12月28日は岸田森の命日

 今日は12月28日は長男の誕生日なのだが、私の大好きな
岸田森の命日でもある。 
 昭和の特撮ファンで岸田森の名前を知らない者はほとんど
いないと思う、それぐらい名の通った特撮俳優だ。
 最初に岸田森の名前を知ったのは‘帰ってきたウルトラマン’
の主人公・郷秀樹の師匠にあたる元レーサーの坂田健役だ。
 第6話‘決戦怪獣対マット’で新型爆薬のスパイナーを使用
するので退避命令が出るものの、妹であり郷の恋人・アキが
重症で動けない状態のため拒否し太平洋戦争中での東京大空襲に
ついて語るシーンは小2ながらジーンときた。
 また35話の‘残酷・光怪獣プリズ魔’では脚本も手がけ不気味
な独特のムードを醸し出す作品を書いた。
 その後も‘ファイアーマン’でボケをかます水島三郎博士を
楽しそうに演じたりしていた。
 ただ岸田森の名を不動のものにしているのが12月8日に書いた
怪奇大作戦の牧史郎役。この役こそ岸田森の岸田森による岸田森
のための役だった。
 怪奇大作戦は21世紀に入った今こそリメイクされるに相応しい
作品だが牧史郎の代役がいないのでできないという話を聞いた時
さもありなんと思ってしまった。それだけハマリきった役だった。
 他にも‘傷だらけの天使’で先日亡くなった岸田今日子演じる
綾部探偵事務所社長の部下・辰巳五郎役で萩原健一と水谷豊のコン
ビを影から見張ったり、サポートしたりしていた。冷酷なようで
小心者という特異なキャラを作り上げて演じていたのが印象深い。
 ネットに接続した04年にネットサーフィンをしていたら岸田森と
平田昭彦を扱っていた‘宮田ぎゃおすの千年帝国’というサイトが
あり、そこで岸田森の命日が私の長男の誕生日という事を初めて
知った。ちなみに次男の誕生日は平田昭彦の命日と同じ日で凄い
偶然だ。
 いずれも1度見たら忘れられない役者だが、息子達にもそういう
存在感のある男に育って欲しいと願っている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
あのとき (柴田真紀)
2006-12-29 00:07:56
 岸田森さんの告別式で弔辞を読んでおられたのが今日子さんでした。
 その今日子さんも鬼籍に入られてしまいました。

 年月を感じます。
 
 
 
それは (ゆう)
2006-12-29 00:09:44
知りませんでした。そうだったんですね。岸田森の命日だったんですか~。確かに素晴らしい名バイプレイヤーでしたよねえ。
存在感のある男。いいですね。もしも息子がいたら…。そんな男になって欲しいと思いますねえ。小生も…。
 
 
 
私も実は・・・ (中野区民Y)
2006-12-29 20:37:03
命日は知りませんでした。
私は「傷だらけの天使」が大好きですので
やはり『辰巳さん』です!
来年早々、ショーケンの復帰作がこの映画になるそうですよ。
修ちゃんのその後ということですが、脚本には岸田今日子演じる“綾部のバ〇ァー”は登場してたんでしょうか・・・
「探偵物語」の岸田 森さんも、面白かったなぁーー
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-12-29 23:37:48
>柴田真紀様
 そうなんですか、24年後に今日子さんが亡くなられてますからね。食道癌はタバコの吸いすぎでしょうかね。
>ゆう様
 代わりが務まるとすれば堀内正美、豊川悦司、小川敦史らですか。でもピンと来ませんね。
>中野区民Y様 
 傷だらけの天使は面白かったですね、探偵物語と通じる物があります。探偵物語の怪盗はやはりカツラでしたね、
松田優作とフェンシングで対決しばれるのでしたね。
 
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