旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~団体専用「特別快速『青鉄全線完全走破号』乗車体験」の旅行(4 完) 下り 八戸行

2024-04-13 11:14:37 | 旅の小窓
列車番号:9503M 種別:特別快速 列車名:青鉄全線完全走破号
 青森駅からノンストップで1時間28分。
 折り返しの金田一温泉駅では25分の停車です。


 金田一温泉駅は、かつては「侍の湯」と呼ばれ、南部藩の時代から約400年の歴史を持つ湯治場として、また「座敷わらし」の伝説の里としても知られる金田一温泉の玄関口ですが、温泉街は金田一温泉駅よりバスで約5分のところにあります。


 金田一温泉駅では、IGRいわて銀河鉄道のイメージキャラクターの「ぎんがくん」と、二戸市(二戸市観光協会金田一支部)のマスコットキャラクター「亀麿くん」がお出迎えです。


 駅待合室では、IGRいわて銀河鉄道のオリジナルグッズを販売していて500円以上購入で『鉄カード』がもらえました。




 『幕回し』。
 列車が終着駅等で回送列車になる際や折り返しをする際、方向幕を回して行き先表示を変更する作業のことを『幕回し』と呼びます。
 折り返し時間にこの『幕回し』が行われました。
 JR東日本から譲渡された車両なので、こんな方向幕も表示できます。
 因みに、この車両はJR東日本在籍時代にも「弘前行」として運用されたことはないとおもわれます。


金田一温泉          15:40着
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ簡易委託駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
➟金田一トンネル
 金田一トンネルを抜けてすぐの馬淵川に架かる橋梁上に境界標が設置されています。
 IGRいわて銀河鉄道は第一種鉄道事業者として施設を保有し旅客運送を行っているため、境界標にも社名が記されています。
 これに対して青い森鉄道は青森県が第三種鉄道事業者として施設を保有し、青い森鉄道が第二種鉄道事業者として旅客運送を行っているため、境界標には青森県と記されています。
 なお、両者とも整備新幹線の並行在来線区間を転換した所謂第三セクター鉄道ですが、IGRいわて銀河鉄道は「第三セクター鉄道等協議会」に加盟していますが、青い森鉄道は非加盟です。
 境界標の所を最徐行で通過します。


目時         レ (15:46;30)

➟目時トンネル
➟小中島トンネル

三戸        運転停車 15:51;45着 15:52;45発
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  「三戸」ではあるが、駅は青森県三戸郡南部町大字大向字泉山道にあり、三戸町へは、駅を下車してから南側にある馬淵川を渡って入ります。
 列車は一年以上も入線したことのない中線に入ります。
 今日の日のために、さび付いたレールを整備しての入線です。


 ホームは2番線の表示があるものの、行き先等の表示は無くなっています。


諏訪ノ平       レ
□ 単式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。カーブに沿ってホームがあるためカントが大きく、列車は傾いて停車します。
 ここで、今回の乗車記念が配布されました。


 鉄道各社ですでに配布が終了しているチケットホルダーに入れての配布でした。


剣吉         レ (15:59;45)
□ 単式ホーム2面2線をもち、互いのホームは自由通路を兼ねた跨線橋で連絡しています。

苫米地        レ (16:02;15)
□ 相対式ホーム2面2線の無人駅で、互いのホームは自由通路を兼ねた跨線橋で連絡しています。

北高岩       運転停車 16:05;30着 16:20;00発
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームをもつ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。 
  中線、2番線に停車します。ここは貨物列車の待避線として使われているところです。


 お目当ては、「はやぶさ」34号東京行の通過を見ることが出来ることです。


➟一日市トンネル

八戸        16:28着
    

 おしまい。

旅の小窓~団体専用「特別快速『青鉄全線完全走破号』乗車体験」の旅行(3) 上り 金田一温泉行

2024-04-06 09:29:04 | 旅の小窓
列車番号:9502M 種別:特別快速 列車名:青鉄全線完全走破号


 1時間28分ノンストップの旅の始まりです。
 一部駅構内通過時を除いて100㎞/h走行を楽しみます。


 なお、青い森鉄道では2023年(令和5年)10月26日に撮影した「前面展望」のブルーレイを4月12日から販売するそうですから、車窓はそちらで楽しみますので、今回は電車の速度も速いこともあって写真少なめです。あしからず。


青森              13:47;00発
□ 青い森鉄道線とJR東日本の奥羽本線と津軽線が乗り入れる県都青森市の中心駅で、島式ホーム3面6線を持ち1・2番線に青い森鉄道線、2~6番線に奥羽本線、4・6番線に津軽線の列車が発着しています。
  現在の駅舎は2021年(令和3年)3月27日から使用されている5代目で、駅舎とホームとは跨線橋で連絡しています。

↓出発後国道7号をアンダーパしス右に奥羽本線が分かれていくと本線は単線の高架を上ります。青森駅・青森信号場は実質単線扱いとなっています。
 高架の上から右手に奥羽貨物線が見え、 高架を下りると青森信号場。

…古川踏切
…旭町跨道橋

青森信号場      レ (13:49;15)
□ 信号場としては貨物列車が使用し、ここで牽引機関車の交換を行い、運転士交代も行われる。構内にはJR貨物の運転士が所属する青森総合鉄道部や、青い森鉄道運輸管理所が併設されています。

↓右手に広大な青森操車場跡の「青い森セントラルパーク」が見えます。
国道103号、通称「観光通」の八甲田大橋の下を抜け、堤川を渡るとると築堤を上り左にカーブしたところに筒井駅。

筒井         レ(13:51;30)
□ 相対式ホーム2面2線をもつ、築堤上にある高架の無人駅。
  2014年(平成26年)3月15日開業の、青い森鉄道としては初の新駅。設置目的は、青い森鉄道線の運賃収入の多くを占める通勤・通学利用を促進するためで、総事業費は国・青森県・青森市が3分の1ずつを負担しています。
 国土数値情報ダウンロードサービスが2023年(令和5年)5月15日に公開した駅別乗降客数によると、青い森鉄道線内無人駅のなかで乗降客数が1位となっています。


↓桜川跨道橋を渡って、築堤を左にカーブし下り駒込橋梁を渡ると東青森駅。

…桜川跨道橋
⇔第一桜川橋梁47m
⇔第三筒井橋梁
⇔第二筒井橋梁
⇔第一筒井橋梁
⇔駒込川橋梁38m

東青森        レ(13:52;30)
□ 島式ホーム1面2線を持つ無人駅。南北自由通路「とおりゃんせ橋」で駅北側にある駅舎と駅の南側を自由に往来でき、旧跨線橋の一部に待合所が設置されています。なお、ホームにも待合所が設置されています。ここも、1968年(昭和43年)に付け替えられた新区間に開業した駅で、当時は周辺は田園風景が広がる農村部だったため、当初計画では貨物駅となるところでしたが、地域住民の要望により、旅客も扱う一般駅として開業しましたが、現在は無人駅となっています。


↓次の小柳駅までは1.42km。
左にJR貨物東青森駅を見て市道をアンダーパスすると右に青森県立保健大学のキャンパスが広がります。更に市道をアンダーパスすると小柳駅。

小柳         レ(13:53;45)
□ 相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。跨線橋は無く、駅東側の地下道で連絡しています。
  次の矢田前駅と同じく1986年(昭和61年)に開業した駅で、駅左手には県営小柳団地が広がり、右手には自由が丘の住宅地です。


↓となり駅までは2km弱、赤川橋梁を渡ると左に住宅地が広がり、国道4号をアンダーパスすると矢田前駅。


…赤川跨道橋
⇔赤川橋梁
…桑原踏切
⇔第三矢田前橋梁
…第二矢田前跨道橋

矢田前        レ(13:55;00)
□ 相対式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  青森県立青森東高校の目の前に1986年(昭和61年)に開業した駅です。

↓駅を出て田んぼの中を進み左にカーブするあたりが、1968年(昭和43年)に付け替えられた旧線との分岐、そこを過ぎ野内川橋梁を渡ると野内駅。

…奥野道跨道橋
⇔第二野内橋梁
⇔野内川橋梁97m

野内         レ
□ 相対式ホーム2面2線を持つ、築堤上にある高架の無人駅。
  2011年(平成23年)に、青森県立青森工業高等学校の移転に合わせて移転しました。
  右手に青森市営バス東部営業所が、その奥に高校の校舎が見えます。
  八戸駅寄りに1.6km離れたところにあった旧駅舎時代の野内駅は、付近の石油タンクからの石油、山からの鉱石を運ぶため貨物の取扱量も多くありました。また、上北鉱山から鉱石を運ぶため約19kmに及ぶ索道(ロープウェイ)もありました。 

↓駅を出て直進し右にカーブし旧野内駅のホーム跡を通過すると、左に液化ガスのターミナルが見えます。浦島・久栗坂の2つにトンネルを抜けて、更に浅虫トンネルに入る。右に緩くカーブしトンネルを抜けると浅虫温泉駅。

…滝沢跨道橋
…第二下道跨道橋
…野内跨道橋
…第二浦島跨道橋
➟浦島トンネル440m
…第一浦島跨道橋
➟久栗坂トンネル224m
…細越跨道橋
…三角道跨道橋
⇔根井川橋梁
…笊石跨道橋
…昭和通り踏切
➟浅虫トンネル1510m
…上村通り跨道橋
⇔浅虫川橋梁
…浅虫跨道橋
…米田跨道橋

浅虫温泉       レ(14:00;30)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  おそらく、数ある鉄道の駅の中で、温泉街に一番近い駅だと思われます。
  1986年(昭和61年)11月1日に浅虫駅から、現在の浅虫温泉駅に改称。「陸奥湾を一望する青森市郊外の温泉街の駅」として、東北の駅百選にも選定されました。
  駅舎横には無料の足湯があり、向かいには道の駅「ゆ〜さ浅虫」もあります。
  駅構内をまたぐ、歩道橋(ゆうやけ橋)によって温泉街の東西通り抜けが可能となっています。


↓駅を出ると左に「おむすび型」の湯ノ島、右に浅虫水族館を見て10‰ほどの上り勾配で土屋トンネルに入ります。
 トンネルを抜けると左に陸奥湾が見える。切り通しの中で分水界を越え国道4号とともに10‰で下ると西平内駅に着く。
 陸奥湾を眺めながら1杯。
 おつまみは『ほたて貝ひも カリポリ』の製造者は、狩場沢駅から約900mの所にある「アラコウ水産」です。


⇔煤川橋梁
…浅虫中学校踏切
➟土屋トンネル298m
…土屋跨道橋
…中野踏切
⇔長橋川橋梁
…第2山口道踏切

西平内        レ(14:04;30)
□ 相対式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  1939年(昭和14年)10月1日駅から2kmほど離れたところに、「傷痍軍人青森療養所」の新設されたことによって開業した駅で、現在その跡地には「障害者総合福祉センターなつどまり」が開設されています。


↓駅を出ると左に丘陵、右に田畑。目をこらすと、前方に小湊駅が見えます。駅間はほぼ直線。

…第1山口道踏切
⇔第二小豆沢橋梁
⇔第一小豆沢橋梁
…石上踏切
⇔明神川橋梁95m
⇔盛田道橋梁
…明神川避溢橋梁

小湊         レ(14:07;00)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  1889年(明治22年)東北本線延伸工事資材輸送のため、小湊港貨物支線の貨物駅として暫定開業し、1891年(明治24年)9月1日の東北本線盛岡駅・青森駅間延伸と同時に開業した。


↓駅を出て小湊川橋梁渡ると細道が離れていくのが、かつてあった小湊桟橋に向かう廃線跡。更に進み国道4号をアンダーパスする手前で合流する小道も旧小湊桟橋からの廃線跡。
 アンダーパスすると左に広がる原野は、終戦末期から戦後にかけてあった小湊操車場の跡。直進し右にカーブすると清水川駅に着きます。

…福島道踏切
⇔小湊川橋梁68m
⇔前萢川橋梁
…栄次郎踏切
…煉瓦場踏切
…権十郎踏切
⇔第二清水川橋梁56m
⇔第一清水川橋梁
⇔清水堰橋梁
…薬師堂踏切
⇔清水川橋梁
…大和山道踏切

清水川        レ(14:11;00)
□ 相対式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。 
  上りホーム側に駅舎があり、待合室部分が開放されています。出札窓口は板で塞がれています。下りホーム側には待合室があるほか、こちらにも出入口があり地元住民が往来しています。

↓左に国道4号とつかず離れずで並走し右にカーブすると狩場沢駅。

…道巣踏切
…田の沢踏切
⇔西口広川橋梁
…口広道踏切
…左衛門次郎踏切
…堀差踏切
⇔堀差川橋梁
…陸奥の浦踏切

狩場沢        レ(14:14;00)
□ 単式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。元々は2面3線でしたが、中線は架線等が撤去され保線車両の待機線となっています。


↓右に続く防雪林の間から烏帽子岳が、左に陸奥湾を見ながら直進し、国道4号をアンダーパスすると大湊線が左から合流し野辺地駅に着きます。

…第1助白井踏切
…柴崎踏切
⇔土場川橋梁
…温泉道跨道橋
…馬門小学校前踏切
…大道踏切
⇔第二馬門用水橋梁
…石川踏切
…種畜場通踏切
⇔枇杷野川橋梁

野辺地        レ(14:18;45)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線のホームを持ち、駅舎とホームは跨線橋で連絡しています。JR東日本大湊線が乗り入れる接続駅となっていて、大湊線は当駅が起点です。 
  ホームからは、1893年(明治26年)5月に造林した日本で最初の鉄道防雪林、第14号鉄道記念物『野辺地防雪原林』が見えます。 


↓人家が途切れると旧線跡が右手に分かれ、東京駅・青森駅間で最長の大平トンネルに入り、そのトンネルを抜けると千曳駅。

…市ノ渡跨道橋
⇔野辺地川橋梁35m
➟大平トンネル2,112m

千曳         レ(14:23;00)   
□ 相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。ホーム間を行き来する設備はなく、ホームの青森方を跨いでいる青森県道8号の陸橋を介して連絡します。
  1968年(昭和43年)、東北本線の全線複線電化工事で、野辺地駅・乙供駅間の路線が変更になり、移転新設された駅で、このため駅周辺にはなにもなく、奥羽本線の津軽湯の沢駅、五能線の驫木駅と並んで青森県内の秘境駅の一つに数えられていますが、上下37本の普通電車が停車します。

↓10‰の勾配を下っていき、半径600mの右カーブが過ぎ、新第2千曳川橋梁、第2千曳川橋梁と続けて渡ると乙供駅。

⇔第4千曳川橋梁
…石文跨道橋
⇔石文橋梁
…石田踏切
…松山避溢橋
…大旗屋踏切
⇔第3千曳川橋梁
…旗屋跨道橋
⇔新第2千曳川橋梁50m
⇔第2千曳川橋梁
…旗屋道踏切
 
乙供         レ(14:27;15)
□ 単式ホーム2面2線を持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  かつては、2面3線であったが中線(2番線)は現在は架線が撤去され、保守用車両の留置線となっています。 

↓乙供駅を過ぎると国道394号をくぐり暫く水田を見ながら進み、七戸川を渡る天間川橋梁は、土木学会田中賞、土木学会デザイン賞を受賞した3径間連続のコンクリートアーチ橋。左に小川原湖を遠望し間もなく上北町駅。


…天間林道踏切
…治郎踏切
…七戸通踏切
…李沢踏切
⇔赤川橋梁
⇔第1千曳川橋梁58m
…第4二ツ森避溢橋
…天間林踏切
⇔天間川橋梁76m
…第2二ツ森避溢橋
…土堤沼踏切
…第3上野避溢橋
…第2上野避溢橋36m
…花向踏切

上北町        レ(14:31;30)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。


↓切り通しを抜けると上り線は高架になり、左手に小川原湖が見え、高架が終わると小川原駅に着きます。

…沼崎踏切
⇔津花橋梁
…古川避溢橋40m
⇔砂泥橋梁
…浜道踏切

小川原        レ(14:34;30)
□ 相対式ホーム2面2線を有する無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  駅名の読みは、「こがわら」。北に広がる小川原湖の読みは、「おがわら」と駅名と異なります。


↓10‰の勾配を下り、姉沼トンネルを抜け、右に左にカーブし三沢駅に着きます。

➟姉沼トンネル162m
⇔第3古間木川橋梁
…金沢踏切
⇔金谷川橋梁
⇔第2古間木川橋梁
…浜街道踏切

三沢         レ(14:38;45)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち、青森県内では数少ない橋上駅舎です。


↓右手に、旧古牧温泉、星野リゾート青森屋を見ながら、左右にカーブしながら13‰の勾配を登っていきます。

…旧三沢街道踏切
…木の下通踏切
⇔向山橋梁

向山         レ(14:41;45)
□ 島式ホーム1面2線を有する無人駅で、駅舎とホームは跨線橋で連絡しています。 
  駅舎は西口側にありますが、待合室部分が開放されているだけで、駅事務室は使われていません。東口側は跨線橋から繋がっているだけで、待合室はありません。
  2011年(平成23年)、向山駅のそれまで使用されていなかった駅長事務室等を、地域住民が中心となって「向山駅愛好会」を組織し、鉄道関係資料を展示する『向山駅 ミニミュージアム』に改装。土日祝のみの公開しています。


↓沿線の雑木が伸び視界が遮られていますが、今の季節は左にカワヨグリーン牧場、右に溜池を見ることが出来ます。左手の道路と並行しながら10‰の勾配で下っていくと、おいらせ町役場を右に見て十和田湖から流れる奥入瀬川を渡って下田駅に着きます。


…向山踏切
…阿光坊跨道橋
…木内々踏切
…奥入瀬川避溢橋
⇔奥入瀬川橋梁228m
…下田三本木通踏切

下田         レ(14:45;00)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
 
↓短い轟トンネルをを抜け、左に八戸自動車道、右手に東北新幹線の高架を遠望し、陸奥市川駅に着きます。

…五戸街道踏切
➟轟トンネル42m
…鮫の口踏切
⇔轟用水橋梁
…轟県道跨道橋
⇔第1市川橋梁50m
…和野通跨道橋
…尻引道踏切
…山崎通踏切
⇔新田用水橋梁
…古場蔵通踏切

陸奥市川       レ(14:47;30)
□ 単式ホーム2面2線を持つ無人駅で、下りホームの2番線は線路が撤去されていて、互いのホームは跨線橋で連絡しています。

↓切り通しを進み八戸北バイパスを右カーブしながら越え、中央卸売市場と八戸貨物駅を左に見て、八戸駅に着く。

…山道踏切
…浜通踏切
…高舘跨道橋
⇔前谷地用水橋梁

八戸貨物駅      レ(14:50;45)


八戸         レ(14:52;30)
□ 青い森鉄道とJR東日本の2社で橋上駅舎を共有しています。在来線部分は青森県が所有し、青い森鉄道が管理・駅業務を実施し、JR東日本(八戸線)と共同使用しています。一方、新幹線部分はJR東日本が所有・管理しています。
  在来線は、単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線を持ち、JR八戸線が1・2番線を、青い森鉄道が3~5番線を使用し、ホームのない中本線は主に貨物列車が通過します。


 八戸と言えばイカの街。花万食品の『なかよし』は、デンマーク産濃厚チーズを香ばしく焼きあげたのしイカでサンドしていて、既存の他社製品とはひと味違います。
 ワインやビールの他、日本酒にも合います。


↓東北新幹線と並行して出発してすぐに旧浅水川・浅水川と続けて渡り、左にカーブして東北新幹線と離れ、更に右にカーブし、一日市トンネルをくぐります。
 八戸自動車道をアンダーパスすると右手から東北新幹線が越えていくと北高岩駅。

※八戸以南の橋梁・踏切等の資料は収集できていません。あしからず。
➟一日市トンネル

北高岩        レ(14:56;30)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームをもつ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。 
  2番線は貨物列車の待避線として使われています。


↓山裾の沿うように左に国道104号を見ながら進み、右にカーブすると少し開けた平地に水田が広がって見えます。
 小さな川を渡り直進すると苫米地駅。
 
苫米地        レ
□ 相対式ホーム2面2線の無人駅で、互いのホームは自由通路を兼ねた跨線橋で連絡しています。

↓駅を出ると再び国道104号が左手に並行します。
 小さな川を渡り、国道104号と交差し、左にカーブし直進すると剣吉駅。

剣吉         レ(15:01;00)
□ 単式ホーム2面2線をもち、互いのホームは自由通路を兼ねた跨線橋で連絡しています。 

↓ 右左とカーブすると国道4号が右手に並走し、左手には田畑や果樹園が広がっています。
 馬淵川の支流の小さな川を幾つも渡り、蛇行する馬淵川が近づいてくると諏訪ノ平駅に着きます。

諏訪ノ平       レ(15:04;30)
□ 単式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。カーブに沿ってホームがあるためカントが大きく、列車が傾いて停車します。

↓駅を出て蛇行する馬淵川を2回渡り、右手に、南部町分庁舎を見ながら左にカーブし、三度馬淵川を渡ると、間もなく三戸駅。
 三戸駅手前まで、南部小富士の異名を持つ名久井岳が右手や前方に見えています。


三戸         レ(15:07;45)
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  駅名は「三戸」ではあるが、駅所在地は青森県三戸郡南部町大字大向字泉山道にあり、三戸町へは、駅で下車してから南側にある馬淵川を渡って入ります。

↓駅を出て、馬淵川と熊原川を続けて渡ります。
 右手に城山公園を見ながら左にカーブする馬淵川を渡り、左手林の間から、馬淵川と青い森鉄道線、三戸町道を同時にまたぐ「三戸望郷大橋」が見えてきます。コンクリート製のエクストラドーズド橋という形式で、長さは世界最長の200m。
 馬淵川・トンネル・馬淵川・トンネルを過ぎると目時駅です。


➟小中島トンネル
➟目時トンネル

目時         レ(15:11;30)
□ 青い森鉄道の青い森鉄道線と、IGRいわて銀河鉄道のいわて銀河鉄道線が乗り入れる会社境界の駅ですが無人駅です。
  当駅は閉塞区間内に位置し、交換設備もない駅なので、青い森鉄道の八戸駅以南といわて銀河鉄道線は一体運用されていて、当駅に乗り入れる全列車が相互直通運転を行っているため、当駅を始発・終着とする列車は無く、乗務員も八戸駅および盛岡駅まで通しで乗務しています。
  青い森鉄道の列車が折り返す場合は、隣の金田一温泉駅まで行って折り返します。
 築堤上に相対式ホーム2面2線のホームを持ち、駅舎へは上下線とも階段を下ります。なお、上り線ホームには、屋根付き待合所がありますが、下り線ホームには、階段を昇ったところに椅子が4席分あるのみです。


↓駅を出てすぐ馬淵川を渡ります。橋梁上が青森県と岩手県の県境になります。
 次いで金田一トンネルに入り、トンネルを抜けると国道4号を跨ぎ馬淵川を渡り、左手からやってくる東北新幹線の高架をくぐると金田一温泉駅に着きます。


➟金田一トンネル

金田一温泉     15:15;00着
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ簡易委託駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。かつては「侍の湯」と呼ばれ、南部藩の時代から約400年の歴史を持つ湯治場として、また「座敷わらし」の伝説の里としても知られる金田一温泉の玄関口ですが、温泉街は金田一温泉駅よりバスで約5分のところにあります。
 定刻到着を記念して「プシュッ」


 つづく

旅の小窓~団体専用「特別快速『青鉄全線完全走破号』乗車体験」の旅行(2) 車両洗浄

2024-03-25 09:23:06 | 旅の小窓

列車番号:構回9501M 種別:- 列車名:青鉄全線完全走破号
 青森駅には2番線(東北下り本線)に到着し、7分ほど停車した後、乗車したまま運輸管理所へ回送して車両を洗浄します。
青森              12:55;00発
 青森駅を出ると先ほど下ってきた本線を左に見ながらしばらく併走します。


 本線は高架を上っていきますが、こちらは通常乗客を乗せて通らない回送線を走行します。
 フェンスの外側の空き地は、青函連絡船があった頃の桟橋と青森操車場を結ぶ貨物線跡です。




青森信号場     13:00;00着
 構内に入り2度の一旦停止を繰り返し、いよいよ洗浄装置を通過します。




 かぶりついていますが…


 往復しても、何の変化もありません。

(後方展望)

 どうもトラブルのようです。
 各所に連絡後再挑戦です。



(後方展望)
 無事洗浄終了。
 トラブル対応のため、5人も出動していました。
 原因は、電車内からの遠隔操作手順に間違いがあったような、無いような。


列車番号:構回9502M 種別:- 列車名:青鉄全線完全走破号
青森信号場     13:20;00発
 運輸管理所から出てきた電車は、通常通り青森駅構内で中3番に入り一時停止します。
 その後1番線(東北上り本線)に入ります。

(後方展望)

青森              13:47;00着


 つづく

旅の小窓~団体専用「特別快速『青鉄全線完全走破号』乗車体験」の旅(1) 下り青森行

2024-03-24 12:41:49 | 旅の小窓
 2024年(令和6年)2月13日に青い森鉄道がプレスリリースしました。
 青い森鉄道発足以来、単独主催初のツアーでないかと思っています。
 驚いたことに、発売は明14日の14時。発売締め切りは29日。そして催行は3月8日から10日までの3日間。
 つまり、プレスリリースから3週間程で催行という企画。
 人ごとながら、どの程度の参加があるのか心配になりました。





 今回の魅力。
 1 青い森鉄道線全駅通過体験
 2 普段ほとんど通らない線路の走行
 3 『駅そばパクパク』特製弁当

 申し込むことにしました。
 インターネット限定の旅行商品ですが、時間自由の無職高齢者なので2月14日14時ドンで申し込みしました。
 結果、翌日「催行決定」のメールが届きました。


 3月に入り、『出発のご案内』が郵送されていきました。








 当日は、いつもの鉄道旅のように自作した「沿線ガイド」を持っての参加です。


 ツアー発着の八戸駅へ向かいます。




 八戸駅までの往復交通費は自己負担なので、『青い森ぷらっとプラット優待パス』を使います。


 八戸駅には、すでに乗車案内が2種類で表示されていました。




 受付で乗車票などを受け取りました。



 所謂「運転時刻表」と言われる、各駅の発着時刻表が入っています。


 裏は「路線図」です。

 ノンストップ区間の「運転時刻表」だけ、保存用にとラミネートされています。
 実際に、当日運転士が使っていたものと同じ。正しくは、運転士もこれと全く同じものを使用していました。


 当初の案内では、10時41分頃の入線予定でしたが、5分ほど早く入線しました。
 使用する車両は「青い森701系」第2編成です。
 今日は40人ほどの乗車予定と聞いています。


列車番号:9501M 種別:特別快速 列車名:青鉄全線完全走破号
八戸             10:50発

八戸貨物駅      レ (10:52;15)

 八戸貨物駅を通過し、中央卸売市場を左に見て築堤を上がって、八戸北バイパスを左カーブしながら越え、切り通しを進むと陸奥市川駅に着きます。
陸奥市川       レ  (10:55;15)
 百石道路をくぐって田んぼの中を左に東北新幹線の高架を遠望し進み、轟トンネルを抜けると下田駅に着きます。

下田        運転停車 10:59;30着 11:00;30発
 通常は3番線に停車するのですが、今日は貨物列車以外では1日に1本だけ停車する2番線(中線)に停車。

(後方展望です)
 奥入瀬川橋梁を渡り、おいらせ町役場を左に見て、10‰の勾配を上っていきます。
向山         レ (11:04;30)
 徐々に上下線が離れて13.3‰の勾配で右にカーブし下っていきます。

三沢        運転停車 11:09;30着 11:13;30発
 通常、下り電車が入線することが無い3番線(上1番)に停車。三沢発の『雪見列車』は、3番線の発車です。

(後方展望です)
 駅を出て間もなく右手に、廃止された米軍専用線の面影を見ることが出来ます。

 田んぼの中を直進し、姉沼トンネルを抜け10‰の緩い勾配を上ると小川原駅に着きます。 
小川原        レ (11:18;15)
 高架になった上り線の下から小川原湖を遠望できます。

 間もなく岬のように突き出た台地を切り通しで抜けると上北町駅に着きます。
上北町       運転停車 11:22;15着 11:23;15発
 通常下り列車が入らない2番線(中線)に停車。

(後方展望です)
 左手に八甲田の山々がきれいに見えています。

 しばらく田んぼの中を進み七戸川を渡ります。架かる天間川橋梁は、土木学会田中賞、土木学会デザイン賞を受賞した3径間連続のコンクリートアーチ橋です。間もなく左右に低い森が近づき、右にカーブすると乙供駅です。
乙供         レ (11:28;30)
 駅を出ると間もなく半径600mで大きく左にカーブして、10‰の勾配で浅い谷を上っていくと千曳駅です。
千曳         レ (11:32;30)
 駅を出て間もなく入る大平トンネルは、東京・青森間で最長の2,112mのトンネル。トンネルを抜け谷間を進むと左に旧線跡が近づき、徐々に人家が見え左にカーブすると野辺地駅です。
野辺地       11:39;45着 11:45;00発
 2番線(上1番)に到着。
 現在、大湊線直通列車と野辺地駅折り返し列車のほか、下り列車は1本だけ使用しています。
 ここで、ツアー用の御弁当が積み込まれます。

 業務の合間を縫ってのお見送りです。

 野辺地駅を出発後、早速御弁当とお茶が配られました。

 御飯は『パクパクの鳥めし』。通常は鳥めしの上に載っている鶏チャーシューと帆立の佃煮は別添えになっています。その隣はポテトサラダ・にあえ・ほうれん草のごま和え。メインは煮込みハンバーグ。隣に鶏の唐揚げ・ナポリタン・玉子焼が並び、レタスとミニトマトが添えられています。香の物は柴漬けとつぼ漬けです。
 野辺地駅で御弁当を積み込むことから、日本酒『防雪林』を持参しました。

狩場沢        レ
清水川        レ (11:53;30)
小湊         レ (11:57;30)
西平内        レ (11:59;45)

浅虫温泉      12:05;00着 12:30;00発
 2番線(中線)に到着です。
 現在、主に浅虫温泉駅折り返し列車が発着するホームです。

 駅を出ると緩く右にカーブして浅虫トンネルに入ります。更に、久栗坂・浦島と2つのトンネルを抜けると、右に液化ガスのターミナルが見えます。

野内         レ (12:36;30)
 駅を出て野内川橋梁を渡ると左にカーブし、1968年(昭和43年)に付け替えられた新区間に入ります。
矢田前        レ
 となり駅までは2km弱、国道4号をアンダーパスすると右手に住宅地が広がり、赤川橋梁を渡ると小柳駅です。
小柳         レ (12:39;30)
 駅を出て市道をアンダーパスすると、青森県立保健大学のキャンパスが広がます。更に市道をアンダーパスすると右にJR貨物東青森駅が見えてくると新青森駅です。駅間1.42km。普通列車の場合スピードは上がりません。

東青森        レ (12:40;30)
 下り通過列車はホームに接しない下り本線を通り抜けます。

筒井         レ
 築堤を下り堤川を渡ると国道103号、通称「観光通」の八甲田大橋の下を抜けると、左手に広大な青森操車場跡の「青い森セントラルパーク」が見えます。
 県道120号の青森中央大橋の手前からは操車場は縮小され、青森信号場となっています。
青森信号場      レ (12:43;00)
 信号場としては主に貨物列車が使用し、ここで牽引機関車の交換や運転士交代も行われいます。そのため構内にはJR貨物の運転士が所属する青森総合鉄道部が設置されているほか、青い森鉄道運輸管理所が置かれています。
 ここから本線は単線の高架になる。
 青森駅までの旅客線(青い森鉄道 上下本線)は高架になっている単線を使用するため青森信号場・青森駅間は実質単線扱いとなっていて、まれに列車交換や信号待ちのため下り列車が運転停車することもあります。
 高架の上から左下に奥羽貨物線が見えます。また岩木山も遠望できます。

 高架の終わりに古川踏切がありゆっくりカーブすると、左から奥羽本線が近づいてきて、国道7号をアンダーパスすると青森駅に入っていきます。
 青い森鉄道線は、青森県三戸郡三戸町の目時駅から青森市の青森駅までを結ぶ第三セクターの鉄道路線ですが、東北新幹線開業以前は東北本線であったため、キロポストは東北本線の頃のもの(東京駅起点)がそのまま使用され、線内各踏切に書かれているキロ数表示も東北本線時代のまま東京からの通算表示となっています。

青森        12:47;30着

 つづく

旅の小窓~日本フィル&サントリーホール「にじクラ」

2024-02-04 09:23:32 | 旅の小窓
 久しぶりにサントリーホールに出かけます。


 当初は大湊発の青い森鉄道線直通快速「しもきた」での出発を予定していましたが、風速10m/s以上の強風のため、余裕をもって1本早い青い森鉄道線普通八戸行570Mで出発です。


 青い森701系第2編成はセミクロスシートの編成です。

 
 八戸からは東北新幹線「はやぶさ」22号に乗ります。今日は2012年(平成24年)製造のU22編成です。
 U1~U28編成は普通車の場合窓側の席にだけコンセントが設置されています。U29編成以降は全席設置です。
 強風の影響で七戸十和田駅・八戸駅間で速度を落として運転したため2分ほど遅れての到着です。


 昼食は、今年初の車内での駅弁です。
 八戸駅で購入した『あおもりホッキ弁当』は、青森県三沢市に本社のある「三咲羽や(みさわや)」の駅弁です。元々「小僧寿し」のチェーン店でしたが、独立し有限会社になっています。


 「ホッキ」は正式名称を「ウバガイ(姥貝)」と言い、主に北の海で多く採れることから「北寄貝」と呼ばれています。
 三沢市の代表的な冬の味覚のほっき貝を使った駅弁で12月~3月までの期間限定販売です。


 盛岡駅では、併結する「こまち」号が遅れたため、8分ほど遅れての発車となりました。
 食後は、新幹線定番の「ホットコーヒー」と「バニラアイスクリーム」。
 アイスクリームの上に5分間コーヒーをのせてから頂くと、アイスクリームはほどよい柔らかさになっています。


 結局、東北地方の強風のため25分ほど遅れて東京駅に到着しました。
 今日は何も予定がないので、ホテルに直行です。
 今夜のお部屋です。






 トレインビューです。
 時間が経つのを忘れます。


 放浪はしませんでした。


 今時珍しい、現金のみのお店です。
 「刺身七点」


 「穴子の白焼き」


 「浅草ハイボール」。
 浅草の「神谷バー」の「電氣ブラン」を炭酸で割った飲み物です。
 3杯も呑みました。




 翌朝はゆっくりです。


 朝食付きのプランで泊まっています。






 集合時刻の20分前にサントリーホールに到着。


 今日の日程です。
 

見学は、今日のコンサート前半の曲「モーツァルトピアノ協奏曲第9番変ホ長調k.271『ジュノム』」のリハーサルで、50分ほどでした。
 ほとんど人が入っていない大ホールの客席で聞いた音の響きに感動しました。
 その後、ロビーで15分ほどサントリーホールについての説明がありました。
 コンサートの時は気がつかなかったことがたくさんありました。
 サントリーホールについては、公式ホームページ「ホール・施設のご案内」(https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/facility/ またはQRコードを読み込む)をご覧下さい。
 これを知って出かけると、サントリーホールでの楽しみが増えますね。
 https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/facility/

 お昼はカラヤン広場を挟んだ向かいにある「Dos Escenas(ドス エセナス)」へ。
 プリフィックスランチ。サラダ+メイン(今日の魚はスズキ)+コーヒー、1,870円
 ちょっとお高めなお店のおしぼりは、アロマの香り。
 サントリーホールのチケット(半券でも可)を見せて、グラスワイン1杯のサービス付き。




 いつもは開場時の混雑を避けて、開場時刻から遅れて入るのですが、今日は会場前に行きます。
 サントリーホール正面入口の上壁には、パイプオルゴールが仕込まれています。


 正午のほか、開場時になると、壁が開いてぶどう畑の番人を表わした老人と少年の人形がオルゴールを回します。






 このオルゴールは、大ホールに設置されたオルガンと同じ素材で作られた37本のパイプで演奏しているそうです。




 本日のプログラムです。






 予定通り16時の終演。
 東京駅までは30分。
 東北新幹線「はやぶさ」39号に乗ります。今日はJR北海道所有のH5系。2015年(平成27年)製造のH4編成です。


 JR東日本管内のそれぞれの新幹線・特急列車毎に、期間限定で各地域の特色ある地産品を販売しています。東北新幹線「はやぶさ」号では、2023年(令和5年)11月1日から2024年(令和6年)2月29日までの予定で『いか三昧』と『カリポリ貝ひも』が販売されています。


 その他、車内販売存続のためにいろいろ購入し楽しんだ2時間52分でした。
 最後は、青い森鉄道線普通青森行593Mです。
 青い森701系第1編成の顔を見てびっくり。
 青い森鉄道冬景色でした。


 夕食用に東京駅の「駅弁屋 祭」で買った、小田原駅弁東華軒の『小田原提灯弁当』は帰宅してゆっくり頂きました。






 おしまい。