大げさな台風情報に呆れる

　先週の日曜9月3日午後に娘の通う高校から‘明日以降台風接近の
場合は休校になります’とのメールが届いたので驚いたわけだが、
昨日は晴れて‘台風どこにある？’という感じで妙に腹が立ってきた。

　基本的に毎日ネットで天気予報や天気図はチェックしているので
台風などが発生したり接近すると嫌でも台風情報は耳に入るのだが、
今回いきなり件の台風メールが学校から来たので驚いたわけで‘どこ
からそんな情報が流れて来たのか’と思ったのだ。

　それにしても思うのは最近の台風情報などを見ていると悪く言え
ば大げさな報道が多く、最終的には大した事なかったケースが多々
あるのだ。

　平成の初めの頃に来店した年配者が‘台風が来ようから気ぃつけん
となぁ’と言うので、新聞の天気図を見てみると台風は沖縄近海にあ
り位置的に言えば少なくとも北部九州に接近する可能性はないだろ
うというレベルだった。

　ところが気象情報のアナウンサーが`警戒を’などと大げさに言う
ので年配者は真に受けて大騒ぎしていたわけで、えらく大騒ぎだ
なと思っていたわけだ。

　報道する側にしてみると何も言わないと被害があった時に批判
が出るし、少しぐらい大げさに言った方が何もなければそれでい
いという事だろうし以前TV朝日の国賊コメンテーター〇川氏など
堂々と言っていた。

　ただイソップ物語の嘘つき少年の話のように大げさな事ばかり
報道していたら、そのうち人々は慣れて来て‘また言ってるよ’状態
になり誰も信用しなくなり本当に台風が接近した時に大きな被害
が出るケースは多々ある。

　今やネットの発達で台風の位置や予想進路などが分かる時代に
一般人も賢くなっているのだから下手な煽りは意味がないし、む
しろ報道不振を助長するだけではないかと思うのだ。