旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション32 「特選小鯵押壽司」(小田原駅)

2021-11-30 11:38:04 | 駅弁コレクション
【特選小鯵押壽司】(小田原駅)
                           2021.11.30投稿

2006年(平成18年)9月16日
 地元スーパーでの駅弁大会で購入 価格980円
                       [製造元](株)東華軒


 掛紙と言うよりは、包装紙タイプです。
 掛紙の形態は時代によって変わってきましたが、干物の入れ物に使われるようなザルの格子に笹と小鯵のデザイン自体は基本的に大きく変わっていません。
 小鯵の押し寿司8個と、紫蘇で巻いた梅ちり千枚寿司2個。甘酢生姜と醤油が添えられています。
 小鯵は切り込みを入れ、途中から斜めに折り返してます。


 ホームページでは、次のように紹介されています。
 「名物弁当を作りたいということから選ばれたのが「小鯵」。塩で締め、酢に漬けて、関西風の押寿司にして売り出したのが明治36年。脂ののった真鯵は生臭くなく、酢と鯵本来の香りが口いっぱいに広がります。口直しとして しそ巻も詰合わされ、酒の友としても良く合い、駅弁としてはもちろん、お土産としてもご利用いただけます。発売当時から今日にいたるまで東海道を代表する名物駅弁とされています。」

 製造元の東華軒の創業は、東海道本線最初の駅弁とされる国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売を始めた1888年(明治21年)。
 その後、小田原駅開業と同時に小田原駅でも販売をはじめ、現在は本拠地を小田原に置いています。



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