旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

鉄道コレクション37~青函連絡設備落成記念

2020-08-10 09:35:13 | 鉄道コレクション
 我が家にある鉄道コレクションで一番古い物です。


 酸化というか黒ずみを、丁寧かつ慎重に落としました。


 ワイングラスと思われる1脚です。
 プレートの裏には『青函連絡設備落成記念』『純銀』『竹谷製』『秋田』とあります。
 『竹谷製』とありますから、1830年(天保元年)創業、秋田銀線細工の『竹谷』で作られたものでしょう。


 「青函連絡」とは青函連絡船を意味しているところまでは分かっていますが、『青函連絡設備落成』が何を指すのかは不明です。
 1908年(明治41年)3月7日の青函連絡航路開設当初は、青森・函館とも連絡船が着岸できる岸壁は無かったそうです。
 連絡船が直接着岸できる設備が出来たのは、1923年(大正12年)から1924年(大正13年)にかけてと言われていますから、大正時代のものではないかと想像されます。

鉄道コレクション36~JR北海道の「きっぷ」 JR松前トラベルセンター

2020-08-09 09:05:14 | 鉄道コレクション
 JR松前トラベルセンターは、1988年(昭和63年)2月1日の松前線廃止による松前駅閉鎖に伴い、JR営業窓口確保のために開設されましたが、2007年(平成19年)3月31日をもって廃止されています。
 函館駅→上北町駅 出札補充券  


 函館駅→野辺地駅 はつかり22号特急指定席 料金補充券


鉄道コレクション35~JR北海道の「きっぷ」 新夕張駅

2020-08-08 10:26:44 | 鉄道コレクション
 平成4年3月12日、JR北海道新夕張駅で発券した、JR北海道新夕張駅からJR東日本野辺地駅までの「きっぷ」です。
 補充往復乗車券


 千歳空港駅(現 南千歳駅)→函館駅 北斗2号特急指定席 料金補充券


 函館駅→青森駅 海峡6号快速指定席 料金補充券


 青森駅→野辺地駅 はつかり18号B特急指定席 料金補充券


 1992年(平成4年)は、千歳空港駅を7時29分に出発し、青函トンネルを通って、野辺地駅に13時57分に到着しています。
 2020年(令和2年)の現在はどうでしょう。
 南千歳駅を7時23分に出発し、北海道新幹線を使って、野辺地駅に14時2分に到着します。
 新幹線は必ずしも、速くて便利ではないのです。
 世間体というか見栄を張って『フル規格』にこだわり、並行在来線を廃止し第三セクターにした結果、30年ほど前より乗換回数が1回多く、移動時間も長い結果になっています。
 理由はともあれ『費用負担がゼロでも新幹線はいらない』という、長崎新幹線に対する佐賀県の主張。実感しています。『フル』でなくて『ミニ』良い!

鉄道コレクション34~JR東日本の「きっぷ」その3 青森駅

2020-08-07 08:59:58 | 鉄道コレクション
 「青森駅」は、かつては本州と北海道をつなぐ交通の要衝でしたが、2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線開業に伴い、北海道への玄関口の役割は新青森駅に移りましたが、現在でも青森県内の駅では最も利用者の多い駅です。
 平成2年8月25日の補充片道乗車券です。
 常備券がなかったのか、比較的珍しいものです。


 平成2年8月25日の硬券の自由席特急券です。


 平成3年6月28日の乗車券と自由席特急券です。
 マルス端末で発券したものです。




 裏は灰色で、磁気券ですが自動改札に対応しないものでした。


 平成6年7月27日の自由席特急券です。
 左上の□に東。発券が駅名+3桁の数字。
 POS端末。自動券売機のものでしょうか。
 改札も、改札鋏からスタンプ式に代わっています。


 裏面は、現在主流の黒になっています。


 こちらは小人用のマルス券です。裏面は灰色です。



鉄道コレクション33~JR東日本の「きっぷ」その2 清水川駅

2020-08-06 08:54:14 | 鉄道コレクション
 「清水川駅」は国鉄時代の1985年(昭和60年)3月14日以降無人化されましたが、国鉄分割民営化後も管理駅から職員を派遣し、出札業務が行われていました。青い森鉄道に移管された現在は無人駅となっています。
 平成2年4月9日の硬券です。
 管理駅である、野辺地駅発行になっています。


 平成3年6月25日の乗車券です。
 左上の▢に東。発券が駅名+3桁の数字。
 おそらく、POS端末(駅収入管理システム)が導入されたものと思います。


 裏面が白ですから、初期のものと思います。