プロ野球の監督は相変わらず人気先行なのか?

松井秀喜氏、監督質問に苦笑「しつこい」 前向き発言も(ORICON STYLE) - goo ニュース

 先日 某CMの発表会見で元NYヤンキースの松井秀喜がジャイアンツ
監督就任の可能性に関して言葉を濁していたようだ。

 個人的には松井秀喜ほどの人材はジャイアンツの監督というより
マイナーのコーチを経てNYヤンキースの監督をして欲しいと思う
クチだし、読売系マスコミが松井を監督にするためのアドバルー
ンを上げているとしか思えない。

 それ以上に残念に思うのは日本のマスコミの監督に対する認識が
監督としての能力ではなく、現役時代の論功行賞的なものという
感じなのだ。

 たしかに昭和の時代はチームのスター選手が現役時代の実績で
監督に就任というのはよくあったのだが、長嶋茂雄や有藤通世ら
引退後すぐに監督に就任しても失敗するケースが殆どで最近では
評論家でワンクッション置いたりコーチを経てというパターンが
メインになっている。

 にも拘らずジャイアンツの場合はマスコミが高橋由伸や、阿部
慎之助に対して‘将来の監督手形’的な報道をする事に対し違和
感があるのだ。

 選手としての能力とチームをマネジメントする能力は全く違う
はずなのに現役時代に実績を残したのだからマネジメント能力も
あるだろうという考え自体が危険だし、実際に現役時代の実績で
監督を務めてチームをガタガタにしてファンから罵声を浴びる
ケースは多いのに現役中から‘監督手形’報道をするのは利口
な事ではない。

 監督をしたいのならMLBのようにコーチを務めて実績を残す
ような提言こそ報道に求められるのだが、残念ながら日本のマス
コミに そういう意見がないのが残念でならない。

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