明日から交流戦

　プロ野球は明日からセ・パ交流戦が始まる。　

　05年から始まった交流戦は当初1カードをホームとロードでそれぞれ
3試合づつ6試合行い合計36試合を行って優勝を決めていたが、最近は
1カードをホームとロードでそれぞれ2試合づつ4試合 合計24試合を行う
ように変更されている。

　当初の6連戦が6週続くシステムは大変だったのが分かるが、最近の2連戦
ベースのシステムも妙に中途半端な感じだ。

　そもそも交流試合として冠スポンサーを付けて優勝を決め、そのため予備
日まで取って行うというのというシステム自体が おかしいのではないかと思う。

 交流戦の元祖であるMLBの場合はレギュラーシーズンの一環として行って
いるので交流戦優勝などというものはありえない。　

　交流戦は普段見られないカードが見られ、セリーグのチームがDHをどう
使いこなすか？パリーグのチームの投手がどんなバッティングをするか？
などというのが魅力だろう。

　交流試合をレギュラーシーズンの試合としてカウントするのは当然なの
だが、屋上屋を作るかのように‘交流戦優勝’などというイベントにする
必要はないと思う。

　個人的にはレギュラーシーズンのスケジュールの中でホームゲーム3カード
3連戦＆ロードゲーム3カード3連戦の合計18試合で行えばいいのではと
思っている。

　2連戦続きのシステムは大型連勝と大型連敗がありえるので開幕以来
調子の上がらないチームにとってはありがたいし、好調なチームが つまづく
ケースもある。

　そして投手陣の質はいいものの量が足りないチームにとってもありがたい
システムだから、この恩恵を1番受けたのが2連覇中のホークスだろう。
　杉内やホールトンに和田・大隣ぐらいまではいいが、5番手以降は力が落
ちるホークスの投手陣には おあつらえ向きだったのだ。

　さて今年は どうなる事やら・・・・