ジャンボーグAにテコ入れが多いのは

 今から50年前にOAされていたジャンボーグAは以前記したように
32話からミラーマンの防衛チームSGMがPATに合流し、村上チーフ
はPATの4代目隊長となる。

 当時仮面ライダーのダブルライダーやウルトラ兄弟の共演などが
イベント編として度々行われていたのだが、防衛チームの共演とい
うのは昭和の時代に唯一無二の試みで素晴らしいものがあった。

 実はジャンボーグAは27話のジャンキラー編から2号ともいうべく
ジャンボーグ9が登場し始めるし前述したようにSGMがPATへの合流
などがあり、さらにPATにも既存の兵器ファイティングスターやジェ
ットコンドル以外に小型万能攻撃機ハンターQや特殊車両バモスⅠ世
Ⅱ世が38話から投入されている。

 途中から新兵器が投入されるというのは、ゲストメカという形は
あるものの円谷作品では珍しい。

 印象深いのは単なる分析チームだったミラーマンのSGMは26話か
ら3機分離合体可能な大型戦闘機ジャンボフェニックスが投入され、
一気に武装組織としてインベーダーと戦っているのだが考えてみる
とミラーマンのプロデューサーはジャンボーグAと同じ淡豊明氏。

 ジャンボーグAは淡氏がプロデュースした作品だからこそSGMと
の共闘に隊長がSGM隊長になるなどのテコ入れだし、ジャンボーグ
A&9の2体のヒーローは登場するなど他の円谷作品に比べて独特で
ある。

 ウルトラマン80では防衛チームUGMの大型宇宙母艦スペースマ
ミーが途中から登場するなどはあるが、PATのように新しいメカが
投入されたり隊長が何人も替わるというのは珍しいと思うのだ。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« イングランド... 意外に知らな... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2023-09-22 22:23:04
ウルトラと違うことなら何でもいいというスローガンのようなものがあったので、あのような展開ができたのでしょう。そのうえ条件の柵も今ほど強くなかったのも要因の一つでしょうね。

ちなみにスペースマミーは追加メカじゃなくて当初から設定されており、EDのタイトルバックのメインを張ってますよ。
 
 
 
そうですね (こーじ)
2023-09-25 21:52:17
>tamutamu様

 たしかにスペースマミーはEDタイトルバックに登場してますね。

 ジャンボーグAは非ウルトラヒーロー最初のミラーマンでできなかった事を片っ端からぶち込んだ感じですね。
 
 
 
Unknown (アミーゴ今野)
2023-09-27 22:41:06
ミラーマン&ジャンボーグA&9の共闘が見たかった
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2023-09-29 15:18:31
ミラーマンたちの共闘は、時代と形を変えてウルティメイトフォースゼロで実現しています。
 
 
 
21世紀に (こーじ)
2023-09-29 17:25:01
>アミーゴ今野様

 21世紀にミラーナイト・ジャンボット・グレンファイヤーで実現してます。
 
 
 
そうですね (こーじ)
2023-09-29 17:27:42
>tamutamu様

 あの企画ができて共闘を見た時は、40年前の共闘を望んでいたのが実現した気分でした。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。