ふらのマルシェまで歩いて行ってみましたが、今お土産を買うと大変なことになるし意外と混雑していたので、トイレだけ借りて駅へと戻ります。歩いているとなんだか雲行きが怪しく少し涼しくもなってきた感じです。雨が降らなければいいなと思いつつ駅へ戻り、ふと空を見上げると、
駅舎の上になんと虹が出ていました。
おお、虹だ。いいなあ。と思いつつ眺めていると、ふと思いあたることが…。
そういえば、札幌への折り返し待ちでノースレイボーエクスプレスが側線に止まっていないか?
線路が見える場所へ行ってみると、見事にノースレインボーエクスプレスの上にレインボーがかかっています。
場所を変えたりアングルを変えたりして、奇跡の「ダブル」レインボーを撮影。引退間近なノースレインボーエクスプレスにとっては最高のはなむけになったのではないでしょうか。
この奇跡に気づいていたのはほんの数人。この時に上富良野方面でにわか雨が降っていたようで、ちょうど太陽を背にしていた富良野から虹が見えたという次第。自然現象とはいえこの奇跡を見れたこと感謝したいと思います。
虹を堪能して駅の中へ。北海道特有の列車別改札なので、発車15分前の改札が始まるのを待って入場します。側線に停車して札幌への折り返しを待っているノースレインボーエクスプレスを撮影。
富良野にノースレインボーエクスプレスがやってくるのは最後になるのでしょうか。駅名標とともに。
富良野から乗車するのは、1611発臨時快速富良野美瑛ノロッコ6号旭川行き。あらかじめ指定券を取っておきましたが、1両の自由席は密が発生するのではないのかと思うぐらい並んでいました。
美瑛から列車が1602に到着。折り返しまで東海道新幹線もびっくりの9分しかありません。到着した列車も自由席車両は満席のようですが、指定席は空席があったようです。折り返し整備などがないので9分でも十分な折り返し時間なのでしょうか。
降車客と乗車客が混じり合い機関車の撮影。機関車はDE15型ディーゼル機関車ですが、富良野美瑛ノロッコ用に塗り替えられた車両です。
富良野のラベンダー畑と美瑛のパッチワークの丘をイメージした塗装の機関車ですが、消えかかっている虹とも撮ってみます。機関車のカラフルな斜めのラインが虹に見えなくもないので、こちらもダブルレインボーでしょうか。一通り撮ってから乗車します。