Yuのつれづれ日記

野鳥の写真を中心に興味の赴くままにつれづれに・・・

三宅島探鳥記

2012-05-31 | 三宅島の野鳥
三宅島 探鳥記

第1日 2012-05-07

竹芝桟橋を22:20発 東海汽船さるびや丸で三宅島に向けて出発しました。
酔い止め薬を飲み、早めに就寝の予定が綺麗な夜景が見えてきて慌ててカメラを取り出しました。






その後、就寝。

第2日 2012-05-08

船は早朝5時に三宅島の錆ヶ浜港に接岸。 
チケットの半券を返さないといけなかったのですが、奥にしまいこんで慌てる。
港ではレンタカー屋さんに出迎えていただき、レンタカーを借りにレンタカー屋に向かう。

朝が早く、先ずは近くの坪田林道に探鳥に出かけました。
小鳥はさえずりのシャワーで歓迎してくれるのですが、なかなか姿は見せてくれませんでした。
シチトウメジロ・イイジマムシクイ・タネコマドリ・オーストンヤマガラの声が聞こえました。

その後。アカコッコ館の駐車場に車を置き大路池(たいろいけ)を歩いて一周しました。
池でゴイサギを池の周辺でアカコッコ・ミヤケコゲラ・オーストンヤマガラを撮影しました。

アカコッコ館が開館すると情報収集をかねてアカコッコ館に行きました。
アカコッコ館では三宅島の話・野鳥の話を伺う。
入館前に出勤中のレンジャーさんに会い、珍しいイワミセキレイがいると教えていただく。
その場では見えませんでしたが、後で見ることができました。

しばらくの間アカコッコ館で水場に来る鳥を撮影しました。 
シチトウメジロ・イイジマムシクイ・アカコッコが見られました。
帰り間際に水場に珍鳥のイワミセキレイが姿を見せてくれました。

その後、アカコッコ館を出て、釜方海岸にシギチを探しに行きましたが、
鳥の姿はありませんでした。

島を一周しようと車を走らせて、途中、伊豆岬園地ラインコースを走りました。
伊豆岬の草地でウチヤマセンニュウを観察しました。
夕方になり、民宿 新鼻荘(にっぱなそう)に着きました。

民宿の庭にはオオストンヤマガラとカワラヒワがやってきました。
近くの山からはイイジマムシクイ・タネコマドリの声も聞こえてきました。

第3日 2012-05-09

モスケミソサザイがいるという薬師堂に行きました。
うっそうとした原始林が広がり、野鳥の声は聞こえてきますが姿はなかなか見えませんでした。
カラスバトの「ウッ、ウーゥ」独特の鳴声も聞こえてきました。

成果なく薬師堂を後にして、近くの伊豆岬園地を再び訪れました。
ウチヤマセンニュウの声はしますが、なかなか姿は見えませんでした。
野鳥調査中のレンジャーさんに出会い、モスケミソサザイ・シギチ情報を教えていただく。

火山体験遊歩道を歩き、火山島三宅島を実感する。
(三宅島では毎日火山ガスレベルの警戒注意報が流されていました。)

その後、富賀神社を過ぎて富賀浜海岸に行き昼食のお弁当をいただく。
草地からはウチヤマセンニュウ・オオヨシキリ・キジの声が聞こえてくる。

再びアカコッコ館を訪れる。
水場には常連さんの他に、一瞬だがモスケミソサザイが水浴びに来る。
タネコマドリも一瞬だが近くに現れる。

午後3時過ぎに突然の雨、宿に帰りました。

第4日 2012-05-10

早朝から坪田林道で二度目の探鳥。
イイジマムシクイ・タネコマドリを見ました。
そして、超難関のカラスバトを枝の間から逆光で撮影しました。

その後、もう一度 釜方海岸でシギチを探しましたが鳥影も見えませんでした。

溶岩で鳥居の埋まった椎取神社に行きました。
探鳥するも鳥は何もいませんでした。 昼食

再び、アカコッコ館へ行きました。

シチトウメジロ・アカコッコ・オーストンヤマガラ・シジュウカラ・イイジマムシクイを撮影しました。

第5日 2012-05-11

早朝より探鳥 ウチヤマセンニュウを探しに富賀海岸に行きました。
声は聞こえるのですが、なかなか良いところに出てくれませんでした。
岩に打ち付ける波は荒かったです。

ウチヤマセンニュウは諦めて、レンタカー屋さんに近いアカコッコ館に行きました。 
昼まで探鳥 モスケミソサザイとタネコマドリを待ちました。
アカコッコ・イイジマムシクイ・シチトウメジロ・オオストンヤマガラがやってきました。
昼近くにモスケミソサザイが現れました。
タネコマドリは声が聞こえるだけで姿をみることはできませんでした。

午後1時にレンタカーを返却しました。 
この日の船の寄港地は伊ヶ谷港でした。 坪田地区からはほぼ対角線上の港で位置的には一番遠い港でした。
チケットを買い船の寄港を待ちました。(船は八丈島から来ます。)



乗船後少し休んでから甲板で海鳥の探鳥をしました。
オオミズナギドリが遠くを次から次と飛んでいきました。が撮影はとても難しかったです。

伊ヶ谷港を14:20に出た定期船さるびあ丸は東京の竹芝桟橋に20:30に着きました。

三宅島の港は到着の時に着いた錆ヶ浜港と帰りに乗った伊ヶ谷港の他に三池港があり
その日の天候で寄港地が変わります。

お天気に恵まれて、楽しい鳥撮旅行ができました。

レンタカー:コスモレンタカー
民宿   :趣味の宿 新鼻荘(にっぱな荘)

オオミズナギドリ

2012-05-31 | 三宅島の野鳥
三宅島から竹芝桟橋に戻る途中、船上から撮影した海鳥オオミズナギドリです。

三宅島の伊ヶ谷港を出発してしばらくは1羽また1羽と飛んでいた鳥も
東京湾が近づくと海上遥かかなたには沢山の群れで飛翔しているのが見えました。

海鳥の撮影は海の上近くを飛ぶので、背景の海にピントを持っていかれてとても難しいです。
なるべく近くを飛ぶ鳥を写したかったのですが、そんなに近くは飛んでくれなかったです。
鳥の飛ぶ方向は船と逆方向でした。 反対向きに飛んでくれたら写しやすかったのでしょうか・・・


















2012-05-11

三宅島その他の鳥

2012-05-30 | 三宅島の野鳥
三宅島で出会った三宅島の固有種以外の鳥です。




ゴイサギが大路池にいました。



イソヒヨドリの雌です。 雄もいました。



シジュウカラ(メジロより少なく感じました。)



ヒヨドリ



キビタキの♂に会ってびっくりしました。
旅の途中でしょう。





イワミセキレイ

2012-05-29 | 三宅島の野鳥
数少ない旅鳥として、おもに日本海側の島嶼での記録が多いイワミセキレイに
幸運にも、三宅島に到着した当日に出会うことが出来ました。
 
「三宅島では2006年3月以来、6年ぶりの確認だった」そうです。

イワミセキレイ 全長:約16cm















胸にはT字形と中央で切れる黒帯があります。


シチトウメジロ

2012-05-28 | 三宅島の野鳥
三宅島の鳥、9種目はシチトウメジロです。

メジロは日本では6亜種が知られています。
三宅島のメジロはシチトウメジロという種類で本土のメジロに比べ、嘴が少し長いのが特徴です。









水場の常連さんはシチトウメジロです。
他の鳥を追い払い、わが物顔で水浴びしていました。









大きな虫を見っけ!と見せてくれました。

ミヤケコゲラ

2012-05-27 | 三宅島の野鳥
三宅島の鳥、8種目はミヤケコゲラです。

コゲラは日本には9亜種が分布し、
「羽色は北のものほど白っぽく、南のものほど黒っぽい。そして、体下面の縦斑も太くなる。」そうです。



三宅島に生息するコゲラは「ミヤケコゲラ」です。本土のコゲラとの違いは分かりづらいです。











カラスバト

2012-05-26 | 三宅島の野鳥
三宅島の鳥、7種目はカラスバトです。

「ウッ、ウーゥ」と森の奥から聞こえてくる鳴き声の主が「カラスバト」です。

鳴き声はよく聞こえてきますが、姿はなかなか見ることが出来ないといわれています。
幸運なことにそのカラスバトを見ることができました。 逆光でしたが・・・
(6月にタブノキの実がなる頃は実を食べにくるので比較的見やすいそうです。)

黒い体に首のあたりの緑色の光沢がポイントです。

カラスバト 全長:約40cm
国の天然記念物 絶滅危惧種















オーストンヤマガラ②

2012-05-25 | 三宅島の野鳥
大路池の歩道を歩いているとオーストンヤマガラがやってきました。
そして、土手の窪みをさかんに突いていました。
そして、取り出したのは昨年の秋に貯食しておいた椎の実のようです。







芽が出かかっています。




そして、民宿にやってくるオーストンヤマガラは人懐こいです。



ひまわりの種を食べにやってきます。


オーストンヤマガラ①

2012-05-25 | 三宅島の野鳥
三宅島の鳥、6種目はオーストンヤマガラです。

オーストンヤマガラは本州のヤマガラに比べて、体が一回り大きく、羽色が濃いのが特徴です。
三宅島と御蔵島、八丈島だけにすんでいます。主にスダジイの照葉樹林でくらしています。

オーストンヤマガラ 絶滅危惧Ⅱ類














アマサギ②

2012-05-24 | 水辺の鳥
ご近所の田んぼでやっとアマサギに会えました。
でも、まだ全身白色の冬羽でした。 よ~く見ると頭部に少しだけ亜麻色の羽毛が見えました。









そして、グリーンの草地にハクセキレイがいました。



グリーンが綺麗だなと見ているとハクセキレイは嘴いっぱいに虫を咥えていました。
雛たちが口を開けて待っているのでしょうね。きっと。


2012-05-20