ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
否定から入る者達が主導権を握る組織にレベルアップはない
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/thedigestweb/sports/thedigestweb-20953
昨夜甲子園球場で行われたタイガースージャイアンツ戦で0ー11と
大量リードされたジャイアンツが、8回1アウトから野手の増田大輝
を登板させた事に関して賛否両論出ているらしい。
面白いのがシカゴ・カブスのダルビッシュ有や元ボストンの上原
浩治らが賛同したのに対し、堀内恒夫ら旧世代のOB達は批判的なリ
アクションをしている事で結果的に昭和の価値観と平成の価値観の
相違が如実に表れているという事になるのだろう。
昭和の時代の野球観として高校野球をはじめとしたアマチュア的
な価値観である一戦必勝主義を旗印にしており、どんなに大差が付
いても諦めずに最後まで戦うという事が尊いという考えだったので
大差で負けていても敗戦処理投手を登板させると‘試合を捨てた’と
批判されていたようだ。
ところが平成に入った頃からプロは全勝する事は不可能なので、
優勝するチームでも年間50敗はするというのが常識になっている。
だから大差でリードを許した最終回など下手に四球を選びに行く
よりもホームランを狙っていく事の方が最後まで残って観戦してく
れる観客へのサービスという価値観が主流になっているし、敗戦処
理投手が登板したり主力を引っ込めて控えを起用しても文句を言う
観客はほぼいない時代になっている。
ご存知のように今年はコロナ禍の影響で開幕が遅れ日程もタイト
になっているので、特に投手陣への負担は例年以上に大きくなるた
め敗戦処理用の投手を使い切った場合に野手を起用するという措置
は十分ありだと思う。
基本的に日本の競技の中でプロ野球ぐらいOB達が現役時代の威
光をひけらかし、現在より自分達の時代の方がレベルが高かった
と声高に強調している競技はない。
例えば内野手がゴロを正面で捕る事を強調するのは広岡達朗氏
らの現役時代はグローブが小さく正面に回り込まないと取れなか
ったのに対し、今はグローブが大きくなっているだけでなく内野
手の守備位置は広岡氏の時代よりも数mは深くなっているわけで
下手に正面に回り込んでいると内野安打になるリスクが高いのが
実情だ。
だからこそ最近はショートなど正面の打球をわざと逆シングル
で捕りに行くのが当たり前になっているのだが、広岡氏らはそう
いった状況は無視してあくまで基本通りを強調するわけである。
名手といわれた宮本慎也らは正面の打球をわざと逆シングルで
捕る事を推奨しているのに対し広岡氏らは基本を強調するのを見
ていると、今回の野手を敗戦処理で投げさせる事に対する意見の
相違と被ってしまうのだ。
何の世界でも現状維持は後退と同じで常に新しい物を取り入れ
る姿勢が大事なのだが、日本のプロ野球界の重鎮達は何をするに
しても否定から入るため極端な話、彼らが現役の頃はMLBに全く
歯が立たなかったのも当然ではないだろうか。
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サンモニは反体制系の人達を相手にした番組構成のようですが、共〇党の機関紙・赤旗はどれだけ支持層がいるのかを調査するという手段でもあるそうですからサンモニに視聴率がそこそこあると製作サイドも嬉しいようです。
とはいえサンモニの時間帯にTVを見る連中の数が減少しているという事を彼らは気付いてないようですけど。
確かに彼らの実績は認めますが、ホント時代に乗り遅れている感が強いですよね。
特に江川の解説は少なくとも20世紀まではよかったですけど、21世紀の野球には付いて行けてないというのを実感しますよ。
ちなみに江川は監督しか興味がないようでして長嶋監督から再三ピッチングコーチを打診されたものの、最後まで受けませんでしたからね。