旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2019年(令和元年)11月17日 日曜日 高安 おまえもか

2019-11-17 18:49:20 | 東北ローカル線の旅
 大相撲九州場所8日目。土俵入りまで姿を見せた大関高安が、突然の休場。
 正式な原因ははっきりしていませんが、ぎっくり腰とか。
 それにしても、最近、婚約とか結婚をした関取の成績不振。
 よく分かりませんな。


 気がつけば、お店もクリスマスバージョン。


東北ローカル線の旅10(完)~寒河江駅から帰路に

2016-09-18 13:58:51 | 東北ローカル線の旅
 寒河江駅には、サクランボの形をした駅名標もありました。




 車両留置用の側線や検修庫もあります。




 新しい駅舎でした。






 自由通路には、寒河江市美術館名誉館長の「郷間正観ステーションギャラリー」があります。










 駅スタンプにも使われている「慈恩寺」。
 724年、行基が慈恩寺の景勝を見て都に帰り、聖武天皇に奏上し、勅命によって創建されたと言われる、現在は3ヵ院17坊の慈恩宗の本山だそうです。


 駅ロータリーも整備され、寒河江駅の駅名由来の案内板もありました。




 「なかよし」のプレートしかありません。


 ガラス張りの「寒河江御輿会館」。


 郵便ポストの上には、サクランボのオブジェ。


 寒河江駅始発の、普通 山形行に乗って山形駅に戻ります。


 全てのカーテンが閉まったままの状態で入線してきます。冷房効率を高めるためのようです。
 そういえば、左沢駅に向かう列車もカーテンが閉まっていて、写真を撮るために自分の座っているところのカーテンを開けたのでした。
 この列車は混んでいてそれも出来ません。

 
寒河江     11:54発   
南寒河江    11:57着 11:57発
羽前長崎    12:01着 12:01発
羽前金沢    12:03着 12:04発
羽前山辺    12:08着 12:08発
 架け替えられた、コンクリート製の須川橋梁。鉄道橋とも呼ばれています。


 この辺は環境も良いのか、天体望遠鏡のある家がありました。


東金井     12:12着 12:12発
北山形     12:17着 12:17発


山形      12:22着
 山形市は今日の夜から花笠踊りが始まります。
 一足早く昼には、山形駅自由通路で若柳社中と山形駅職員による花笠踊りが披露されていました。








 昼は、前にも行ったことのあるそば屋さんで頂きました。




 帰路につきます。  
仙山線 普通 仙台行


山形      14:56発

仙台      16:25着
 仙台は明日8月6日から3日間、仙台七夕祭りです。


東北新幹線・北海道新幹線はやぶさ25号 新函館北斗行


仙台      16:52着 16:54発
七戸十和田   18:27着

おしまい

東北ローカル線の旅9~左沢線 寒河江駅まで

2016-09-16 15:57:35 | 東北ローカル線の旅
平成28年8月5日(金)
 今日は、通勤時間帯を避けて列車に乗るので、ホテルで朝食を摂ってから出かけます。


 霞城セントラルホテル1階には、ブドウのオブジェと並んで、山形名物いも煮鍋を模したベンチがありました。




 ビルには郵便局も入っています。


 左沢線(あてらざわせん)は、山形市の北山形駅から山形県西村山郡大江町の左沢駅を結ぶ24.3kmの路線で、「フルーツライン左沢線」の愛称が付けられています。
 起点は北山形駅ですが、運行上は山形駅を起点としています。




 左沢線 普通 左沢行に乗ります。


 奥羽本線とは軌間が違うため相互乗り入れがないため、駅名標には隣駅の表示が北山形駅だけになっています。


 乗る気動車は、キハ100系のキハ101形です。左沢線用に作られたオールロングシートで、トイレなしの車両です。




山形      09:31発
北山形     09:35着 09:36発
 元々左沢線の駅として開業し、後から奥羽本線・仙山線も停車するようにしたため、山形駅方面からカーブしたところにある左沢線ホームと、直線上にある奥羽本線・仙山線ホームが離れてあります。


東金井     09:39着 09:40発
 無人駅のため待合室しかありませんが、ガラス張りの今まで見たことのないような建物です。


 「フルーツライン左沢線」の名の通り、田んぼだけでなく果樹園も多く見ることができます。




羽前山辺    09:44着 09:44発
 リンゴのイメージでしょうか、果物の形をした駅名標もあります。




羽前金沢    09:48着 09:49発
羽前長崎    09:51着 09:51発


 最上川に架かる最上川橋梁です。
 東海道本線の木曽川に架かっていた物を、現山形鉄道フラワー長井線とここ左沢線に分けて移設したことから、この二つの橋梁は双子の橋とも呼ばれています。
 こちらへは大正10年の移設、現山形鉄道フラワー長井線には大正12年の移設ですから、こちらが兄になります。




南寒河江    09:55着 09:55発
寒河江     09:58着 09:59発


西寒河江    10:01着 10:01発
 西寒河江駅のホームには屋根がありませんが、後から上を通る道路が出来たため、一部屋根があるのと同じ効果が得られるようです。


羽前高松    10:05着 10:06発
残雪の月山が霞んで見えます。


 羽前髙松駅を過ぎる高度が上がります。


柴橋      10:10着 10:10発
 この駅だけが2両分の長さしかないホームのようです。




 短いトンネルを2つ通ると間もなく終点です。






左沢      10:14着
 左沢駅は大江町交流ステーションに併設する形で作られています。売店などもあるようですが、7分で折り返すので中に入ることもなく戻ります。


 駅名標には、ラ・フランスの形がしたものもありました。


左沢線 普通 山形行
 車体の横には「FRUITS LINER」の文字があります。


左沢      10:21発   
 右に最上川が見えます。


柴橋      10:23着 10:24発
羽前高松    10:27着 10:28発
西寒河江    10:31着 10:32発
寒河江     10:34着
 寒河江駅で途中下車します。

 つづく

東北ローカル線の旅8~矢島駅から山形駅に戻ります

2016-09-15 17:48:49 | 東北ローカル線の旅
 鮎川駅までの乗車券を買いました。
 鳥海山に由利の「ユ」を組み合わせてデザイン化した社章と「鳥海山」と「おばこ」のイラストが地紋となった乗車券です。


 鳥海山ろく線の車両は2形式5両の気動車で、全て「おばこ」の愛称がつけられています。
 駅スタンプの他に、「おばこ号」がデザインされた鳥海山ろく線のスタンプもありました。


 帰りの車両は一番新しい、沿線を流れる子吉川をイメージした青を基調としたYR-3003形です。
 車両の横にも乗車券の地紋の「鳥海山」と「おばこ」のイラストが描かれています。




 シートは青のボックスシートです。


 出発に合わせてまつ子さんが見送ってくれます。


普通 羽後本荘行
矢島      11:49発

   
川辺      11:53着 11:53発
 国道108号は、黒沢駅手前まで鳥海山ろく線の西側にルートをとります。


吉沢      11:57着 11:58発
 添うように流れる子吉川とは、2回交差します。


西滝沢     12:00着 12:01発
 森子大物忌神社の最寄り駅ではないと思うのですが、十二神将の看板があります。


 由利高原鉄道鳥海山ろく線には、「GO!GO!鳥海山ろく線」のキャッチフレーズで会員を募集している「由利高原鉄道アシストクラブ」があり、会員になると色々な特典があるようです。


 年会費は加入セクションにより異なり、セクションに応じて特典があるようです。
1 ダイヤモンド会員/30,000円
  ◯各駅の名誉駅長として、委任状を各駅に掲示いたします。
2 プラチナ会員/10,000円
  ◯各駅の副駅長として、委任状を各駅に掲示いたします。
3 ゴールド会員/5,000円
  ◯列車内つり革に応援メッセージ付氏名を取り付けます。
4 シルバー会員/3,000円
  ◯枕木のオーナーとしてご支援いただきます。
5 ブロンズ会員/1,000円
  ◯レール(軌道)のオーナーとしてご支援いただきます。


久保田     12:04着 12:04発
前郷      12:07着 12:10発
 矢島行とすれ違いました。


曲沢      12:12着 12:13発
 2回目の子吉川との交差です。


黒沢      12:14着 12:15発
鮎川      12:18着 12:18発
 鮎川駅を出て間もなく、鮎川小学校踏切で「水曜どうでしょう」のタオルを振っている人が見えました。


 鮎川小学校は、秋田県に現存する木造校舎として最大級のもので、平成16年3月に廃校となった後も、ほぼ現状のまま保存されていて、平成24年には、明治末期から大正期の東北日本海側の建築形式を引き継いだ昭和20年代の稀少な木造校舎であるとして、国の登録有形文化財となっているそうです。


 HBC北海道テレビ放送の「水曜どうでしょうキャラバン」のイベントのようです。
 鳥海山ろく線でも、3両編成の臨時便出したり、定期列車を3両編成にしたりして対応したようです。


子吉      12:23着 12:23発
 子吉駅付近の防風柵は、駅を守るかのようにそのままになっていました。


薬師堂     12:26着 12:27発
 薬師堂駅は、羽越本線の架線が見えるとおり羽越本線と鳥海山ろく線に挟まれたところにあります。


羽後本荘    12:30着


 今回は、往復乗りっぱなしの旅でしたが、今度は途中下車の旅を楽しみたいと思います。


 由利本庄市にある羽後本荘駅。何とも紛らわしい駅名。開業当時駅の所在地が由利郡本庄町。すでに高崎線に本庄駅があったので旧国名の「羽後」をつけたものと思われます。その後町村合併で本庄町は、本庄市から由利本荘市になっていますが、駅名は改称されないで現在に至っています。。




駅前には、着物を着た女性が、帯のようなものを持って踊りを踊っているように見える銅がありました。
 台座には「本荘追分」というタイトルと、「江戸で関取る 本荘の米は 俺の田園の 田で育つ」という文が書かれた銘板が付いていました。


 待合室には大きなごてんまりが飾られています。
 手まりを起源とした「本庄のごてんまり」は、全国でここだけ、まりの三方に房が付いたものだそうです。


 山形駅へは、来たルートと同じルートを戻ります。
 秋田からの羽越本線 普通 酒田行に乗ります。  




羽後本荘    12:51着 12:52発
西目      12:56着 12:57発
仁賀保     13:04着 13:04発
金浦      13:09着 13:09発
 駐車場の入口には一対のペンギン象。


よく見るとそれぞれデザインが違います。


象潟      13:15着 13:16発
上浜      13:22着 13:22発
小砂川     13:26着 13:27発
女鹿       レ
吹浦      13:35着 13:35発
遊佐      13:41着 13:42発
南鳥海     13:45着 13:46発
本楯      13:48着 13:49発
酒田      13:55着
 酒田駅には、日本海に沈む夕日に輝く波とあかね空をゆるやかな曲線で表現している、特急いなほ号が停まっていました。


 また、ホワイトをベースに、羽越本線沿線の色彩豊かな四季の風景をイメージカラー化してパッチワーク風に塗装された、臨時快速きらきらうえつ号の車両も停まっていました。


 ホームに駅スタンプがあったので、5分間の待ちあわせでも集めることが出来ました。


 陸羽西線の直通 快速最上川 新庄行に乗り変えます。

  
酒田      14:00発   
東酒田      レ
砂越       レ
北余目      レ
余目      14:11着 14:12発
南野       レ
狩川      14:19着 14:20発
清川       レ
高屋       レ
 朝と違って青空が広がっていますが、せっかくの最上川も濁っていれば…。残念です。


古口      14:35着 14:36発
津谷       レ
羽前前波     レ
升形       レ
新庄      14:52着
新庄駅まで戻ってきました。


 集めたスタンプで、特製クリアファイルをもらいました。








 今日最後の列車は、山形新幹線 つばさ150号 東京行です。


新庄      15:17発
 発車して間もなく、あの徳洲会グループの立派な新庄徳洲会病院が見えます。


 本当に本屋さん?「東京書店」。


 しばらくは、陸羽東線は平行した走ります。


 陸羽東線と並行して南新庄駅を通りますが、奥羽本線の駅はありません。


 最上川の支流の小国川を渡ります。この川の水はきれいなのですが。


舟形       レ
芦沢       レ
北大石田     レ
大石田     15:32着 15:33発


袖崎       レ
 甑岳が見えてくると間もなく村山駅です。


村山      15:42着 15:42発
 村山市は、江戸時代の探検家最上徳内の出身地。


 ホームには「むらやま徳内まつり」の壁画もあります。


 最上徳内は、我が町野辺地町とも縁があります。1787年2回目の蝦夷地に渡るのに失敗した徳内は、その時世話になった船頭の新七に招かれて野辺地に住み、翌年、廻船問屋嶋屋清吉の妹ふでと結婚しています。

東根       レ
さくらんぼ東根 15:46着 15:47発


神町       レ
乱川       レ
天童      15:52着 15:53発


天童南      レ
高擶       レ
漆山       レ
南出羽      レ
羽前千歳     レ
北山形      レ
山形      16:05着
 山形駅に戻ってきました。


 山形県知事は、東北初の女性知事です。


 連絡通路を通ってホテルへ。


 24階から見える霞城公園です。


 今日の夕食はホテルが入っている霞城セントラルビル1階にある、昨日満席で入ることが出来なかった「山形田」。今日も予約で、開店から満席です。


 お通しは、「牛肉とインゲンの煮物」です。


 山形名物五品盛(だし豆腐・菊の酢の物・だだちゃ豆・玉こんにゃく・しそ巻き)と単品のだし豆腐。


 六田麩カツレツ。


 うこぎ天ぷら。


山形牛雪見ぽんず。


 米山牛串盛り。


 明日は最終日。左沢線に乗ってから帰ります。

 つづく

東北ローカル線の旅7~由利高原鉄道鳥海山ろく線終点 矢島駅へ

2016-09-14 14:23:05 | 東北ローカル線の旅
 由利高原鉄道株式会社は、秋田県由利本荘市の羽後本荘駅から同市の矢島駅に至る鳥海山ろく線、国鉄時代の矢島線を引き継いだ路線を運営する第三セクターの鉄道会社です。




 定期列車はワンマン運転の各駅停車が1日14往復運行されていて、このうち矢島駅9時49分発、折り返し羽後本荘駅10時47分発の1往復は「まごころ列車」として、秋田おばこ姿のアテンダント乗務しているとのことで、今日はヘッドマークをつけたその列車に乗ります。


 入口で途中の鮎川駅までの記念切符を売っていましたので、記念にと購入しました。


 車両はYR-2000形2002号のエボルタ乾電池ラッピング列車です。デザインは、
昨年11月3日に埼玉県立川越工高電気科電車班の生徒がパナソニックの単1形「エボルタ」600個を動力とする「電車」を設計、製作し、運転も行いギネス世界記録に挑戦しました。その「電車」のイメージです。
 これまでギネス記録がないため、ギネス社から20キロ以上走らせれば認定するとの条件で挑戦したのが、鳥海山ろく線の前郷駅・矢島駅間を折り返すコース22・615kmでした。
 挑戦は成功し、テレビでもその様子が紹介されました。


 車内はロングシートにテーブル付きの車両で、「まごころ列車」のほかイベント列車として使われているようです。


 車内の飾り付けも季節感のあるものにしているようです。


 出発時にはほぼ座席が埋まっていました。


由利高原鉄道 普通 まごころ列車 矢島行
羽後本荘    10:46発   
薬師堂     10:49着 10:49発
 しばらくの間、田んぼの中を進みます。


 国道108号の防風柵が並行している線路の側に設けられていて、恩恵を受けているようです。


子吉      10:52着 10:53発
 子吉駅をでると少し高度が上がります。


 切り通しを下ると、何かイベントが行われているのが見えました。




鮎川      10:57着 10:58発
 鮎川駅でほとんどの乗客が降りていきました。


 今日は多くの乗降客が見込まれるのでしょう、無人駅ですが臨時の改札が設けられていました。


 鮎川駅を出たところでアテンダントのお嬢さんが、パンフレットと記念の栞を持ってきてくれました。


 田園の中を更に進みます。


黒沢      11:01着 11:01発
 黒沢駅の駅舎も、鮎川駅と同じく平成15年に建て替えられたのでデザインが似ています。


 子吉川を渡ると、曲沢駅に着きます。


曲沢      11:03着 11:03発
 待合室だけの無人駅です。デザインは今は廃車のYR1505と同じラインが入っています。


 曲沢駅を出たところで、天気が良ければ鳥海山が見えるポイントですよと、アテンダントのお嬢さん案内してくれました。今日は見えないので写真を見せての案内です。


 このアテンダントのお嬢さんは、「ra kra(らくら『楽暮』)」という北東北の魅力を紹介している情報誌にも登場する、佐々木瑛理さんです。




前郷      11:06着 11:07発
 この駅を境に閉塞方式が変わるため、羽後本荘駅から到着した列車からは、スタフ(小さい方)を受け取り、矢島駅から来た到着した列車からはタブレット(大きい方)を受け取り、対向列車に渡します。そのため駅員が常駐しています。






 それにしても寂しい車内です。乗客は、私を含め3人です。


久保田     11:10着 11:10発


 由利高原鉄道では秋にイベント列車「かかし列車」を運行しているだけあって、かかしがあるとアテンダントの佐々木さんが紹介してくれます。


西滝沢     11:13着 11:14発
 ここも平成15年に建て替えられた駅舎です。


 再び、子吉川を渡ります。
この先、右に左にカーブしながら、子吉川と共に進みます。

 
吉沢      11:16着 11:17発




 子吉川は秋田県内では雄物川、米代川に次ぐ第三の規模の支流に鮎川をもつ川です。解禁となった鮎釣りをする人たちも見られます。


川辺      11:21着 11:21発


 この路線唯一のトンネル、前杉沢トンネルを過ぎると間もなく終点です。




 1面1線のホームと車両基地が見えます。


矢島      11:25着




 本社も入る矢島駅舎です。


 ここには「まつこの部屋」という売店があります。


「ra kra」にも紹介されています。


 「まつこおすすめ」を買おうとしましたが、今は詰める物がないとのことでした。


 24分の滞在で、羽後本荘駅へ戻ります。

 つづく