本線の複線区間を走ります。


 東北本線の上り線と立体交差するところが、矢野目信号場です。


矢野目信号場 ヤノメ      運転停車 09:08着 09:09発
 矢野目信号場は、JR東北本線および阿武隈急行線の信号場ですが、東北本線としては東福島駅構内の扱いの正式な信号場ではないのですが運転上重要な施設となっています。
 東北本線の高架をくぐってやってきた上り福島行の通過を待ちます。


 ここから阿武隈急行線は単線となります。


 右手に福島卸商団地が見えてくると卸町駅に着きます。


卸町 オロシマチ        09:10着 09:11発
 単式ホーム1面1線の無人駅で、キャッチフレーズは「とんやの街」です。


 駅間は最短900mの直線です。


福島学院前フクシマガクインマエ 09:12着 09:13発
 単式ホーム1面1線の無人駅で、市道の真上が駅となっており、ホームは高台に設置されています。


 更に直進します。


瀬上 セノウエ         09:14着 09:15発
 相対式ホーム2面2線の無人駅です。
 ホーム上には構内踏切や跨線橋がなく、反対側のホームへ向かうには一度ホームを降り、市道側の線路下をくぐらなければなりません。


 武隈川に架かる第一阿武隈川橋梁を渡ります。


向瀬上 ムカイセノウエ     09:16着 09:17発
 単式ホーム1面1線の地上駅ですが、駅舎はなく、ホームに待合所があるだけです。


 月の輪トンネルと高子沼トンネルと続けて抜けます。   


高子 タカコ          09:19着 09:19発
 相対式ホーム2面2線の無人です。


 左手に溜池を見て、工事中の東北中央自動車道をくぐると上保原駅に着きます。


上保原 カミホバラ       09:21着 09:22発
 単式ホーム1面1線の無人駅です。 
 

 左に緩くカーブすると保原駅に着きます。


保原 ホバラ          09:23着
  島式ホーム1面2線をのほかに、上り本線側に保守用の横取り線が設置されています。


 ここで、下車します。

 つづく