松坂大輔 の右肘手術は飛躍へのチャンス

松坂が手術へ、今季絶望か=故障の右肘靱帯を再建―米大リーグ(時事通信) - goo ニュース

 今日のニュースでボストンの松坂大輔が右肘靱帯の再建手術を受ける事に
なり、復帰までは1年から1年半かかるという事で今シーズンは絶望だという。
 
 正直言って以前も記したように松坂の ここ数年の不調は長年の勤続疲労から
来る右肘の不調からフォームを崩して悪循環になっていると思っていたので、
諸悪の根源である肘の痛みを断つためには復帰には時間がかかっても手術を
受けた方が絶対にいいと考えていたので個人的には喜んでいる。

 松坂には‘投げれば投げるほど調子を上げるので100球ちょっとで降板させる
MLBのやり方では実力を発揮しづらい’と日本のプロ野球OB達を含めたメディア
の主張だった。

 江川卓も全盛期には5回ぐらいからピッチが上がり始め、9回の最後の打者を
150㌔の速球を高めに投げ込んで空振り三振を取って試合を終えるという
シーンがあったので松坂の投球内容も そういう感じだったため我々も好意的に
見ていた。

 そういえば投げ込みを主張する松坂に対し
‘投げ込み中心という日本式のやり方を否定する気はないが、MLBにはMLBの
やり方がある。
 MLBでは40歳を越えても150㌔を出して勝てるピッチャーはいくらでもいるの
だが、それはMLB式でやっていたからなので松坂も40過ぎまで150㌔を投げた
ければ我々のやり方をリスペクトして欲しい’
とボストンのコーチが言っていたのを思い出す。
 
 李啓充氏のコラムによれば‘MLBの9人に1人の投手がトミー・ジョン手術を
受けた経験がある’‘投手にとって肘の故障は職業病’と語られている。

 つまり速球派のピッチャーである松坂は いつかは手術が必要な故障をする可能
性が高かったという事だろう。

 これによって復帰した松坂が投げ込み式の調整をするのは絶対に無理だという
事が分かるし、そうなればMLB式の調整法を絶対に受け入れざるをえない。
 
 その結果 松坂の選手寿命が飛躍的に伸びるとなれば、日本式の‘投げ込み絶対
主義’に一石を投じる事ができるかもしれないし、それを大いに期待したいものだ。
 

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