劣悪な国立の芝に ついて

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/football_zone/sports/football_zone-493618

　サッカー日本代表の森保一監督が来年の元日に行われるタイとの
親善試合を前に、荒れたピッチコンディションに対する見解を述べ
ていた。

　12月9日に行われた天皇杯決勝の川崎ー柏戦で両チームのゴール
前付近や所々で芝生がめくり上がる様子が見られるなど、状態の悪
さが目立ちピッチコンディションが話題になっていた。

　考えてみれば最近の国立では11月23日にラグビー早慶戦から早明
戦にサッカーJ1昇格プレーオフ決勝の東京Wー清水戦などサッカー
やラグビーの試合が立て込んでおり、特にラグビーとサッカーを交
互に行うとピッチコンディションは悪化するわけでやむを得ないの
かもしれない。

　例えば高校ラグビーが行われる花園ラグビー場は決勝の頃になる
と見るからにピッチ状態は荒れているし、秩父宮ラグビー場も然り
で12年6月にサッカー日本代表がW杯最終予選予選をオーストラリ
ア・ブリスベーンで戦った時に数日前同じ会場でラグビーの試合が
行われたため相当荒れていたのを思い出す。

　基本的にサッカーの天皇杯やルヴァン杯のようなカップ戦決勝は
中立地で行うのが筋で、ラグビーでも早明戦は以前から国立で行わ
れていたし早慶戦は100回目というメモリアルゲームだったからと
いう形で立て込むのは仕方ない。

　そもそも国立は観客席の屋根で日照時間が短いという話を聞いた
のだが、しょせん陸上競技場でサッカーやラグビー仕様ではないと
思った方がいいのでは。

　だからサッカーの代表戦は国立で行う必要はないし高校サッカー
でも、むしろトラックのない専用スタジアムを聖地化した方がいい
と思うのでピッチコンディション保護という意味でも埼玉スタジア
ムを準決勝&決勝会場にするべきではないかと考える。

　ラグビーも主な試合は専用スタジアムである秩父宮を使えばいい
わけで、トラックを残した時点でサッカーやラグビーの聖地扱いを
するべきではないと思っている。