2019年(平成31年)3月23日、宮古駅に向かいます。
リアス線釜石~宮古間記念列車乗車の公募、宮古発着2コースに応募しましたが、定員160名に外れたため遅めに出発です。
青い森鉄道線上り 快速しもきた 八戸行
野辺地 09:00着 09:03発
千曳 レ
乙供 09:14着 09:14発
上北町 09:20着 09:20発
小川原 レ
三沢 09:29着 09:29発
向山 レ
下田 09:37着 09:38発
陸奥市川 レ
八戸 09:48着
八戸駅でJR八戸線に乗り換えます。
八戸線下り 普通 久慈行
キハE130系気動車500番台は2017年(平成29年)12月2日から営業運転を開始した八戸線用の車両ですが、今冬は大湊線でも車両が不足した時には臨時運用されることがしばしばありました。
太平洋沿岸を走るため、車体には太平洋をイメージした水色の帯と、八戸線の八戸駅・鮫駅間に漬けられている愛称「うみねこレール八戸市内線」にちなんだウミネコのマークも描かれています。
八戸 10:07発
まるで複線区間のようですが、左側を並行するのは八戸臨海鉄道線です。
長苗代 10:11着 10:11発
八戸臨海鉄道線が離れていきます。
馬淵川を渡る直前で、今は休止状態のJR貨物本八戸駅貨物取扱所への線路が分かれていきます。かつてはその先へ、八戸港への青森県営専用線が存在していました。
馬淵川を渡ると高架区間に入ります。
本八戸 10:15着 10:15発
分かれていく高架は現役のようにも見えますが、湊貨物駅への貨物線跡です。
小中野 10:18着 10:19発
陸奥湊 10:21着 10:22発
白銀 10:24着 10:25発
鮫 10:28着 10:28発
2015年(平成27年)11月に火災で焼失した蕪嶋神社の再建工事も外観はすでに完成しているようですが、蕪嶋神社再建実行委員会によると、神社の再建は2019年12月の完成を目指し、一般が島に立ち入り出来るようになるのは2020年3月以降を予定しているとのことです。
いつも何気なく見ていた右手の鮫角灯台。
海岸線と灯台の間を鉄道が通っているところは珍しいという話を聞いて、なるほどと思いました。
その向、左手には葦毛崎展望台が見えます。
種差海岸は、列車の車窓からは十分楽しむことが出来ないのが残念です。
陸奥白浜 10:36着 10:36発
陸奥白浜駅は、ホームから太平洋が見えることでも知られていますが、個人的に気になるのがこのお宅。
数棟の建物に池。何年間も工事が続けられ、見るたびに建物などは増えていて、今も工事が続いているようです。
種差海岸 10:39着 10:40発
八戸市営バスでは、東北新幹線八戸駅開業に伴い、種差海岸・蕪島等を訪れる観光客の利便性を高めるために、JR八戸線鮫駅と種差海岸駅を結ぶ遊覧バス「ワンコインバス・うみねこ号」を運行します。
種差海岸・蕪島観光は、JR・バス・徒歩の組み合わせがベストです。
八戸駅・久慈駅間は何度も乗っているので、今日は写真を撮ることがメインではなく、目で車窓を楽しんでいきたいと思います。
と言うわけで、旅のお供です。
大久喜 10:43着 10:43発
金浜 10:46着 10:47発
大蛇 10:49着 10:49発
階上 10:52着 10:52発
角の浜 10:55着 10:56発
平内 10:59着 10:59発
種市 11:02着 11:02発
玉川 11:07着 11:07発
宿戸 11:10着 11:10発
陸中八木 11:14着 11:15発
有家 11:19着 11:19発
陸中中野 11:23着 11:23発
侍浜 11:32着 11:33発
陸中夏井 11:41着 11:42発
久慈 11:46着
久慈駅前にある「駅前デパート」。朝ドラ『あまちゃん』ではこのビルの3階に北三陸観光協会があるという設定でした。
1965年(昭和40年)建築で、展望台のある地上4階建てのビルは、当時の北三陸ではハイカラなビルとして話題を集めたそうです。
当初の駅前整備計画では、「駅前デパート」を所有者から譲り受け、解体した後に図書館を中心とする複合施設を整備する案を検討しましたが、最終的には別の場所に複合施設を整備することになったため、建築から50年以上経過し老朽化や耐震化などの問題がある建物ですが現存しています。
使われないまま残された建物には何となくさみしさを感じます。
三陸鉄道北リアス線上り 普通 宮古行
久慈駅・宮古駅間も4ヶ月程前に乗った区間になります。
久慈駅・宮古駅間71kmの沿線は三陸海岸は海岸段丘が続いていて、1896年(明治29年)6月15日の明治三陸大津波の経験を踏まえ、路線の半分以上がトンネルとなるルートです。
久慈 12:07発
車内の運賃表示器は、リアス線開業に伴い盛駅までの全駅が表示されるものに換えられていました。
陸中宇部 12:16着 12:16発
陸中野田 12:20着 12:21発
十府ヶ浦海岸 12:24着 12:24発
野田玉川 12:27着 12:30発
岩手では震災被害から8年。今日の三陸鉄道リアス線全線開通、さらに、ラグビーワールドカップ2019日本大会の試合が釜石で2019年9月25日・10月13日に開催されます。
そこで、世界へ感謝を伝える活動「#Thank You From KAMAISHI」が展開されています。
その一環として、ラグビーW杯の会場「釜石鵜住居復興スタジアム」に近い、釜石東中学校の全校生徒で考えたラッピング車両です。
デザインは、「ありがとう」の気持ちを世界に伝えるに、一人一人が描いた「感謝を表す笑顔」の絵をつなげたものだそうです。
(後方展望)
長さ302m、高さ33m、三陸鉄道一の絶景ポイント安家川橋梁ですが、雪が降ってきました。
堀内 12:38着 12:38発
白井海岸 12:46着 12:47発
普代 12:51着 12:52発
田野畑 13:02着 13:03発
島越 13:06着 13:07発
5,174mの小本トンネルを抜けると、雪国?
(後方展望)
岩泉小本 13:16着 13:16発
三陸鉄道には、色々なラッピング車両がありますが、いつで合うか…。
それは急にやってきます。
「ゾロリ列車」です。左右でイラストが違います。
摂待 13:21着 13:21発
田老 13:30着 13:35発
佐羽根 13:39着 13:40発
ホームには、三陸鉄道を勝手に応援する会の皆さんが寄贈した木彫りのクマ、シカ、タヌキ、ウサギ、ヨタカ、テン、サルの合計15匹があるそうですが、今回は12匹写真に収めることが出来ました。
一の渡 13:44着 13:45発
山口団地 13:50着 13:51発
宮古 13:54着
定刻到着。
つづく。