いいキャラなのに不憫な豪力怪獣アロン 

 先日あるサイトで実力はあるのに扱いが不憫な怪獣として、豪力
怪獣アロンが挙げられていた。

 アロンといえばウルトラセブンのガッツ星人編で星人がセブンの
能力を探るために冒頭に登場し、セブンと死闘を繰り広げた末に最
後はアイスラッガーで首を切断されて倒されるのだがセブンをエネ
ルギー切れ寸前まで追い込まれており意外な強豪だったわけだ。

 悪魔的な外見でカミソリのようにするどい歯や突風をおこす翼に
鋼鉄のムチのような尾や怪力が武器になっているわけで、もう少し
メジャーになってもおかしくない怪獣ではないか。

 劇中でモロボシ・ダンがアロンの事を知っているのはM78星雲で
存在が確認されていたり、過去にセブンが別個体と対戦経験がある
などの設定があったようだ。

 ガッツ星人宇宙船のモニター画面で分析されながらのためモノト
ーンのみで登場するのだが、巨大な岩を投げつけるなど力技だけで
なく水たまりに身を隠すなどの能力も持っているので手こずってい
たし雨の中の戦闘シーンがあるように何度か戦っていたのではない
かと思われる。

 ビジュアル的にも実力的にも噛ませ犬的な扱いになるのは惜しい
キャラだけに、個人的にはセブン暗殺計画は3部作にして欲しいぐ
らいだと思う。

 つまり本来の前編を中編として前編はセブンとアロンの死闘を丁
寧に描いて行けば更なる重厚なEPになったのではないかと思うのだ
が、一方でクレージーゴン編がなくなるのも惜しい気がするの痛し
痒しだろう。

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