亀田兄弟の試合と川口浩探検隊

 30年ほど前に話題になっていたのが水曜スペシャル枠でOAされていた川口
浩探検隊である。

「○○に○○は実在した!」などという大仰なタイトルやBGMをバックに現れる
OPの水柱などに釣られて見てみたら・・・・・という展開ばかりで‘また やられた’
と怒る者が続出し‘次こそ見ないぞ’と言いつつも、必ず見てしまい‘昨日の
○○は・・・・’と突っ込んでいる者がクラスに必ずいた。

 実は最近の亀田の試合が まさしく川口浩探検隊のノリなのだ。

 昨年の12月26日に さいたまスーパーアリーナで行われた‘亀田祭り’なる
ボクシングショーに主催者発表で1万人と発表されたようだが実際は半分も入って
なかったという話しだし、試合自体も とてもじゃないが世界戦レベルとはいえない
代物。

 長男の興毅の対戦相手のアレクサンドル・ムニョスは引退していた元ビッグ
ネームを引っ張り出してきたとしか思えないぐらい弛みまくった体をしていたし、
次男の大毅の挑戦者はミニマム級上がりで10位以内にも入ってない。

 これらの試合を‘世界戦’と名付けて売り出す様は まさしく川口浩の探検隊が
‘○○は実在した’と売り出していたのと そっくりではないか。

 しかも引退していたムニョスからアゴへの頭突き&プッシングでダウンを取った
だけで倒せず、次男もミニマム級上がりの挑戦者のパンチを いいように受け続け
立っているだけで判定勝ちしてしまうという最悪の展開である。

 ハッキリ言って世界王者どころかボクサーとして恥ずかしい試合をして それを
けなされて話題になるようでは もはや末期症状で、ネタが受けずに自虐ネタに
走る売れない芸人状態に成り下がっている。

 だから彼らの試合を見るのは臭い靴下を嗅いでしまうのと同じ状況だろう。
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