旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~ストーブ列車の旅へ 2 津軽鉄道151列車「ストーブ列車」

2019-02-05 11:51:36 | 利府支線の旅
 津軽鉄道線、青森県五所川原市の津軽五所川原駅から青森県北津軽郡中泊町の津軽中里駅まで、津軽半島の中央部を南北に縦貫している津軽鉄道が運営する非電化・単線20.7kmの鉄道路線です。
 津軽鉄道の旅に関しては、旅の小窓「奥津軽いまべつ駅開業記念!新幹線で昭和の津鉄へタイムトラベル!」も合わせてご覧下さい。


 元々国鉄五所川原駅と駅舎を共同使用していて、駅名も五所川原駅と称していましたが、1956年(昭和31年)に駅舎分離に伴い「津軽五所川原」に改称しています。
 駅舎は隣接しているものの、通路と跨線橋はJRと共用しています。


 乗り継ぎ時間が少ないので、そのまま津軽鉄道のホームに向かいます。


 ストーブ列車は1930年(昭和5年)全線開業の12月より、物資不足の太平洋戦争中の昭和19~21年を除いて運転している列車です。
 現在のストーブ列車には、4代目となるオハ46形客車が使われています。
 運行は12月1日から3月31日までの1日3往復(うち1往復は12月の平日を除く)で、編成はDD352機関車+オハ46形客車2両+津軽21形1両、DD352機関車+オハ46形客車1両+津軽21形1両、津軽21形1両+オハ46形客車客車1両。の3パターンがあります。

 津軽鉄道線下り151列車 ストーブ列車 津軽中里行
 今日の編成はDD352機関車+オハ46形客車2両+津軽21形1両のフル編成ですが、オハ46形客車1両は団体扱いで一般客は乗れません。


 ストーブ列車の乗車には 乗車券+ストーブ列車券400円が必要です。
 JRから直接乗り換えたので、車内で乗車券等を買いました。




 車内は相席でなんとか全員座れるかどうかという状態。
 ストーブ列車といえば「するめ」。
 2台あるだるまストーブの上では、ひっきりなしにするめが焼かれています。


津軽五所川原 09:35発   
十川     09:38着 09:38発   
 十川駅を出た頃やっと席まで車内販売が来ました。




 アテンダントは通常2人だと思うのですが、今日は2人乗っていますがそれでも焼くのが間に合いません。
 沿線の案内をしながら、するめを焼いて大忙しです。


五農校前   09:43着 09:43発   
 ようやく焼いてもらったするめが来ました。
 目の前で、食べやすく裂いてくれます。


津軽飯詰   09:46着 09:46発   
 外は吹雪というわけではありませんが白一色。
 ストーブ列車にするめと日本酒。良いですね。


毘沙門     レ
嘉瀬     09:56着 09:56発
   
 嘉瀬駅と言えば「慎吾列車」。


 元SMAPの香取慎吾さんが1997年(平成9年)に地元の小学生たちと一緒に絵を描いた車両で、2000年(平成12年)に運行を終え、金木駅で数年展示した後、ここで展示しています。
 今日の列車に乗務しているアテンダントの小枝美知子さんは、時間がたち劣化してしまった絵の修復をなんとか香取慎吾さんにお願いできないかと2009年(平成21年)から香取慎吾さんが出演するテレビ番組等に依頼を出し続けた結果というか、執念というか、熱意が伝わり、絵が描かれてから20年目の節目となった2017年(平成29年)に、フジテレビ『おじゃMAP!!』が取り上げて修復しました。


金木     10:01着 10:05発   
 金木駅では5分停車。
 弘前を中心としたフリーエリア内のJR・津軽鉄道・弘南鉄道の普通列車(快速含む)の普通車自由席と弘南バスが2日間乗り降り自由2,060円の「津軽フリーパス」のフリーエリアが金木駅までということもあってか、半数以上が下車していきました。


 上り列車と交換です。
 金木駅では、衝突を防ぐための保安システムの一つである「スタフ」を津軽中里駅から対向してくる列車から受け取らないと先に進めません。
 津軽鉄道の「スタフ」は本来の形状の棒状の金具(スタフ(staff)の語源は、「棒杖」の意味)が使われています。


 逆に、津軽五所川原駅に向かう列車にはこちらから、タブレットを渡さなければなりません。


 停車時間を利用して、車掌さんが石炭の補充です。


 津軽鉄道に乗務している現在のアテンダントは、正式には「津軽半島観光アテンダント」と言い、「NPO法人津軽半島観光アテンダント推進協議会」に所属しアテンダント業務の他、津軽半島の観光資源、伝統、文化、食、特産物等の情報を広く全国に発信する取り組みをしているそうです。
 金木駅でアテンダントの一人であり、NPO法人津軽半島観光アテンダント推進協議会代表理事を務めている、小枝美知子さんが降りていきました。


芦野公園   10:08着 10:08発   
 津軽鉄道旧芦野公園駅本屋は、ホームに直結した「喫茶店 駅舎」として現存します。


川倉      レ
大沢内    10:14着 10:14発   
深郷田     レ
津軽中里   10:20着
 
 津軽21形の方に機関車を付け替えて、28分後の折り返し津軽五所川原行となります。


 つづく。

利府支線の旅4(完) 帰途

2019-01-31 11:51:54 | 利府支線の旅
東北本線上り 普通 岩切行
 日中は、2両編成で岩切駅との間を折り返し運転をしているようです。


 折り返し列車が遅れて到着したので、こちらも4分遅れで発車。
利府     11:32発   
新利府    11:34着 11:35発   
岩切     11:38着
 
 4分程遅れて到着。

東北本線上り 快速 仙台行
 急いで乗り換えました。


 始発 石巻10:49発   
岩切     11:43着 11:43発   
東仙台    11:48着 11:48発   
仙台     11:54着


 仙台駅では1時間の待ち合わせ。
 軽く昼食。


 「蔵王チーズ2種のディッシュ」380円


 「スモークチキンのディッシュ」380円


 「牛たん 仙台煮」380円


 「仙台みそ風カレー(ポーク)」800円


 これに「角ハイボール」480円。全て税込み価格です。
 発車時刻の15分程前にホームに上がりました。
 そこに新青森方面から入って来たのが…


 East i(イーストアイ)と言われる、新幹線E926形電車。東日本旅客鉄道の新幹線電気軌道総合試験車です。
 新幹線電気軌道総合試験車と言えばJR東海の「イエロードクター」が有名ですが、こちらも最高時速275kmは検測車両としては世界最高速度で、他の検測列車と同じくダイヤが非公表ということもあり、鉄道ファンを中心に「見ると幸せになる」と言われています。


東北新幹線下り こまち・はやぶさ19号 秋田・新青森行  


 こまち号を先頭でやってきました。
 盛岡駅まではこまち号に乗っていきます。


 在来線区間を走るため、普通の新幹線と比べて一回り車両が小さいため、ホームと車両との間に隙間が出来るので、到着すると降りていたステップが上がります。


 始発 東京11:20発
仙台     12:52着 12:54発
 進行方向右側の席だったので、発車して間もなく右手に新幹線総合車両センターが見えます。


 車内のシートも2+2の配置です。

古川      レ
くりこま高原  レ
一ノ関     レ
水沢江刺    レ
北上      レ
新花巻     レ
盛岡     13:33着 13:37発 

 39分で盛岡駅到着。新幹線開通前は特急電車でも2時間はかかっていました。
 はやぶさ号に乗り換えます。


 岩手山が綺麗に見えました。なかなか見ることができません。


いわて沼宮内 13:49着 13:49発   
二戸     14:01着 14:02発   
八戸     14:13着
 


青い森鉄道線下り 普通 青森行  


八戸     14:21発   
陸奥市川   14:26着 14:27発   
下田     14:30着 14:31発   
向山     14:35着 14:36発   
三沢     14:39着 14:40発   
小川原    14:45着 14:45発   
上北町    14:48着 14:49発   
乙供     14:54着 14:54発   
千曳     14:59着 15:00発   
野辺地    15:05着 


 おしまい

利府支線の旅3 森郷児童遊園 利府駅界隈

2019-01-30 13:03:58 | 利府支線の旅
 約1時間程の滞在時間になります。


 お目当ての「森郷児童遊園」は駅前にある観光マップには出ていません。


 下調べに従って進みます。
 駅を出たら右へ。


 利府駅に隣接する、8軒のお店で構成する屋台村『りふレ横丁』には入らず、手前を右へ。


 突き当たりが利府駅のホームです。
 ここを左へ。


 突き当たりを直進できるかのようにも見えますが、道なりに左へカーブして進みます。


 突き当たりを右へ。




 旧東北線跡に出ました。目の前が跡地に作られた「森郷児童遊園」。


 振り返れば…。
 線路跡地に建っているのは、東北地方を中心に軌道敷設・軌道整備などもおこなう総合建設会社、仙建工業(株)利府出張所。


 駅からゆっくり歩いて6~7分と言ったところです。


 ここには2台の機関車が静態保存されています。
 1台は、蒸気機関車C58形354号機。


 設置の経緯と機関車の経歴が表示されています。


 もう1台は電気機関車、ED91形11号機。
 国内初の交流電化実験線区となった仙山線陸前落合駅・熊ヶ根駅間で各種試験を行うために試作された電気機関車4台(ED90形1号機、ED91形1・11・21号機)のうちの1台で、当初はED45という形式がつけられていました。 
 ED91形1・11・21号機は仙山線全線交流電化後も営業列車を牽引していましたが、1970年(昭和45年)までに廃車になりました。
 保存されているのはこのED91形11号機と新幹線総合車両センターのED91形21号機だけですが、説明や解説が一切ありません。


 設置からしばらくの間は手入れもされていたでしょうが、「静態保存」と言えば聞こえは良いのですが、「雨ざらし」にされているといった状態で、特に蒸気機関車の痛みがひどく「さらし物」になっていました。


 次は、利府郵便局に向かいます。
 現役のお店です。


 利府町にある宮城県総合運動公園(グランディ・21)内には、「2002 FIFAワールドカップ」の会場となった陸上競技場兼サッカー球技場の「宮城スタジアム」があります。




 JR利府駅から宮城スタジアムまで約3kmありますが「宮スタ通り」と名付けられているようです。


 駅前を通り過ぎたところに利府郵便局があります。


 利府郵便局風景印の絵柄は、新幹線総合車両センターと主に東北新幹線で運用された200系新幹線をメインに、東北地方では利府が産地の一つである長十郎梨、1969(昭和44)年に明治100年の記念事業として開園した県民の森が描かれています。


 ここ宮城県利府町は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」に「おくの細道の山際に、十符の菅あり。今も年々十符の菅菰(すがごも)を調へて、 国守に献ずといへり」と記述があるように、「十符の菅菰」(菅という草を乾燥させ編み込んで作ったむしろ。むしろの編み目が十筋あることからのついた呼び名)の産地だったことから「十符の里」と呼ばれるようになり、現在まで受け継がれています。
 郵便局の向かいにある、公民館や図書館などが入るこの建物。「十符の里プラザ」という名前が付いています。
 真偽は定かではありませんが、十符=とふ=利府と転じて、今の地名の表記と読みになったとか…。


 我が町にも『新古今和歌集』に詠われた「十符ヶ浦」があります。「見し人も とふの浦かぜ 音せぬに つれなく消る 秋の夜の月」(橘為仲)。
 病院の広報誌の題字、野辺地小学校の校歌には「わかすげ」という言葉が使われています。
 表記は違いますが、岩手県野田村の景勝地「十府ヶ浦」も、菅を乾燥させて編んだ「菅薦(すがごも)」が作られていたことに由来するとか。
 駅に戻ってきて一休み。


 つづく。

利府支線の旅2 利府支線

2019-01-29 15:19:55 | 利府支線の旅
 岩切駅で途中下車。
 岩切駅は橋上駅舎化、自由通路整備等が行われ、今年2018年11月18日より供用が開始された。真新しい駅舎です。


 かつての地上駅舎と各ホームを結ぶ地下通路は現在解体中です。


 自由通路からは東北新幹線がよく見えます。




 ここでは、速度を落としてJR東日本新幹線総合車両センターに入っていく車両を見ることができます。






 現在の利府線は、東北本線の盲腸のような形態の支線ですが、1890年(明治23年)日本鉄道が岩切駅・一ノ関駅間を開業した際の岩切駅から先は、利府を経由して北上するルートが採用されていました。つまりこちらが本来の東北本線でした。
 しかし、この区間には最大16.7パーミルの勾配が存在し、長大列車では補助機関車を連結する必要が生じたり、列車の遅れや運休が生じたりしたため、昭和の初めに「岩切松島間鉄道線路変更期成同盟」が東北本線の経路移設を求めて活動し始めたことや、太平洋戦争のが激化に伴い、貨物輸送を船舶から鉄道へ転移させる必要が生じたなどから、1944年(昭和19年)11月15日に陸前山王駅・品井沼駅間に新線が開業して、旧来の経路と合わせて2つのルートが併存する形となりました。
 新線は当初、貨物列車のみが走行していましたが、その後急行列車が経由するようになると新線が東北本線の主要経路となり、利府経由の通称「山線」ルートの主体は普通列車となりました、
 さらに、新線が完全に複線化されると両ルート併存の意味が薄れて「山線」の廃止が濃厚となり、「山線」沿線住人による存続運動が起こりました。
 最終的に、1962年(昭和37年)4月20日に松島駅(旧駅)・品井沼駅間が廃止され東北本線の支線となり、さらに同年7月1日に利府駅・松島駅(旧駅)間が廃止されました。


東北本線下り 普通 利府行
 ※利府線内の写真のほとんどは、帰路に後方から撮影した写真を使っています。


 始発 仙台10:05


岩切     10:14着 10:17発   
 この先、ワンマン運転になります。


 ホームの北側で東北新幹線と交差し、東北本線は右に、利府線は左に進んでいきます。


 間もなく、左に引き込み線が分かれていきます。


 左手に見えて来るのは「JR東日本仙台レールセンター」。船で輸送してきた25mレールを、仙台臨海鉄道仙台埠頭駅からは貨車で輸送してきて溶接し、150mや200mロングレールに加工するための設備、レール荷役用のクレーン、荷役線路などがあります。




 よく見るとクレーンの下のレールが3線軌条になっています。在来線と新幹線両方のレールを扱っています。


 次に見えてくるのは、新幹線総合車両センター。JR東日本の新幹線車両基地の一つで、主に東北新幹線で使われる車両の日常的な整備・点検の他、JR東日本が保有する新幹線車両の全般検査、改造工事や新製車両の搬入・廃車解体に至るまで総合的な業務が行われているそうです。


 1982年(昭和57年)の東北新幹線開業と同時に開設され、当初は車両の整備を行う仙台新幹線第一運転所と検査・修繕を行う仙台工場に分かれていたが、のちに統合され現在に至っているそうで、敷地は全長3.7km、幅260mと広大で、仙台レールセンターの他にも、仙台新幹線保線技術センター、総合訓練センター等を併設しているそうです。


 敷地のほぼ中央にある砂押川を渡り、仙台北部道路をくぐります。


 間もなく唯一の中間駅、新利府駅に到着します。
 この駅は、JR東日本と関連・協力会社を含め千人以上が働いていると言われる新幹線総合車両センター勤務者の利便性を考えて、1982年(昭和57年)6月23日の東北新幹線大宮駅・盛岡駅間暫定開業に先立つ、4月1日に併設・開業した駅です。


新利府    10:20着 10:20発
 駅の出入口は2つあり、ホーム中央にある出入口は新幹線総合車両センターの関係者専用となっていて、一般利用者は出入りできません。
 一般用はホームの南端にあります。 


 岩切駅・利府駅間は4.2kmですから、そのうち9割近くの3.7kmの敷地はまだ続きます。








 間もなく終点、利府駅に到着します。




利府     10:23着


 つづく。

利府支線の旅1  入口の岩切駅へ

2019-01-27 13:57:49 | 利府支線の旅
 平成30年12月3日 月曜日
 残っていた「大人の休日倶楽部パス」を使って、日帰りで未乗車のJR利府支線に乗りに出かけました。
 本格的な冬を前にホームの改修が終わったようです。


青い森鉄道線上り 普通 八戸行
 いつも出かける電車より1本遅い電車に乗ります。
 始発 青森06:12
野辺地    06:56着 06:56発
 平日ということもあってか、旅行客の姿はほとんど無く、通勤通学客がほとんどです。


千曳     07:01着 07:01発   
乙供     07:06着 07:07発   
上北町    07:12着 07:12発   
小川原    07:16着 07:16発   
三沢     07:21着 07:22発   
向山     07:26着 07:26発   
下田     07:30着 07:31発   
陸奥市川   07:34着 07:35発   
八戸     07:41着


東北新幹線上り はやぶさ10号 東京行  
 いつもと違って、時間的に余裕のある乗り換えです。
 高校生の修学旅行シーズンのためでしょうか、17分後には団体用の列車が設定されていました。


 始発 新函館北斗06:35
 

 ホームに入ってきてから思い出しました。
 JR北海道所有のH5系車両は、定期運用されている本数が少なく、八戸駅を通るのは上下合わせて6本程度です。


八戸     08:10着 08:11発
二戸     08:22着 08:23発
いわて沼宮内  レ
盛岡      レ
新花巻     レ
北上      レ   
水沢江刺    レ
一ノ関     レ   
くりこま高原  レ
古川      レ
仙台     09:29着
 
 仙台駅では新幹線中央乗換口から在来線ホームに向かいます。




 3階の改札口からエスカレーターを降りたところに「仙台駅の思い出」コーナがあり、実物大なので迫力のあるヘッドマークが展示されています。


 コインロッカーは、「萬画の国・いしのまきへ!」のタイトルのラッピングがされています。
 仙石線の終点石巻市には「石ノ森萬画館」があります。ロッカーには石ノ森作品の「サイボーグ009」「ゴレンジャー」「ロボコン」「さるとびエッちゃん」に登場するキャラクターが描かれています。
 仙台駅構内にはこのほかにも鉄道系アートや展示品がまだありますから時間があるときには構内を歩いて見ても結構楽しめます。


 利府線は、東日本旅客鉄道東北本線の支線の通称で、仙台市の岩切駅から宮城県の利府駅までの4.2kmの路線です。利府支線とも言います。


 朝夕は、仙台からの直通もあるのですが、1本前の電車で岩切駅に向かいます。


東北本線下り 普通 小牛田行


仙台     09:46発 
 仙台駅を出発するとまずは東北新幹線の下をくぐり抜けます。


 しばらくは、東北本線と仙山線が、東北新幹線の高架と並行します。


 仙山線が東北新幹線の下を右に分かれていきます。 


 今度は、先ほど分かれていった仙山線が大きくカーブしてきて上を交差していきます。


 東北本線の上り線と東北新幹線に挟まれるように、JR東日本仙台車両センターがあります。


 東仙台駅の手前で貨物支線(通称、宮城野貨物線)が合流します。


東仙台    09:50着 09:50発   
 駅舎側は1番線の単式ホーム、島式ホームは2・3番線という2面3線のホームの駅ですが、3番線の南側には上り貨物列車の通過線が1線あり、旅客扱いは1・2番線のみで3番線は主に下り貨物列車が通過するため、3番線には転落防止の柵が設けられているのが分かります。 


 東仙台駅を出ると左にカーブし、東北新幹線と分かれます。


 この先には、日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社の車両基地である仙台総合鉄道部があります。


 石巻駅からのHB-E210系気動車、仙石東北ライン経由仙台行快速がやってきました。


 右手に東北新幹線を見ながら進みます。


 県道141号をアンダーパスし右にカーブし七北田川を渡ると、目の前に岩切駅が見えます。




岩切     09:54着




 ここで乗換となります。

 つづく。