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花見を終えて少し歩くと、足尾駅に到着しました。足尾駅は木造の駅舎が残っていますが、時間帯によって駅員のいる駅です。この時は無人でした。
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足尾駅構内にはキハ35形気動車とキハ30形気動車、タンク貨車や車掌車などが保存されています。このキハ35はJR時代は八高線で使用されていました。いちおう保存車ですが、最近は手入れされていないと思われ、錆が浮いていました。
ここから列車に乗るのですが、次の列車まで1時間少々あります。通洞駅まで1kmちょっとらしいので、通洞駅まで歩いてみることにしました。旧国道の県道を歩きます。歩道らしきものはないですが、車通りも少ないのでぶらぶら歩くにはちょうど良い道です。
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通洞駅まで歩いている途中にこれまた立派なアーチ橋が架かっているのが見えます。こちらは足尾橋と言う橋で鉄骨トラスアーチ構造の橋です。
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20分ほど歩くと通洞駅に到着しました。足尾銅山観光の最寄駅なので駅員がいます。普通列車の後にトロッコわたらせ渓谷号があったのでそれに乗ることにして、窓口でトロッコ整理券と硬券入場券を買います。あとは列車の時間まで、待合室でペットボトルのお茶を飲んで喉を潤して、のんびりと待ちました。