岡本和真を育てるためにもマギーはセカンドで

巨人、村田修一に戦力外通告 第1次戦力外通告期間最終日に衝撃の発表

 ジャイアンツの村田修一が今シーズン限りでの契約解除を球団か
ら通告されたというニュースが夕方入ってきた。

 鹿取義隆GMは‘チームが若返りを図るため苦渋の決断だった’
と語っており世代交代待ったなしを実感させるものだが、ならば
岡本和真に将来の4番を打たせるための措置にして欲しいと思う。

 ご存知のようにジャイアンツは阿部慎之助以降は生え抜きの大砲
が育ってないのが現状で、特に今年はファイターズにトレードした
大田泰示が規定打席に到達しただけでなく15本のHRを打つなど活躍
しているので余計にジャイアンツの育成姿勢が問われる事になった。

 さて今シーズン4位に終わったジャイアンツの敗因は得点力不足と
いうのは疑いのないもので特に交流戦の頃の13連敗が致命的だった
のだが息を吹き返したのはサードを守っていたケイシー・マギーを
2塁にまわし2番を打たせた事で、代打要員になっていた村田修一も
3塁でで先発起用されて打線がつながり始めたのが大きかったのは
衆目の一致するところだろう。

 ところが評論家と言われる球界OB達のコメントを聞くと来シーズ
ンの2塁はシーズン最終戦で先発し活躍した吉川尚輝あたりを推す
声が多く、マギーを2番セカンドでという声を聞かないし特に谷繁
元信などは‘坂本の打率が下がったのはマギーが足が使えないから
で、吉川だと足が使えるのでストレート系が増えて絞りやすくなる
ので2番には足が使える選手を置くべき'と神宮でのシーズン最終戦
を解説しながら語っていたのが印象的だった。

 つまり球界OBの多くは未だに‘2番は小技が利く選手'という固定
観念が強いので、ここ数年MLBでは主流となっているアーロン・ジャ
ッジのようなホームランバッターを2番に入れるという発想からは程
遠い事が分かる。

 とはいえ今シーズン最も上手く行ったのが2番セカンド・マギーな
のだからマギーを3塁に戻して2塁に吉川を使うより、岡本を本来の
3塁手でマギーを2塁で起用すれば生え抜き4番の育成にもつながるの
ではないか。

 そういう意味でも今回の村田との契約解除で代わりに誰が起用さ
れるかで、今後のジャイアンツの姿勢が窺えると思うのだ。

 

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