ここからがジェイミー・ジョセフHCの腕の見せ所


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ans/sports/ans-113896

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪をはじめ多くのスポーツイ
ベントが延期や中止になっている中、6月下旬から7月上旬に予定さ
れていたジェイミー・ジョセフHC率いるラグビー日本代表の強化
試合3試合が中止になったようだ。

 相手は6月27日にウェールズ、7月4日&11日にイングランドとの
対戦だったわけで選手強化に関しては貴重な3試合が中止になった
し3年後のフランス大会への強化スケジュールに狂いが出たなどと
言うメディアがあるが正直言って仕方ない事と思う。

 実際ジョセフHCも‘世界的なコロナウイルスの感染状況を考え
るとやむを得ない’とのコメントを発している。

 確かに世界的な強豪と3試合を戦えるというのは強化を考えると
重要な時間を無駄にという事になるが、今回は新型コロナウイルス
の影響が世界的に及んでいるので条件は平等だというのを忘れては
いけない。

 日本人は努力志向が強く‘強いチームが1時間練習するならば弱い
チームは3時間やらないと追い付かない’というメンタリティがある
ので、こういう発想になるのだろうが正直言って考え方としては
古いものではないか。

 思えば昨年9月に行われたMGCファイナルも国内は盛り上がった
ものの同じ9月に行われる世界陸上に主力選手を送り込まない事に
なったため国際陸連からは顰蹙を買っただろうし、国内の選手だけ
で東京五輪のマラソンコースを走らせたのは抜け駆けと解釈されて
国際的には決して評判はよくなかったはず。

 日本陸連としては五輪のマラソンで何としてもメダルが欲しかっ
たのでホームアドバンテージを生かしてのものだろうが、モラル的
には決していいものではないだろう。

 とかく日本では時間をかけるといいものができると思いがちだが
今では量より質の時代になっており、確かにノンキャリアの選手に
貴重な強化の場を与える余裕がなくなるといえばそれまでだが南半
球のスーパーラグビーを上手く活用するなど手はあるはず。

 これが日本人監督ならば予定が狂って迷いが生じるのだろうが、
ジョセフHCは経験豊富だから あらゆるプランを準備していると思
われるので過大な心配は無用だと思う。

 とりあえずカーレースでいえばセーフティーカーが入った状態に
なるわけでコレが外れた時が勝負になるのだから、ここからが各国
ヘッドコーチ達の腕の見せ所ではないだろうか。

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