2018年(平成30年)10月10日から全国のコンビニでサッポロビールが行った、「ヱビスビール」にヘッドマークチャームがおまけに付くキャンペーン。今回は第4弾となり、事前の人気投票で選ばれた全12種類がついています。
12種類のうち10種類はすでに前回までのキャンペーンに登場していて、初登場になったのは「あずさ」「銀河」の2種類です。
急行列車が初めて登場しました。そのため第4弾のタイトルが「YEBISU MEISTER×日本の鉄道」となったのでしょう。
1949年(昭和24年)9月15日のダイヤ改正で東京駅・大阪駅間の夜行急行列車に「銀河」の愛称が付きました。
1950年(昭和25年)10月1日のダイヤ改正で神戸駅発着に延長され、1965年(昭和45年)10月1日の改正では、姫路駅発着に延長されました。
その後2往復体制に増えたものの、再び大阪駅発着となり、さらには1往復に戻りました。
1976年(昭和51年)2月20日のダイヤ改正で20系客車が投入され、ブルートレインの仲間入りをします。しかし、特急ではなく急行のため、機関車にヘッドマークは装着されず、列車最後尾には特急列車並みの行灯式テールマークもついていましたが白地のままでした。
2年後、テールマークに「急行」の文字だけ表示され、愛称とイラストが入ったテールマークになったのは1980年(昭和55年)7月でした。
使用車両が20系客車から14系客車、14系客車から24系25形客車への変更等を経て、2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正で廃止されました。
愛称は、夜行列車にふさわしく天体の銀河に由来します。
テールマークは、天の川銀河をデザインしたものです。
寝台急行「銀河」は、ヘットマークを付けて運行されたことはないというのが定説です。しかし、鉄道イベント用なのかヘッドマークが数種類存在するようです。