競泳日本選手権が開幕  

瀬戸、萩野破り初優勝=女子50バタは池江―競泳日本選手権

 7月にハンガリーのブダペストで開催される競泳の世界選手権の
代表選考を兼ねた今年の競泳日本選手権が、今日から開幕し初日に
行われた男子400m個人メドレーではリオ五輪・金メダリストの
萩野公介はライバルの瀬戸大也に0,01差で敗れ2位になったものの
代表に決まった。

 ライバルの2人だが400m個人メドレーでは瀬戸は萩野に勝った
事はなく、今回の日本選手権で瀬戸は初優勝となったわけである。

 ただし萩野がリオ五輪終了後に4年後に備えて右肘の手術をして
の大会だったのに対し、瀬戸はW杯を転戦するなど自信を付けて臨
んでのレースだっただけに こういう結果も当然ではある。

 リオ五輪の競泳陣は男子400m個人メドレーで萩野公介、女子
200m平泳ぎで金藤理絵が金メダルを獲得しただけでなく男子200
m個人メドレーで萩野、男子200mバタフライで坂井聖人が銀を
男子400m個人メドレーで瀬戸大也、男子4×200mリレーに女子
200mバタフライで星奈津美が銅メダルと7つのメダルを獲得。

 ただし日本のお家芸ともいえる平泳ぎやメドレーリレーでメダル
を逃すなど必ずしも100点満点の結果ではなかったわけで、4年後
の東京五輪までに100m系の種目の強化が課題になっていた。

 そういう意味では今日の種目である男女の100m平泳ぎでは女子は
青木玲緒樹がロンドン五輪のメダリスト・鈴木聡美に勝って優勝し、
男子は小関也朱篤が200m平泳ぎで世界記録を出した渡辺一平に勝ち
渡辺以外の3人が代表に選出された。

 女子では22歳の青木が勝ったのは嬉しいが男子では小関が勝った
ものの、渡辺が200mのスペシャリストとはいえ参加標準をクリア
できなかったのは残念だ。

 とりあえず今大会はリオで経験を積んだ池江璃花子や今井月らが
どこまでレベルアップしたのか、なども楽しみにしたい大会である。

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