スーパーロボット・レッドバロンの放送開始から40年

 今から40年前の今日 始まったのがスーパーロボット・レッドバロン。

 当時マジンガーZの大ヒットで巨大ロボットブームが起きていた中で実写版での
巨大ロボット作品の第1号がレッドバロンだった。


 この頃の巨大実写ヒーローは円谷系のウルトラシリーズやミラーマンにファイ
ヤーマンなど変身するキャラがメイン。


 ロボット系のジャンボーグAは操縦者の立花ナオキの動きとシンクロさせる
パターンでジャイアントロボは腕時計の音声入力で動かしていたからマジンガーZ
のように生身の人間が搭乗して車や飛行機を操縦するようにしてコントロールする
のはレッドバロンが初めて。


 OPではレッドバロンの建造シーンが流されているが合間に製鉄所のシーンが
あたかもレッドバロンのボディを覆う合金を作っているように見えるのだから
不思議でインパクトがあった。


 操縦者は鉄面党から平和を守るために結成された防衛組織・SSIの隊員・
紅 健で、兄の紅 健一郎がレッドバロンを建造したものの鉄面党に捕らえられて
人間爆弾にされて爆死している。


 頭部両極から1億ボルトの高圧電流を発射するエレクトリッガーや、胸から発射
するバロンミサイルに実写版ロケットパンチのバロンパンチなどが主な武器。


 鉄面党は世界ロボット博覧会に展示されたロボットを拉致して戦闘用に改造して
侵略行為を行っていたが ことごとくレッドバロンやSSIから阻止され、SSIも隊長と
隊員の2人の犠牲者を出しながらデビラー総統を倒したものの鉄面党の上部組織
である宇宙鉄面党の
侵略が始まるという2段構えの作品だった。

 もっともSSIはジープと穂積ぺぺ演じる堀隊員が乗るバイクにアイアンホークと
呼ばれる車しか装備はなくレッドバロンが最大の武器という組織で、普段は隊長が
自動車修理工場を経営して隊員達も普段は その修理工場やカメラマンに車の
セールスマンなどをしているという設定。

 ところが鉄面党編の最終EPで堀隊員は鉄面党に捕獲されて人間爆弾にされ
大郷隊長も敵の要塞内で自爆し、宇宙鉄面党編ではSSIの隊員が紅 健を含めて
3人に激減する事態になってしまった。


 わりあい面白かったのだが残念ながらスポンサーがオイルショックの影響で倒産
したため、39話で終了したという事だったのが残念だった。

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