新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

ぶらりわ鐡へ~3

2016-04-17 20:43:29 | 鉄道
トロッコわっしー号に乗りわたらせ渓谷鐡道の旅を楽しみます。進行方向左側の座席に座っていたので、草木ダムの付け替え路線の草木トンネルを過ぎるまでは、渡良瀬川の流れとは反対側となります。


最初の停車駅、上神梅駅ではホームに咲く芝桜の花と、プランターや花壇に植えられた花々が出迎えてくれました。無人駅なので地元の人が手入れをしているのでしょう。

次の停車駅である水沼駅は駅構内に温泉施設がある駅で有名な駅ですが、昔ながらの丸いポストがホームにありました。こちらでも花壇にはきれいに咲いた花が。

神戸(ごうど)駅に到着すると、団体さんがぞろぞろと降りて行きました。ここで待っていたバスに乗り換えて草木湖畔にある富弘美術館にでも行くのでしょう。この駅の構内には元東武特急デラックスロマンスカー1700系の車両を使ったレストランがあります。まいたけごはんの定食などがいただけるようです。
神戸を出ると草木ダム建設にともなって付け替えられた草木トンネルに入ります。このトンネル、5242mあり、列車の通過に10分ほどかかります。そこでトロッコ車両ではこんな演出が。


天井のイルミネーションが点灯し、わっしーが浮かび上がる仕組みになっています。残念ながら団体さんが神戸で降りてしまったのでトロッコ車両にはわずかな乗客しかいませんでした。ちょっとお邪魔して写真を撮らせていただきました。長い草木トンネルを抜けると今度は左側車窓に渡良瀬川の流れが見られるようになります。

ぶらりわ鐡へ~2

2016-04-17 19:11:19 | 鉄道

乗車するのは0949発トロッコわっしー1号。トロッコ車両と普通の車両の2両編成ですが、トロッコ車両は団体で満席になっているので普通車両に乗車します。

こちらがトロッコ車両。窓がなく、わたらせ渓谷の風を感じながら、車窓を楽しめるようになっています。が、今の時期はガラス窓がはめられていて寒くないようになっています。気動車なので単行でも走らせることができ、機関車牽引のように機回しもいらないので、桐生ー間藤間で運転されています。

このトロッコわっしー号には一昨年5月に天皇・皇后両陛下もご乗車になり、神戸ー水沼間でトロッコ列車の旅を楽しまれています。車内に旅を楽しまれる両陛下のお写真が飾られていました。

ちなみにわっしーとは、わたらせ渓谷鐡道のキャラクターで、列車をイメージしたキャラクターです。おでこには方向幕があり、状況に応じて変わるようになっています。


座席番号のステッカーにもこのようにかぶり物をつけたわっしーがいました。0949に大間々駅を発車します。

ぶらりわ鐡へ~1

2016-04-17 10:22:24 | 鉄道
群馬県桐生市の桐生から栃木県日光市足尾町の間藤の間を、渡良瀬川に沿って走る第三セクター鉄道のわたらせ渓谷鐡道。昨日ぶらりと乗り鉄に行ってきました。

浅草0700発の東武特急りょうもう1号に乗りおよそ2時間。赤城駅に到着します。赤城駅から1kmほど歩いてわたらせ渓谷鐡道大間々駅へ。わたらせ渓谷鐡道と東武線は相老駅で乗り換えられるのですが、周りに何もないので大間々駅まで歩いてきました。

大間々駅にはわたらせ渓谷鐡道の本社や車庫のある中枢の駅。みどり市の観光案内所もあるので、車やライダーが集まっていました。駅で一日フリーきっぷとトロッコ整理券を買って駅周辺をぶらぶら。

元の貨物ホームには1989年にJRから転換された際に新造されたレールバス、わ89-101「こうしん」と、

わ89-302「わたらせ」が保存されていました。周りは駐車場で開けており、車両のすぐそばまで近づいて観察することができました。特にわ89-101は富士重工製のLE-CarIIの貴重な保存車両で、国鉄赤字ローカル線で第三セクター鉄道に転換された鉄道で重宝されたレールバスを見ることができます。駅側のコンビニでお昼ごはんのおにぎりを買ってから戻ると、観光バスの団体が駅にいました。どうやら同じ列車に乗るようです。