遂に洗濯機が壊れ

　8月4日の営業終了後に店の洗濯機でタオルを洗濯していたら、
突然脱水モードが入らなくなった。

　排水されているのに脱水がかからず妙な焦げたような匂いまで
していたから一旦主電源を切って5分ほど置き、その後に再び電源
を入れてすすぎモードから入っても脱水がかからず洗濯モードで
すすいだものの今度は排水されずエラーサインが出るのだから‘遂
に壊れた’という事を実感した。

　翌日とりあえず購入した家電専門店に連絡するとオーナーが午後
から様子を見に来たのだが、手には新しい洗濯機のパンフレットを
握って入って来るのだから‘もうダメ’という事。

　我が家の店に置いている洗濯機は90年に購入したのだが、それ以
前は二層式だったのを初めて一層式にしたのである。

　つまり90年に購入したという事は89年製という事になるわけで96
年に家を建て替えるため仮店舗に移した時には屋外に置いていたし、
家が建て替わってからも途中オヤジがフタに植木鉢を落として割る
などのハプニングはあったものの約30年間もっていたのだから壊れ
た事を悔やむよりも‘よくぞ30年ももってくれた’と感謝の念の方が
強いのだ。

　家を建て替えてからは2階の浴室の脱衣所に2台目の洗濯機を置
いているわけで、新しく購入した洗濯機は2階に置き2階のを店に
入れ替える形にした。

　これで我が家の家電は冷蔵庫やテレビに続き洗濯機まで買い替え
るハメになったのだが、やはりというべきか個人経営の家電専門店
で購入した商品はディスカウントの商品よりも長持ちするので大型
家電の場合は高いけど個人経営の店で買うようにしている。

　本来ならば痛い出費にはなるのだがコロナ給付金のおかげで何と
かなっているから助かる一方で、こういった給付金というのは受け
取ると家の何かが壊れたりして買い直さなければいけなくなり結果
的に貯まらないという事になるのだ。