ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
亀田昭雄の世界挑戦から40年
今から40年前の日本時間の今日82年7月5日午前にシンシナティで
行われたWBA:Jウエルター級タイトルマッチは、アーロン・プライ
ヤ―に挑戦した1位の亀田昭雄は残念ながら6RTKO負けした。
試合は立ち上がりから襲いかかるプライア―に左ストレートのカ
ウンターがヒットしダウンを奪うが、むしろ王者の闘士に火が付い
た形で2Rにダウンを奪い返されると計5度のダウンを喫しTKO負け
となった。
とはいえ亀田の打ち合いの中で左ストレートが度々ヒットするな
ど頑張っており、試合後にプライヤ―も‘亀田がこんなに強いとは思
わなかった’と語っていたわけで大いに善戦したと言えるだろう。
もともとプライヤ―はレナードかアルゲリョとの対戦を希望して
いたのだが、レナードが網膜剥離で引退状態になったためアレクシ
ス・アルゲリョをターゲットに想定し同じ長身の亀田を前哨戦の相
手としたのだろう。
実際レナードやアルゲリョ戦を望むプライヤ―に‘雑誌記者から
日本のアキオ・カメダを知っているか?’と聞かれ1位にも拘わらず
‘ノー’と答えたぐらいだから、当初眼中になかったのではないか。
個人的には亀田はウエルター級で長身サウスポーの強打者なのに
対してプライア―はライト級上がりという要素がアドバンテージと
思っていたのに対し、スタミナのなさや打たれもろさが弱点と言わ
れていたのだが上手く行けば勝てるかもと個人的には思っていた。
後日動画を見ると5度のダウンを奪われながら粘り強く戦う姿は
日本タイトルの防衛戦で、煮え切らない試合を繰り返していた亀田
とは別人のような感じでレベルの高い相手と戦う事の意義を実感し
たのだった。
ちなみに4カ月後に行われたアルゲリョ戦でプライヤーは14RTKO
勝ちして4階級制覇を阻んだのだから、亀田は凄い相手と戦ったのだ
なと思ったものだ。
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