ジャーナリスト・根来甚造の‘本懐’

 ウルトラマンネクサスのEP23でジャーナリストの根来甚造は
メモリーポリスの追跡からUFO研究家のメンバーに匿われた後に
東京の地下にある秘密通路を教えてもらい探索に行く。

 TLTのイラストレーターがビーストの出現ポイントから導き出
した溝呂木のメッセージをUFO研究家達も分析できるのだから凄
いのだが、その情報を持って根来が探索に行くというのもジャー
ナリスト魂全開という事になるだろう。

 ただでさえ謎の失踪事件や山崩れなどが頻発する謎を探ろうと
する中でM‣Pから追い回され始め、それゆえに何らかの存在を察
知して最終的にゴルゴレム編で保呂草が撮影した写真から遂にビ
ーストの存在に辿り着く。

 本来なら危険極まりないため探査を打ち切ってもよさそうなの
だが更に真実を探るために地下の秘密通路に潜り込むわけだが、
ここにクトゥーラの触手が現れて根来を襲おうとするのを姫矢が
ブラストショットを撃って救う。

 TLTとUFO研究家達にだけでなく姫矢にも終焉の地につながる
ゲートの存在を察知していたわけで、これもまたデュナミストの
能力なのか。

 クトゥーラの攻撃は一旦撃退したものの本体を倒さなければ
再び触手の攻撃が続くため、歴戦のダメージでボロボロになり
ながら姫矢はエボルトラスターを振り回しながら変身して終焉
の地へ乗り込んで行く。

 その様子を初めて自らのカメラで撮影しながら見送る根来と
いう図式はジャーナリストとしての本懐を果たした瞬間だが、
姫矢が持つ大きく重い使命を実感するものだろう。


 

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