ウルトラセブンの歌パート2に ついて

　ウルトラセブン36話・必殺の0,1秒に登場するペガ星人は地球の
気圧に耐えられないため宇宙船の中でのみの行動になるが、宇宙
船の火力が絶え間ないためかセブンは内部に侵入して星人を倒し
た後にワイドショットで宇宙船を破壊する。

　この時にBGMで流れていた軽快なメロディがウルトラセブンの
歌パート2で前半のゴドラ星人編と、キュラソ星人編に次いで3度
目になるのだが後半最初で最後の使用となった。

　ゴドラ星人編では等身大から巨大化して戦う時にキュラソ星人編
では星人に乗っ取られたアンヌが人質になっているβ号をα号とγ号
で強制ドッキングする時に流れており、ペガ星人編でもセブンが等
身大と巨大化を使い分ける時に使用されているイメージだ。

　もともとセブンの主題歌は歌詞は同じで2種類作られたようだが、
採用されなかった候補のカラオケ版がBGMとして使用されたわけ
で満田かずほ・鈴木俊継・野長瀬三摩地と3人の監督が使用してい
る。

　ところがセブンから4年後の72年5月5日にOAされたウルトラマン
A5話のギロン人&アリブンタ戦でゾフィが初登場した時に、この
テーマの2番と3番の間奏が流れゾフィのテーマとして日の目を見
る事になった。

　セブンは子供の頃から度々再放送があるわけだがBGMは特徴が
あって英語の歌であるULTRA7など覚えていたのだが、このウルト
ラセブンの歌PART2はあまり印象がなかった。

　それがレンタルビデオが普及して何度も見ているうちに先ほど
記した間奏が‘どこかで聴いた事のある曲’と思っていたら、エース
の再放送でギロン人&アリブンタ編が数日前にOAされていたので
ゾフィのテーマだった事が分かったわけで以後サントラ盤も購入
したおかげで認知する事ができた。

　まぁゾフィは単独主演番組がないわけだからテーマ曲もなく、
タロウではバードン編などで我らウルトラ6兄弟がバックに流れ
ていたぐらいだから短いテーマの場合はこの曲が最適ではない
だろうかと思う。