ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
今日は赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日で
今日12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入り見事に吉良上野介を
討ち取り、主君・浅野内匠頭の無念を晴らす本懐を遂げた日である。
昭和の時代は12月に入ると夜は忠臣蔵の映画がやたらと流れてお
り子ども心に嫌でも物語を覚えていたし、図書館に行って忠臣蔵の
本を借りて読んだりしていた。
どうしても子どもの頃は吉良邸討ち入り後のチャンバラのシーン
を楽しみに見ていたので、逆に言えば討ち入りシーン以外は最初の
浅野内匠頭による刃傷シーンが印象にあるぐらいで討ち入りまでは
退屈に感じていた。
だから討ち入りシーンがメインの映画版を主に見ていたし、ドラ
マ版は今一つ好きになれなかったのだ。
ところが歴史が分かるようになってくると討ち入りを行う前を描
いた東下途中の内蔵助が垣見五郎兵衛の名前を語って宿泊している
と本物の一行が現れる話や、赤埴源蔵が討ち入り前に兄に暇乞いに
行ったところ不在だったので衣桁に兄の羽織をかけて1人で徳利の
前で別れの杯を酌み交わした話は欠かせない。
さらに内蔵助が討ち入り前に浅野内匠頭の奥方・瑤泉院を訪ねる
も侍女の中に敵方の間者がいる事を察知して当たり障りのない事を
言うため瑤泉院が激怒し、甘んじて受けながら浅野内匠頭の仏前に
浪士達の連判状を供えて帰った後に間者がそれを盗もうとして正体
を現すが取り押さえられ連判状を見た瑤泉院が内蔵助の真意を知る
という南部坂雪の別れなども映画となるとカットされやすい。
そんなわけでドラマ版の方がこういったエピソードを丁寧に描け
るので見応えがあるし楽しめるのも歳を取ったせいなのかと思うし、
歳を取るにつれて楽しみ方が変わって来る事を実感するのだ。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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アイデアが怪獣忠臣蔵的な感じですから、東宝もネタが尽きていたのでしょうね。
怪獣映画もですが、いろんなところから知識は学べますので何にでも興味を持つ事は大事ですね。