冬休みの高校スポーツが終わり

青森山田2年ぶりV 札幌内定の檀崎2発&小松1発

 昨日の成人の日に行なわれた高校サッカー選手権の決勝は青森山
田が流経大柏に勝って2度目の優勝を飾り、冬休みに行なわれてい
るサッカーやラグビーにバレーなどの高校スポーツが全て終わった。

 夏休みの場合は基本的に高校野球を除くとインターハイという形
で集中的に行なわれるのに対し、冬はそれぞれの大会が行なわれる
のでBSなどでも中継があり賑やかだ。

 平成に入って成人の日が1月15日から第2月曜日になった事も
あり春休みに行なわれていたバレーまでが冬休み休み開催になった
わけで、12月第4日曜に行なわれる高校駅伝から始まりバスケの
ウィンターカップなどが年内に終わると年末年始にかけてラグビー
やサッカーが行なわれ女子サッカーとバレーが年明けに開幕すると
いう形になる。

 基本的に高校スポーツの大会は夏休みや冬休みの兼ね合いもあり
短期間に集中的に行なう形が一般的で、ややもすれば選手のコンデ
ィションよりスケジュール消化ありき的な感じになっていたしメデ
ィアも当然のように位置付けていたようだ。

 最もスケジュール的に変わったのがサッカーで平成の初めの頃は
2日から3連戦で5日に休養日を入れた後6日から決勝まで3連戦
という形から、大晦日に1回戦を行い2日と3日に2回戦&3回戦
で5日に準々決勝を行って7日&8日に準決勝&決勝という流れに
なった。

 そして成人の日が第2月曜になるとラグビーのNHK杯が成人の
日開催ではなくなった事から決勝を成人の日に行なう形にして、準
決勝から45分ハーフにするなど次々に時代の流れに応じたスケジ
ュールを組んでいる。

 それに引き換え相変わらずなのがバレーで3回戦と準々決勝を同
じ日に行なうというのは他の種目ではありえないわけで、8日が成
人の日のような年は仕方ないかもしれないが今年のように14日が
成人の日ならば変更するべきではないかと思ったりする。

 最近の競技はどの種目もレベルが上がっており、それと引き換え
に負荷もかかるため選手のダメージ回復のために時間をかけるべき
だと思う。
 
 石頭連中が多い高校野球ですら休養日を増やす方向を示唆してい
るように、選手への負担を軽減するにはリカバリー期間が必須なの
だから。

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