ホークス独走を煽るマスコミの見る目のなさ

 
 日本のプロ野球は昨日でオールスター明け最初の3連戦が終わり
明日から2カード目に入るのだが、交流戦の3週目から好調を維持
し2位のファイターズに7ゲーム差を付けて独走状態に入っていた
ホークスがファイターズにホームで3連敗を喫し一気に4ゲーム差
になった。
 
 以前から記しているように毎度の事で今さらウンザリするのだが
本当に日本のスポーツ紙という名のエンタメ紙の記事は、オールス
ター前まで‘ホークス大独走’としていたのが一気に‘ホークス危うし’
とか‘急変’などと極端から極端な報道に終始しているのには呆れる。
 
 正直言って私の地元・福岡の熱心なファン達はオールスター前の
好調でも‘このまま上手く行くはずがない’と思っていたし、昨日で
4連敗した事から‘やっぱりね’という想定の範囲内なのだから。
 
 今シーズンのホークスは主力のケガ人が続出しオールスター明け
でも今宮健太が欠場しているなどベストとは程遠いメンバーで戦っ
ているのだから、こんなメンバーで+13もあるのはジュリスベル
・グラシアルとアルフレド・デスパイネのキューバコンビが打線の
核となって打ちまくっているのが大きく彼らが交流戦の頃から好調
だったからこそ。
 
 ところが交流戦後半から1ヶ月が経ちキューバコンビもそろそろ
銚子が下り坂になっているわけだし、交流戦明けの12試合を10勝
2敗でクリアしたうち4半分の5試合ほどは運が悪ければ負けていた
試合だったので出来過ぎである。
 
 さらにその中で優勝争いのライバルだったファイターズとイーグ
ルス相手の6連勝は大きかったし、イーグルスなどホークス戦3連敗
を含めた10連敗を喫しているのだから交流戦からオールスターまで
の12試合の明暗が分かれた形になっている。
 
 そもそもオールスター明けのファイターズ戦3連敗はG1が大竹
耕太郎でG2は二保旭、G3に至っては苦手の北九州市民球場でロ
ベルト・スアレスなのだから連敗でG3を迎えると3連敗確定と思
っていたしマッチアップが有原航平では勝ち目がない。
 
 しかもファイターズには今シーズンは過去4度対戦し前回札幌
での3連勝を含め8勝2敗1分と圧倒していたのだから、そろそろ
ファイターズも必死になって来るだろうし負け越すとシーズンが
終わるぐらいの覚悟で臨んだため最初の2試合は小刻み継投でG3
にはオールスターで登板した有原まで投入しているのだ。
 
 極端な話‘大竹で落とすと3連敗覚悟’のローテでスタートしたホ
ークスと、ブルペンデーのような継投を2日続けG3で有原投入の
ファイターズではこういう結果も十分あり得る。
 
 とりあえずホークスを今のチーム状態で独走などと煽るのは近視
眼的なマスゴミの煽りに過ぎない事をファンは自覚しているので、
もう少し冷静に見る必要があるだろうし本当の勝負は9月に入って
からだと思うのだ。  
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