旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

おめでとう冨山さん

2016-05-16 10:05:26 | 日記
 5月15日は、森の食堂 燻製屋 Velvo店主である冨山清さんの60回目の誕生日で、還暦を祝う会が開かれました。


 会場の盛岡市マリオス20階にある「スカイメトロ」からは、岩手山の雄姿を見ることができました。


 発起人代表がベアレン醸造所の木村剛社長さんでしたので、ベアレンビールクラシックと生ビールをたくさんおいしく頂きました。今までこんなに多くビールを飲むことはありませんでした。それだけおいしいビールでした。
 ベアレンビールは、盛岡市にあるベアレン醸造所でドイツから移設した100前の設備を使い伝統的な製法で作られている地ビールです。
 まだ飲んだことのない方は、是非一度お試し下さい。『ベアレン醸造所』で検索しウェブショップ本店にアクセスすると購入することができます。


 出席者に大西ハーブ農園の大西正雄さんもいて、ハーブもおいしくいただきました。


 初めてお会いする方々でしたが、親しくお話しさせいただき、楽しい時を過ごすことができました。これも冨山さんの人柄のおかげです。
 特に、熊肉と鹿肉の燻製、山葡萄を使ったワインのお話も聞くことができました。このことについては後日お伝えできることと思います。(みんなで冨山さんのお店の場所を確かめているところです。)


 冨山さん。これからもお元気で。そして発起人の皆さん、参加された皆さん、またお会いしましょう。









本州一周普通列車の旅11~6日目(完)直江津駅から野辺地駅まで

2016-05-13 15:28:47 | 本州一周普通列車の旅
 6日目(平成24年7月29日)最終日になりました。
 泊まった「ホテルハイマート」は駅弁の老舗ですが、夜遅く着いて翌朝早いので買い求めることはできませんでした。


 直江津駅前には、全国で唯一、森光子さん自筆による舞台「放浪記」の記念碑がありました。碑には林芙美子さんが好んだ「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」が刻まれていて、上部に森さんと林さんをイメージしたブロンズ像が付いています。


 長岡駅、新潟駅、酒田駅、秋田駅、青森駅で乗り換えて野辺地駅に戻ります。


 最初に乗る列車は、信越本線 普通 長岡行です。


直江津  06:26発   
黒井   06:30着 06:31発   
犀潟   06:35着 06:36発   
土底浜  06:39着 06:39発   
潟町   06:42着 06:42発   
上下浜  06:45着 06:46発   
柿崎   06:49着 06:50発   
米山   06:55着 06:55発   
笠島   06:59着 07:00発   
青海川  07:02着 07:03発   
鯨波   07:06着 07:06発   
柏崎   07:11着 07:13発   
茨目   07:17着 07:17発   
安田   07:20着 07:21発   
北条   07:24着 07:24発   
越後広田 07:28着 07:28発   
長鳥   07:32着 07:32発   
塚山   07:37着 07:37発   
越後岩塚 07:42着 07:42発   
来迎寺  07:46着 07:46発   
前川   07:51着 07:51発   
宮内   07:55着 07:56発   
長岡   08:00着

 新潟へは、先行する「快速おはよう信越」に乗るのが良いのですがが、ここは普通列車で行きます。


 「快速おはよう信越」が発車した後、大阪行きの「トワイライトエクスプレス」が入ってきました。


 日曜日の普通列車1番列車ということもあってか、乗客はほとんどいません。


 犀潟駅で第三セクターのほくほく線と別れます。


 柿崎駅を過ぎたところで海岸線に出ました。


 米山駅は、山頂に日本三大薬師の一つ米山薬師が祀られている米山の登山口でもあります。


 「日本一海に近いところにある駅」の一つ、青海川駅。




 鯨波駅の手前で日本海と別れます。




 曇天。眠くなるような天候です。
 長岡駅には定刻に到着しました。


次の列車は、信越本線 普通 新潟行です。




長岡   07:55着 08:07発   
北長岡  08:10着 08:11発   
押切   08:15着 08:15発   
見附   08:19着 08:20発   
帯織   08:24着 08:24発   
東光寺  08:27着 08:28発   
三条   08:31着 08:32発   
東三条  08:35着 08:42発
保内   08:46着 08:47発   
加茂   08:51着 08:51発   
羽生田  08:56着 08:56発   
田上   08:59着 09:00発   
矢代田  09:03着 09:04発   
古津   09:07着 09:07発   
新津   09:11着 09:12発   
さつき野 09:14着 09:14発   
荻川   09:17着 09:17発   
亀田   09:22着 09:22発   
越後石山 09:25着 09:26発   
新潟   09:31着  

 長岡駅を出て北長岡駅を過ぎると、上越新幹線が離れて行きます。、


 信濃川の支流、五十嵐川を渡ると東三条駅に着きます。


 東三条駅では7分の停車で、快速くびき野1号新潟行に先を譲ります。


 矢代田駅を過ぎた頃、ようやく青空が見えてきました。


 新津駅は信越本線の他に磐越西線と羽越本線が乗り入れている鉄道の要衝です。


 新津運輸区にはまだ転車台が残っています。


 小阿賀野川を渡り、亀田駅、越後石山駅と過ぎると終着新潟です。   


 この日は、会津若松行き快速「SLばんえつ物語号」の運転日でした。


 新潟県は全国1位の米菓生産地で、全国の年間生産量の50%を超えるせんべいの王国だけあって、お菓子の自動販売機がホームにありました。


 新潟駅からは、白新線・羽越本線「快速きらきらうえつ」象潟行に乗り、酒田駅まで聞きます。




 この列車は、485系電車700番台の「きらきらうえつ」専用4両編成です。パッチワーク風のデザインは、羽越本線沿線の色彩豊かな四季の風景をイメージし、パッチワーク風に配色したものだそうです。
 1号車・3号車・4号車のいずれも普通車の全席指定席ですが、シートはリクライニング式で、席と席の間はグリーン車並みの広さがあります。また、通常よりも天井と床が高く、窓も大型タイプなので車窓を楽しむことができます。
 なお、2号車は「きらきらラウンジ」車両で、ミニビュッフェ「茶屋」とボックス席のラウンジになっています。




 主に土・日曜日の運転で、新潟駅と酒田駅の間を1往復していますが、期間限定で象潟駅及び羽後本庄駅まで延長して運転することも有り、今日は羽後本荘駅まで延長運転の日です。


新潟    10:15発
東新潟     レ
大形      レ
新崎      レ
早通      レ
豊栄    10:28着 10:29発   
黒山      レ
佐々木     レ
西新発田    レ
新発田   10:39着 10:39発   
加治      レ
金塚      レ
中条      レ
平木田     レ
坂町      レ
平林      レ
岩船町     レ
村上    11:06着 11:08発   
間島      レ
越後早川    レ
桑川    11:25着 11:26発   
今川      レ
越後寒川    レ
勝木    11:40着 11:42発   
府屋    11:46着 11:47発   
鼠ヶ関   11:52着 11:53発   
小岩川     レ
あつみ温泉 12:01着 12:02発   
五十川     レ
小波渡     レ
三瀬      レ
羽前水沢    レ
羽前大山    レ
鶴岡    12:25着 12:29発   
藤島      レ
西袋      レ
余目    12:41着 12:42発   
北余目     レ
砂越      レ
東酒田     レ
酒田    12:51着

 新潟駅を出ると新潟新幹線車両センターへの高架線としばらく並行して進みます。


 全長210km、日本第10位の阿賀野川を渡ります。


 2号車のミニビュッフェ「茶屋」に行ってみました。
 呑み比べセット(「王紋夢 純米酒」「大洋盛 越乃松露 特別本醸造」「鶴亀 純米酒」)


 お茶セット


 村上駅までは海岸から離れたところを進みます。


 村上駅を出ると海岸線にそって進みます。


 桑川駅に着きました。


 駅舎は道の駅「道の駅笹川流れ・夕日会館」に併設されています。


 ここから越後寒川駅までの間、景勝地「笹川流れ」を見ながら進みます。笹川流れとは無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続する、国の名勝および天然記念物に指定されている地域で、この笹川より沖合いの岩場まで潮流が見られたことが名の由来とされています。








 条件が良ければ、日本海に浮かぶ粟島が見えるのですが残念ながら今日は見ることができません。


 弁天島が見えてくると間もなく鼠ヶ関駅に着きます。


 ここから、山形県に入りました。


 美しい海岸線の景色もこの先、小岩川駅、あつみ温泉駅、五十川駅までの間となります。








 三瀬駅の手前で内陸に入り、庄内平野の中を進みます。


 ここで昼食です。
 「きらきらうえつ」運転開始10周年を記念して車掌さんとの共同企画した駅弁「きらきら弁当」。


 パッケージの横には、おしながきが書かれてありました。




 「まさかいくらなんでも寿司」


 「ま」は鱒。「さ」は鮭。「か」はかに。「いくら」で、まさかいくらなんでも寿司。


 食べ終わった頃、最上川を渡りました。あと5分ほどで酒田駅に到着します。


 酒田駅のホームにはいろいろな物がありました。










 次の列車まで1時間20分あるので、駅近くにある本間美術館に行きました。




 酒田駅からは、羽越本線・奥羽本線・男鹿線 快速リゾート鳥海 男鹿行で秋田駅に向かいます。   




酒田    14:06着 14:11発   
本楯      レ
南鳥海     レ
遊佐    14:25着 14:26発   
吹浦      レ
女鹿      レ
小砂川     レ
上浜      レ
象潟    14:53着 14:54発   
金浦      レ
仁賀保   15:03着 15:04発   
西目      レ
羽後本荘  15:17着 15:19発   
羽後岩谷    レ
折渡      レ
羽後亀田    レ
岩城みなと   レ
道川      レ
下浜      レ
桂根      レ
新屋    15:48着 15:49発   
羽後牛島    レ
秋田    15:58着 

 酒田駅を出てもしばらくは庄内平野の中を進みます。


 吹浦駅付近で海岸線に出でます。


 小砂川駅から秋田県に入ります。


 仁賀保駅で上り「快速きらきらうえつ」新潟行とすれ違いました。


 下浜駅付近の海岸には砂山が多く、日本最初の鉄道飛砂防止林があります。


 雄物川を渡ると秋田駅に到着します。


 秋田駅からは、奥羽本線 普通 青森行に乗り換えます。




秋田    16:34発
土崎    16:41着 16:41発   
上飯島   16:44着 16:44発   
追分    16:48着 16:48発   
大久保   16:54着 16:55発   
羽後飯塚  16:58着 16:58発   
井川さくら 17:00着 17:01発   
八郎潟   17:05着 17:05発   
鯉川    17:10着 17:10発   
鹿渡    17:15着 17:15発   
森岳    17:21着 17:21発   
北金岡   17:25着 17:26発   
東能代   17:33着 17:36発   
鶴形    17:40着 17:41発   
富根    17:45着 17:46発   
二ツ井   17:51着 17:52発   
前山    17:57着 17:58発   
鷹ノ巣   18:02着 18:03発   
糠沢    18:07着 18:07発   
早口    18:12着 18:12発   
下川沿   18:16着 18:17発   
大館    18:22着 18:27発   
白沢    18:32着 18:33発   
陣場    18:39着 18:40発   
津軽湯の沢 18:45着 18:45発   
碇ヶ関   18:49着 18:49発   
長峰    18:54着 18:54発   
大鰐温泉  18:57着 18:58発   
石川    19:02着 19:03発   
弘前    19:09着 19:13発   
撫牛子   19:16着 19:17発   
川部    19:20着 19:21発   
北常盤   19:25着 19:29発   
浪岡    19:34着 19:34発   
大釈迦   19:39着 19:39発   
鶴ヶ坂   19:45着 19:45発   
津軽新城  19:50着 19:50発   
新青森   19:53着 19:54発   
青森    20:00着 
 秋田駅を出発するときは、結構な混雑で、その混雑は大館駅まで続きました。
 車内が空いてきたところで、夕食にしました。
 酒田の清川屋の名物弁当「ががちゃおこわ」。鶴岡産のだだちゃ豆ともち米を使ったほんのりと醤油味のするおこわです。ががちゃとは、庄内の方言でお母さんのことだそうです。


 おかずは赤かぶだけです。


 最後の列車は、青い森鉄道 普通 八戸行です。




青森   20:07発
東青森  20:13着 20:13発   
小柳   20:15着 20:16発   
矢田前  20:18着 20:19発   
野内   20:21着 20:21発   
浅虫温泉 20:26着 20:27発   
西平内  20:32着 20:32発   
小湊   20:35着 20:36発   
清水川  20:41着 20:41発   
狩場沢  20:45着 20:45発   
野辺地  20:52着

 6日目の移動距離639.7km、乗車時間は昨日と同じ11時間18分。
6日間の合計は、移動距離3472.3km、乗車時間は65時間13分でした。

 おしまい

本州一周普通列車の旅10~5日目(3)東舞鶴駅から直江津駅まで

2016-05-05 06:15:27 | 本州一周普通列車の旅
 東舞鶴駅から、小浜線に乗り換え敦賀を目指します。




 小浜線 普通 敦賀行に乗ります。




東舞鶴  13:35発   
松尾寺  13:41着 13:42発   
青郷   13:47着 13:47発   
三松   13:50着 13:50発   
若狭高浜 13:54着 13:54発   
若狭和田 13:58着 13:59発   
若狭本郷 14:03着 14:04発   
加斗   14:09着 14:10発   
勢浜   14:14着 14:15発   
小浜   14:20着 14:31発   
東小浜  14:35着 14:35発   
新平野  14:38着 14:39発   
上中   14:44着 14:44発   
若狭有田 14:48着 14:49発   
大鳥羽  14:51着 14:52発   
十村   14:56着 14:59発   
藤井   15:01着 15:02発   
三方   15:05着 15:05発   
気山   15:09着 15:09発   
美浜   15:13着 15:14発   
東美浜  15:19着 15:20発   
粟野   15:25着 15:26発   
西敦賀  15:30着 15:31発   
敦賀   15:36着

 高架駅の東舞鶴駅を出発すると、西国三十三所第29番札所の松尾寺(まつのおでら)の最寄り駅、松尾寺駅につきます。駅の側にあるのは岩室神社で、松尾寺は東北に3km、徒歩45分の所にあるそうです。




 青郷駅から福井県に入ります。


 若狭湾沿いに高浜町にある、三松駅、若狭高浜駅、若狭和田駅と過ぎていきます。ここは高浜原発の町でもあります。






 若狭本郷駅には、義経号の実物大のレプリカが置かれていました。


 若狭本郷駅を出ると、複合レジャー施設の「うみんぴあ大飯」が見えてきます。


次の加斗駅の手前まで海沿いを進みます。


 加斗駅と勢浜駅の間は少し海岸から離れますが、島が丸ごと国の天然記念物「蒼島」が見えます。


 オバマ米国大統領誕生で有名になった小浜駅で11分の停車です。


 小浜駅を出ると北川沿いに内陸部に入ります。




 東小浜駅、新平野駅、上中駅、若狭有田駅、大鳥羽駅、十村駅、藤井駅を過ぎ、三方駅に着きます。


 三方駅を出ると、三方五湖の一つ三方湖が見えました。


 気山駅の側には、保育所で建てたこんな看板もありました。琵琶湖若狭湾快速鉄道と書かれていました。小浜線の上中駅と湖西線の近江今津駅を結ぶ鉄道の構想のようです。


 隣の美浜駅には、漁船「みはま」がなぜかホームの脇に置かれていました。


 東美浜駅の手前で最後に若狭湾を見て、内陸に入ります。


 粟野駅を過ぎて、敦賀の市街地が見えてくると西敦賀駅に停まり、終着敦賀駅に着きます。






 この先、金沢駅と富山駅で乗り換えて直江津駅に向かいます。


 次の列車は、北陸本線 普通 金沢行です。


敦賀   16:05発   
南今庄  16:17着 16:17発   
今庄   16:20着 16:21発   
湯尾   16:24着 16:24発   
南条   16:27着 16:28発   
王子保  16:32着 16:32発   
武生   16:36着 16:36発   
鯖江   16:41着 16:41発   
北鯖江  16:44着 16:45発   
大土呂  16:48着 16:49発   
越前花堂 16:52着 16:53発   
福井   16:57着 17:06発
森田   17:11着 17:12発   
春江   17:14着 17:14発   
丸岡   17:18着 17:18発   
芦原温泉 17:22着 17:23発   
細呂木  17:26着 17:27発   
牛ノ谷  17:30着 17:30発   
大聖寺  17:35着 17:35発   
加賀温泉 17:39着 17:40発   
動橋   17:43着 17:44発   
粟津   17:47着 17:48発   
小松   17:52着 17:53発   
明峰   17:56着 17:57発   
寺井   18:00着 18:00発   
小舞子  18:03着 18:04発   
美川   18:07着 18:13発   
加賀笠間 18:16着 18:17発   
松任   18:21着 18:21発   
野々市  18:25着 18:25発   
西金沢  18:28着 18:28発   
金沢   18:33着 

 敦賀駅を出ると間もなく北陸トンネルに入ります。


 トンネルを出て小さなトンネルをくぐると南今庄駅です。


 この先各駅に停まっていきますが、車内が混んでいて自分が座っている席から見える車窓だけしか撮影できません。
 鯖江駅・北鯖江駅間。








 芦原温泉駅


 大聖寺駅・加賀温泉駅間。大聖寺駅から石川県に入っています。


 小松駅からは小松製作所が見えます。


 手取川を渡り、美川駅に着きました。


 広場では夏祭りが開かれていました。


 加賀笠間駅・松任駅間では、北陸新幹線の車両基地及び車両工場として機能する、白山総合車両所の工事が進んでいました。


 18時33分、定刻金沢駅に到着しました。暗くなったので、車窓はここまでとなります。


 次の列車は北陸本線 普通 富山行です。


金沢   19:57発 
東金沢  20:00着 20:01発   
森本   20:04着 20:05発   
津幡   20:11着 20:11発   
倶利伽羅 20:16着 20:17発   
石動   20:22着 20:23発   
福岡   20:28着 20:28発   
西高岡  20:31着 20:32発   
高岡   20:36着 20:37発   
越中大門 20:40着 20:41発   
小杉   20:44着 20:45発   
呉羽   20:49着 20:50発   
富山   20:55着

 今日の夕食は、金沢駅の駅弁です。








 石動駅から富山県に入り、富山駅で今日最後の列車に乗り換えます。


 北陸本線 普通 直江津行です。 
富山   21:04発
東富山  21:09着 21:09発   
水橋   21:13着 21:14発   
滑川   21:18着 21:19発   
東滑川  21:22着 21:22発   
魚津   21:26着 21:27発   
黒部   21:31着 21:32発   
生地   21:35着 21:36発   
西入善  21:39着 21:40発   
入善   21:43着 21:44発   
泊    21:48着 21:48発   
越中宮崎 21:52着 21:52発   
 ここから、新潟県に入ります。
市振   21:56着 21:57発   
親不知  22:03着 22:03発   
青海   22:08着 22:08発   
糸魚川  22:14着 22:15発   
梶屋敷  22:19着 22:20発   
浦本   22:23着 22:23発   
能生   22:27着 22:28発   
筒石   22:33着 22:33発   
名立   22:38着 22:38発   
有間川  22:42着 22:42発   
谷浜   22:46着 22:46発   
直江津  22:52着

 長い一日でした。
 5日目の移動距離564.6km、乗車時間11時間18分。
明日はいよいよ最終日です。

 つづく

本州一周普通列車の旅9~5日目(2)天橋立駅から東舞鶴駅まで

2016-05-02 11:48:42 | 本州一周普通列車の旅
 天橋立は、幅は約20~170m、全長約3.6kmの砂嘴で地形が天に架かる橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。松島・宮島とともに日本三景のひとつです。




 歩いて渡ると片道約1時間、自転車だと約20分だそうですが、時間が無いので内ので、観光船を利用して笠松公園を目指します。




 桟橋の後方に見えるのが、天橋立の大橋立と小橋立を結ぶ廻旋橋です。大型の遊覧船を通すために橋の中央部分が90度回転する可動橋です。


 観光船は、天橋立によって日本海の宮津湾と仕切られてできた内海である阿蘇海を進みます。


 砂浜には約8000本の松が茂っています。






 12分で一の宮の観光船降り場に着きました。
 ここには、丹後一ノ宮の籠神社(このじんじゃ)があります。一ノ宮とは、地域の中で最も社格の高いとされる神社のことですから、丹後で一番格式の高い神社ということになります。




 笠松公園へはケーブルカーとリフトの2通りあります。行きは待ち時間おなりリフトにします。




 笠松公園のキャラクター「かさぼう」の石像です。


 6月7日生まれ、年齢不詳の男性だそうです。
 生い立ちは、天橋立の創造とともに生まれてきた妖精。天に架かっていた橋が倒れて天橋立ができた時、その一部が落ちる途中で妖精となり、人里離れた山の上(現在の傘松)へ舞い降りた。以来、ずっと傘松に住み、天橋立を見守っているそうです。 


 笠松公園は「股のぞき」発祥の地だそうです。




 天橋立は『丹後国風土記』にイザナギが天へ通うために作ったものとあるように、股のぞきをすることで、天地が逆転し、細長く延びた松林が天にかかるように見えるということです。


 北側の傘松公園から斜め一文字に見えることから、この眺めを「斜め一文字」と言うそうです。



 帰りはケーブルカーで降ります。




 帰りは、モーターボートに乗りました。


 丁度観光船が入ってきて、廻旋橋が回転しているところを見ることができました。


 次に向かったのが、南側にある文珠山の山頂にある天橋立ビューランドです。






こちらはリフトとモノレールの2通りです。


 上りは待ち時間のないにリフトにします。


 南側の文珠山の山頂にある天橋立ビューランドから見る眺めは、龍が天に登る姿に見えることから飛龍観と言われています。






 こちらでも股のぞき。


 下りはモノレールに乗りました。


 駆け足での天橋立観光を終えて、天橋立駅に戻ってきました。
 駅には、智恵の輪灯籠のレプリカがありました。本物は智恩寺の横にたてられていて、江戸時代には、輪の中に明かりがともされ、文珠水道(天橋立水路)を行き来する船の安全を願って建てられたと言われています。また、天橋立の伝説に出てくる龍神を呼び寄せるため、明かりを灯していたとも言われています。
 この灯籠、古くから知恵を授かる文殊信仰の知恩寺の境内にあることから、輪を3回くぐり抜けると知恵が授けられると言い伝えがあるそうです。


 予定より1本遅らせて、11時02分発 北近畿タンゴ鉄道 普通 西舞鶴行に乗ります。


天橋立  11:02着 11:02発   
宮津   11:08着 11:21発   
栗田   11:27着 11:27発   
丹後由良 11:34着 11:34発   
丹後神崎 11:37着 11:37発   
東雲   11:42着 11:42発   
四所   11:51着 11:51発   
西舞鶴  11:57着

 隣の宮津駅で列車待ち合わせのため、13分停車します。


 京都発天橋立行特急はしだて1号と宮津発豊岡行たんごリレー81号を待っての発車です。




 宮津駅を出ると、宮津湾と別れて峠を越えます。


 「栗田」駅は難読駅名の一つで、「くんだ」と読みます。地名は、南北朝から戦国期にあった荘園名に由来するそうですが、現在は栗田という地名はないそうです。


 栗田湾を挟んで、関西電力宮津エネルギー研究所の煙突が見えますが、火力発電所は運転を取りやめているそうです。


 しばらくは、栗田湾をみながら進みます。


 丹後由良海水浴場が見えてくると、丹後由良駅に着きます。


 ここは、森鴎外の「山椒大夫」の基になった説話、「さんせう太夫」はここが舞台とされているそうです。


 丹後由良駅を出ると、由良川橋梁を渡ります。長さ約550メートル、水面からわずかに3メートルの高さを列車が走る風景は、鉄道写真の絶景ポイントとして知られています。 大正13年にできた当時から車が発達するまでは、由良川を挟む由良地区と神崎地区を結ぶ、徒歩で渡れる重要な生活路でもあったそうです。




 由良川橋梁を渡り終わると、右に大きく曲がり列車は丹後神崎駅に着きます。その後しばらくは、由良川に沿って南下します。
 振り返ると、今渡ってきた由良川橋梁が遠くに見えます。


 東雲駅、四所駅を過ぎると終着、西舞鶴駅に到着します。


 次は、舞鶴線 東舞鶴行 普通 リレー号に乗り、一駅先の東舞鶴駅に行きます。  




西舞鶴 12:56着 12:57発   
東舞鶴 13:04着

 7分で終着東舞鶴駅に着きました。


つづく